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ある性転者の告白 最終章-1

これより最終章を迎えます。
以前にもご注意を申し上げましたが、きわめて人倫にもとる内容が含まれております。
あくまで、フィクションであることを念頭にお読みください。
またフィクションであっても、そのような内容は許せないという方は、
この後の部分は読むことを控えてください。

なお、否定的コメントが多く寄せられた場合には削除する可能性もあることを
ご承知おきください。

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 不思議なくらいの充足感と幸福感の中で妊娠も中期を迎えたある日、涼子が私に言いました。
「そろそろ、病院で診てもらった方がいいわね。おなかの赤ちゃんもちゃんと育ってるかどうか確かめないと。でも、普通の病院じゃ無理だから、村井ちゃんの知り合いのところ行きましょう。」
 確かに言われるまでもなく、通常の病院での診察は不可能であることは明らかでした。なぜなら、私は戸籍上、男のままであり、保険証なども「高野直樹」のままでしたから。
 私は、村井の知り合いということで少し不安になりましたが、このまま診察も受けずに過ごすこともできないと思い、涼子の申し出に同意してしまったのです。
 このことが私への最大の残虐な企みへの序章だということも知らずに。

 村井の運転する車で、涼子と結花を伴って向かったのは、小さな産婦人科病院でした。そこは看板も古びていて、目立たない建物の中にありました。
 中に足を踏み入れると、待合室には誰一人姿がなく、ひっそりとしていました。
 私は言いようのない不安に襲われましたが、私のような立場の人間を診察してくれる所は、こういう所くらいしかないのかもしれないと自分に言い聞かせ、そのまま待合室の長いすに腰掛けました。
「大丈夫だからね、心配ないのよ・・・。ママが・・ついてるから・・・。」
 私は少し目立ち始めた下腹部をさすりながら、お腹の子供に囁きかけました。それは
自分自身の不安を打ち消すためでもありました。
 やがて私の前に、村井と共に医師らしい老年の男が現れました。
 その男はかなりくたびれた白衣とサンダル履きという崩れた感じで、無精ひげも伸びた風采のあがらない印象でした。
 私は、男が「診察室」と称した小さな部屋に通されました。あたりを見回すと、そこには古びてはいましたが、明らかに診察のための道具が備わっていて、中央には産婦人科独特の診察台もありました。
(よかった・・・ちゃんとした病院みたいね。)
 私は幾分、安堵感を覚えました。
 
 その後、診察着に着替えた私は、指示されるまま診察台に横になり、両脚を足台に乗せました。それは下半身を無防備にさらけ出す、本当に恥ずかしい姿でしたが、診察のためには仕方のないことだと心に言い聞かせました。 
 ところが、次の瞬間、その老年の医師は足台に乗せた私の両脚を、革製のロープできつく固定し、さらに両腕まで、診察台の下から伸びる同様のロープで縛り付けたのです。私は完全に身動きがとれない状態になったのです。
 私は、産婦人科の診察とはこんなに厳重にするものなのかと消えかけていた不安がまたわき上がり始めたのです。
しかもその老医師は、私の無防備に露出した『女の部分』を下卑た笑みを浮かべながら眺めると、
「それにしても、よくできてるなぁ・・・男だったなんて信じられねぇ。俺も一発お願いしたいくらいだ。なぁ、村井?」
 などと下品な言葉を口にしたのです。
 それは医師にはあまりに似つかわしくない言葉でした。
「ああ、たまんねぇぜ。顔つきは子供で、こんないい身体してよ。俺もこいつ見てると、いつでもチンポ、ビンビンになっちまうからなぁ。アハハハ」
 老年の医師の言葉に応えるかのように村井も下品な言葉を返すのでした。
「お、お願いです・・・そ、そんなこと言ってないで、早く・・・早く診察して・・・ください。」
 私は口ごもりながら言いました。
 老年の男は下卑た笑みを浮かべたまま小さく頷くと、棚の中から注射器らしきものを取り出し、なにやら薬液に差し込むと、ゆっくりと吸い上げたのです。
「え?注射・・・注射するんですか?」
 私は不安になって、男に視線を向けて言いました。
「ああ、注射しなくちゃ・・・な。」
 男は冷たい口調で言うと、私の腕に躊躇なく注射の針を立て静かに差し込んだのです。
 私は不安を感じながらも、それが産婦人科の診察に必要なものと聞かされ、針の痛みに耐えました。
 男は注射器に薬液が残っていないのを確かめると注射器を引き抜き、小さく頷きました。
 そして次に発せられた男の言葉によって、私の心は一瞬にして凍りついたのでした。

「妊娠も中期になると堕胎手術はできないからな。こうして人工的に陣痛を起こして、早産させる、つまり死産させるしかしかないんだ。」
 男は村井と涼子に視線を向けながら、説明口調で言ったのです。
「え?ど・・・どういうこと?早産って・・・死産って・・・どういうことっ。」
 私は男の言葉の意味が全く理解できずに、思わず小さな叫び声を上げました。
「だって、女としての戸籍のないあなたが母親になるなんてできるはずがないじゃない。だから助けてあげたのよ。堕ろすのを・・ね。」
 涼子が冷たい口調で言いました。
「そ・・・そんなっ・・・だめ・・・だめ・・・堕ろすなんて・・・だめぇーー」
 私の小さな叫び声はやがて悲鳴に変わっていました。その声は無人の病院全体に響き渡るような声でした。 
 私はその場を逃げ出そうともがきましたが、両手足を拘束している革製のロープがそれを許してはくれませんでした。この時初めて、不自然なほど厳重に固定されたことの意味を知ったのです。
 
 数十分後、私は下腹部に鈍い痛みを感じると、その痛みは瞬く間に全身に回っていきました。
「い、いた・・・いたいぃ・・・いたいぃ・・・」
 私は、思わず声を上げました。
「そろそろ始まったみたいだな。陣痛が・・・」
 老医師は座っていた椅子から立ち上がると、私の無防備になった下半身に近づいたのです。
 私は襲ってくる痛みに抗うように、足先に力を入れました。
(だめ・・・だめよ、今、産んだら・・・赤ちゃんが、私の赤ちゃんがぁ・・・)
 私は心の中で必死の声を上げました。しかし陣痛の痛みは少しも和らぐことはなく、いっそう激しさを増してきます。
「ああ・・・いたい・・・いたいぃぃ・・・・」
 叫び声が金切り声に近いものになっていきました。
「ほれ、そろそろ、産道も開いてきたようだ」
 男はそう言いながら、傍らにいた涼子と村井にも近くに寄るように指示したのです。(ああ、だめ・・・だめよ・・・今、生まれてきてはだめよぉ・・。)
 しかし陣痛はもはや抗うことができないほどになっていました。
「ほら、産んじゃいなさい。そうしないと、いつまでも苦しむのよ。さあ、力んで・・・」
 涼子の冷たい言葉が無慈悲な響きを持って耳に入ってきます。
「いや、だめ、生まれちゃ・・だめぇーー」
 私は最後の抵抗を試みましたが、ついに陣痛の激しい痛みに耐えかね、全身に力を込めてしまったのです。
 その瞬間、私のその部分に異様な感触が走り、何者かが身体から抜け落ちていくのがわかりました。
「あああ・・とうとう・・、許して・・・お願い・・・許してぇ・・・ワゥアアア・・・」
 私は泣き崩れたまま、気を失っていきました。
 
 私はこうして唯一の心の支えであった子供まで奪われ、全ての拠り所を失ってしまったのです。私の中の、この言いようもない絶望感は、その後もずっと消えることはありません。 
 しかも、私から最愛の子供まで奪うという残虐極まりない行為を平然とやってのけた彼らの企みはそこで終わったわけではなかったのです。



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「N/Nプロジェクト」外伝  ~牧村文俊 編~

【以前】 牧村 文俊(ふみとし)44歳    ○×サービス株式会社社長 
【現在】 牧村 文乃(ふみの) 24歳    阪木家 メイド
(全身整形による年齢退行)

【協力者】
阪木真智子 42歳  
以前)文俊の妻
現在)○×サービス株式会社 副社長
阪木 義男 37歳  
以前)文俊の部下
現在)○×サービス株式会社 社長 

【オプション】
 洗脳による性格変更済   横柄・独善・傲慢 →→ 従順・臆病・卑屈 

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1006.jpg

文乃! 文乃! 聞こえないの?
あ、真智・・・いえ、奥様・・・気がつきませんでした・・・
もうそろそろ新しい名前に慣れなさい。あなたは牧村文乃。もう牧村文俊じゃないのよ。それに、今また私の名前呼ぼうとしたでしょ?何度も言ってるけど、あなたはもう私の夫じゃないんですからねっ。あなたはこの家の何?答えなさい。
は、はい・・・奥様・・・ふ、文乃は・・・阪木様の・・・め、メイド・・・です。
やり直し! もっと詳しく
はい・・奥様・・・文乃は・・・元妻である真智子奥様と・・・元部下である阪木社長様に・・・雇っていただいた・・・い、卑しい・・・メイド・・・です。
フフフ・・まあ、今日のところはそれでいいわ。
は、はい・・・奥様、ありがとうございます。
あら?あなた泣いてるの?まあ~可愛い。あの傲慢で横柄だった文彦社長が、こんなちょっとのことでメソメソする従順で臆病なメイドさんになっちゃったのね?アハハ、可笑しい。(文乃、慌てて、涙を拭う。)
それにしてもそんな仕事いつまでかかってるの? 本当にグズなんだから。
で、でも・・・この長い爪がじゃまで・・・それにヒールが高すぎて・・・早く動けないんです・・・
だったら、爪切って、ヒールも低いのに履き替えたらいいじゃない!
で、でも・・・だ、旦那様が・・・そうしろと・・・
そう?変なこと言うのね?まあでも旦那様がそう言うなら仕方ないわね。
そ、それに・・奥様、この制服だと・・・なかなか、外に出かけられなくて・・・それで、買い物も、時間がかかっちゃって・・・それで・・・
だったら、そんな恥ずかしい服じゃなくて、普通の服にすればいいじゃない。
でも・・・それも旦那様が・・・これ以外は着てはダメだと・・
変ね?何か考えがあるのかしら?

(ピンポーン・・・)チャイムの音がする。主である阪木義男が帰宅した。
玄関先に走り、義男を出迎える文乃。目を下に向けたままじっと動かない。
真智子も玄関先にやってくる。

あなた、おかえりなさい。
ああ、ただいま
真智子、義男に抱きついて抱擁し口づけを交わす。
文乃、視線を外したままじっと耐えている。
ほら、文乃の前でキスなんかしたら・・・ダメだろ?
あら、大丈夫よ。だって、私たちは夫婦なのよ。文乃はただのメイド。気を使うことなんてないの。ね、文乃?
・・・・・・・ただ、だまって小さく頷く文乃
黙って頷いてるだけじゃダメでしょ! ちゃんと旦那様の目を見て答えなさい!
は、はい・・・申し訳ありません。 だ、旦那様・・文乃はただの卑しいメイドでございます。旦那様が奥様とキスをされるのは・・当たり前です。それに・・仲良く・・夜を共になさるのも・・・文乃は・・全然・・気にしておりません。なぜなら・・文乃は・・・文乃泣き出す。
昨夜、真智子から教え込まれた屈辱的なセリフを口にすることがどうしてもできない。
どうしたの?続きは?早く言いなさい!
文乃は・・夫だったときも・・ウウウ・・・ 真智子奥様を・・性的に満足させられないような・・ウウウ ダメ夫だったから・・・です。
フフフ・・・どんな風にダメ夫だったのかしら?うん?
あ、あの・・・文乃の・・・ウウウ・・・赤ちゃんち○ち○では・・・女性を・・満足させられないんです・・・ウウウ  だから・・旦那様のようなりっぱな方に・・・寝取っていただいて・・・感謝してるんです ウウウッ 
アハハ・・これは傑作だぁ。元社長の重大告白・・・ですね? ハハハ
ところで、あなた、文乃がさっき変なこと言ってたんだけど、この子の長い爪とか、高いヒールとか、いやらしい制服とかって、全部あなたの命令?
いや、知らないなぁ・・・(義男、白々しいそぶり。)
そ、そんな・・・旦那様が、この前・・・
いや、私はむしろもっと仕事のしやすい格好の方がいいんじゃないかと言ったんだ。そしたら文乃がこの方がいいって言うんだ。それで理由を聞いたら、このエロい格好で買い物に出ると、いろいろなお店でサービスしてくれるからだって言うんだよ。
そ、そんな・・ひどい・・(文乃大粒の涙が溢れる。)
それから、どうしてそんなにお金を節約するんだって聞いたら、買いたいものがあるんだって。
うん?何が欲しいって言ったの?
それがさ・・バイブだって言うんだよ。本物そっくりの太いバイブでオナニーしたくてたまらないらしいよ。もう参っちゃったよ。アハハ
う、嘘・・お願い、そんな嘘言わないで!
まあ、旦那様を嘘つき呼ばわりして、とんでもない子ね。それにしても、さすが「ニンフ」のレッスンをしてきただけのことはあるわね。そんな淫乱な子になってるなんて。ねえ、あなた、どちらにしても私たちに嘘をついたんだから、お仕置きしなくちゃいけないわよね?
(文乃、恐怖で震えている、無言のまま涙目で哀願する。)
(真智子と義男、ひそひそと何やら打ち合わせをする。)
決まったわ。文乃に選ばせてあげる。赤コースと白コースどちらがいい?
そ、そんな・・・どちらって言われても・・・
赤コースは赤ワインを頭からかぶり、文乃の好きなそのエッチな服をシミだらけにして、もう着れなくするの。
そ、そんなこと・・・困ります
(文乃は義男から一着しか与えられていない。だから、服をダメにするわけにはいかない)
それから白コースは、白・・・・・
ああ、し、白・・・白コースにしてくださいっ。そうしたらシミも付きませんから・・・(文乃、食いつき気味に答える。)
わかったわ・・白コースね。じゃ、キッチンで待ってなさい。フフフ・・・


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一時間後、文乃は泣きながらキッチンにいた。
あの時、なぜ赤コースを選ばなかったのだろう? なぜ真智子の言葉を最後まで聞かなかったんだろう? なぜ勝手に白「ワイン」だと思いこんでしまったんだろう?

文乃は、元部下の大量の濃厚白「ミルク」に濡れた床を拭いていた。
一度拭いても拭ききれなかったのは、新たな「ミルク」が文乃自身の唇から筋となって流れ落ちてきたからだった。

ある性転者の告白 第22章-4

 とその時、私の肩に誰かの手の触れる感触がしました。
 ハッとして後ろを振り返ると、そこには涼子と村井が立っていたのです。
 涼子は、泣きじゃくる私を冷たい視線で見下ろすと、フッと笑みを浮かべて言ったのです。
「どう?恋人を寝取られる女の気分って?私にも経験があるから、よくわかるけど・・・ね。フフフフ」
 私は、この涼子の言葉で、今までの田中とのことが全て仕組まれたことだと気づいたのです。涼子は、自分の夫に自分と同じ惨めな思いをさせるために、田中と結花を結びつけ、私に恋人を寝取られる女の屈辱感を味あわせるという復習を企てたのでした。
 それは、余りにも冷酷で、残忍で、常人にはとうてい思いつかない企てでした。「あ・・・あんまりです・・・ひどい・・・ひどすぎます・・・。こ、こんなことって・・・。」
 私は涼子の目を睨みつけるようにして言いました。
「何言ってるの?身から出たさびじゃない。フフフ・・・。」
 私は震える身体を両腕で抱きかかえました。その時、かすかな手の感触が下腹部に触れ、忘れかけていた子供の存在を思い出したのです。
「で・・・でも・・・お腹には・・この奈緒美のお腹には・・・赤ちゃんが・・いるの。 赤ちゃんには父親が必要でしょ?」
 私は涼子の最後の温情にすがろうとしました。涼子だって女です。子供に対する思いはあるはずだという思いが私にはあったのです。しかし、返ってきた言葉はあまりに冷淡で残酷なものだったのです。
「そんなの、堕しちゃえばいいじゃない。それとも、産んでママになる?今、流行りのシングルマザーにでもなる?フフフフ。 でも、堕すんなら、早いほうがいいわよ。もたもたしてると堕せなくなっちゃうからね・・・。さあ、わかったら、部屋から出て行きなさいよ。恋人同士のHをじゃましちゃいけないわ。それとも、寝取られる瞬間をここで、見てるつもり? フフフフ」
 そんな涼子の言葉を待っていたかのように、ベッドの中の田中と結花は再び抱き合うと、そのまま倒れかかるようにベッドに潜り込んだのです。
 私は思わず身体を起こすと、そのままワァッと泣き声を上げながら、部屋を飛び出しました。
 
 その夜私は屈辱感と後悔と不安とが入り交じった感情の中で、涙が枯れるほど泣き続け、とうとう一睡もできませんでした。
 明け方になり、窓からうっすらと光りが差し込んできた頃、ようやくわずかながら冷静さを取り戻した私は、フッと自分のお腹の子供のことに気持ちが向きました。
(そうだ、もたもたしてはいられないんだわ。もたもたしてたら堕ろせなくなっちゃう。)
 私には妊娠という過酷な現実が再び襲ってきたのです。田中を失った私にはお腹の子供を堕ろすのは、当然だという思いしかありませんでした。
 私は堕胎手術を行うのは妊娠の初期段階までであり、それを過ぎると堕胎は不可能になることを知っていました。
(そう、子供を堕ろして、それからチャンスを見て、ここを逃げ出すのよ。そうしなければ、この後、どんなことになるか・・・)
 私は泣きはらした瞼のまま、ベッドから起きると、堕胎手術を受けることを告げるために部屋を出ようとしました。
 とその瞬間、再び激しい悪阻に襲われたのでした。それは苦しみではありましたが、同時に私の体の中に確固たる生命が存在することを知らせてくれるものでもありました。たとえ憎むべき相手の子供であっても、それは生命そのものなのです。
 私は脚を止め、その場にしゃがみ込んでしまいました。そして、そっと右手を腹部に当てながら、自分がお腹の子供を守らなければならないという母性のような意識が芽生えてきたのでした。
 私はこうして堕胎手術を受けることを止め、一人で出産することを決心したのです。
 翌日そのことを涼子に告げた時、なぜか吹っ切れたような強い気持ちになっていて、
「そう、じゃ、シングルマザーになるのね。でも、子供を育てるなんてできるの?男のあなたに。」
 と言う涼子の冷たく、皮肉混じりの言葉にも、
「ええ、がんばるから・・・赤ちゃんのためにも・・。」
 と、強い決心をにじませた言葉を返したのです。  

 それからの私は全ての思考の中心を、おなかの中で育っている子供だけに向けるようになっていきました。
 リビングでは、彼らの視線を無視するかのように、おなかの中の子供に話しかけたり、育児雑誌を読んだり、カタログでベビー用品を選んだりと、母親の姿そのものだったと言えるでしょう。
 田中への憎しみはほとんど消えていきました。いえ、消えたと言うよりは消し去るように努めたと言ってもいいかもしれません。それほどまでに、おなかの中の子供への愛情だけが強くなっていったのです。
 そんな私の様子を眺めていた涼子は、
「うん、まさに、女は弱し、されど母は、強し・・・ね。」
 などと、からかいの言葉を投げかけたりしました。
 しかし私はそんな言葉にも、
「ええ、そうよ。母は強し・・・よ。だって、奈緒美、ママになるんだもの。ね、赤ちゃん」
 と言いながら、お腹をさすってみせたのです。
 その頃の私の心には、自分はどうなってもお腹の子供だけは守りたいという母性のみに心を支配されていたように思います。そしてそこのことが、女としての最上の喜びと感じていたのです。
 
 しかし、私が幸福そうな姿を見せれば見せるほど、涼子と結花の復讐心の炎が再び顔をもたげ、しかもそれが村井たちの邪悪な思いと相まって、あの残酷な、いえ、残酷などというありふれた言葉では言い表せない、まさに悪魔の所業とも言える行動へと彼らを駆り立てていったのです。

ある性転者の告白 第22章-3

 その後3週間ほどして、私は急にこみ上げるような吐き気を感じ、トイレに駆けこみ、食べたばかりの食事を戻してしまいました。
 それが悪阻というものだということはすぐにわかりました。
 そんな悪阻の症状は何日間か続き、その間は食べ物の匂いを嗅ぐのもつらいほどの吐き気が断続的に襲ってきたのです。もちろん、そんな状態ですから、田中の性的な求めにはまったく応じることができなくなってしまったのです。それまで何とか口や手を使って受け止めていた田中の精の迸りを、生理的に拒む気持ちが強くなっていったのです。もちろん愛が冷めたわけではありません。むしろ悪阻を通じて、高まっていく母親としての思いが、より父親として田中を求めていたとさえ言えます。しかし、身体の関係はどうしても、避けたいという気持ちになっていたのです。
 田中は私がすべての性行為を拒否したことに怒りを露わにして、部屋を出て行きました。しかもいつもは数時間で戻るのに、その日は何時間経っても戻ってきませんでした。私は徐々に胸騒ぎを覚え、田中に謝りたいという気持ちから部屋を出ました。その頃はすでに外鍵は外されていましたので、部屋から出ることは自由にできたのです。
 
 廊下に出て離れに向かうと、かすかな笑い声が聞こえてきました。
 それは田中と結花の声のようで、廊下の中程にある結花の部屋から漏れてきているようでした。さらに近づくと、その声は男女が親しげに睦言を囁きあう声に聞こえてきたのです。私は高まる不安の中、その部屋に近づきました。そして一度深呼吸をすると、震える手でドアをノックしました。
「だれ?奈緒美ちゃん? いいわよ、入ってきても。フフフ」
 中から、結花の意味ありげな笑い声が返ってきました。私が尋ねてくるのが予めわかっていたかのような口ぶりです。 
 私は静かにドアのノブを回し、ゆっくりとドアを開けました。
 その瞬間、私の目には信じられない光景が飛び込んできたのです。
 私にとっては、あまりにも残酷なその光景を、おそらく一生涯忘れることはできないでしょう。
 ベッドの中で裸の男女が上半身だけを起こし、私を見つめているのです。
 それは正に私の元恋人の結花と、そして現在の婚約者である田中が、ちょうど性行為を終えた直後の姿だったのです。
「こ・・・これは、一体・・・どういうことっ?」
 私は思わず、声を上げました。
「フフフ・・・、どういうことって、見ればわかるでしょ?こういうことなの。」
 結花は冷たい微笑みを浮かべると、隣の田中の首に両手を回して、しがみつくようにすると、田中の唇に自分の唇を近づけたのです。
 すると田中も、それに応えるように唇をさらに近づけ、熱い口づけをしてみせたのです。
「う・・・うそ・・・ウソでしょ・・・・?聡さん・・・ウソでしょ・・・?」
 私は、あまりにも信じがたい光景に動揺が止まりません。   
二人は、濃厚なキスから唇を離すと、私の方に視線を送りました。
「ウソじゃねぇよ、俺たちずっと恋人同士だったんだから・・・な?結花?」
 田中が、結花に同意を求めるように言うのです。
「フフフ・・・そういうことなのよ。わかったでしょ?」
 結花は大きく頷くと、勝ち誇ったような笑みを浮かべて言いました。
 私は、膝の力が抜け、がくがくと全身が震え出すのがわかりました。
「そんな・・・・そんな・・・・あんまり・・・・よ。・・・・二人とも・・・ひどすぎるわっ・・・。」
 私はその場にしゃがみ込んでしまいました。両方の瞳からは大粒の涙が溢れていました。
(ううん、でも、これは、やっぱりウソだわ。だって、聡さんが奈緒美を愛していると言ってくれた言葉にウソがあるわけはないもの。)
 私は泣きながらも、そう心に言い聞かせて、
「ね、聡さん・・・ホントのこと言って・・・・。きっと奈緒美が・・・いけない子だったから・・・悪い子だったから・・・おしおきのつもりで・・・そんなこと・・・言ってるんでしょ?ね、そうでしょ? だったら、奈緒美・・・・もう二度と聡さんの言うことに・・・・逆らいません・・・。いつでも・・・いつでも、聡さんの求めには・・・応えますから・・・ね?聡さん」
 田中の目を直視しながら言ったのです。
「あらあら、ホントに素直で従順な奥様ね。奈緒美ちゃんは。ね、どうする?聡。可愛い奥様にあんなこと言われて・・・フフフ」
 結花は田中に向かって言いました。それは、絶対に田中が自分から離れるはずがないという自信に溢れた口ぶりでした。
「でもなぁ・・・俺は、結花を愛してるしなぁ・・・。ま、それは、無理だなぁ。」
 田中はそう言うと、ベッドサイドのテーブルに置いてあるタバコに手を伸ばしました。
「そ、そんな・・・だって、奈緒美のこと・・・奈緒美のこと、愛してるって・・・言ってくれたじゃない。ね、そうでしょ?」
 私は田中を失いたくないという一心で、涙声を張り上げて言いました。
 すると田中は、それまでのニヤついた表情をキッと一変させ、冷たく言い放ったのです。
「うるせぇんだよ。いつまでもピーピー・・・。俺はお前みたいなガキに興味はないんだよ。俺は、結花みたいな大人の女が好きなんだよ。ホントに子供みたいな顔しやがって、言うことだけは一人前なんだからよぉ。」
「そ、そんな・・・ひどい・・・この顔だって・・・奈緒美の・・・奈緒美のせいじゃ・・・ないわ。みんな・・みんな・・・」
 私は、「みんな、あなた達のせいじゃない」と言い出しそうになるのを必死でこらえました。そしてもう羞恥心も捨て去って言い放ったのです。
「だけど・・・奈緒美、お顔は・・・お顔は子供みたいかもしれないけど・・・でも・・・身体は・・・大人・・・ううん、大人の人にも負けないわ。ほら・・・。」
 私は着ていたパジャマの前を開けて、胸の谷間を見せつけたのです。
「あらあら、すっかり自信過剰なイヤな女になっちゃったのね。なんか、サイテーな女ね。奈緒美ちゃんって。」
 結花が冷たい笑みを浮かべて、そう言いました。
 するとそれに応えるように、田中が信じられないような残酷な言葉を口にしたのです。
「いや、女なんかじゃねぇよ。所詮こいつは男だぜ。俺には男を愛する趣味はねぇからな」
 私は田中の言葉に背筋が凍り付きそうな思いでしたが、それを打ち消すように言いました。
「そ・・・そんな・・・奈緒美は女、女よ。だって、聡さんの、赤ちゃんだって・・・この・・このお腹の中にいるの。ねぇ、そうでしょ。聡さん。赤ちゃんがいるのよっ・・・。」
 私は、最後の望みの綱として、自分のお腹の中にいる聡の子供のことを口に出したのです。
「そんなこたぁ、しらねぇよ。第一、誰の子かわからねぇじゃねぇか。あれだけ、いろんなやつとやってるんだからよ・・・。」
「ひどい・・・ひどいわ・・・聡さんの子供に決まってるじゃない。奈緒美のお腹の中にいるのは、聡さんの子供なのよぉ・・・。」
 私はそう言うと、再び泣き崩れてしまいました。
 そんな私に結花が追い打ちをかけるように言いました。
「でもさ、奈緒美ちゃんって、すごいテク持ってるんでしょ?聡から、聞いてるわよ。フフフ・・・。フェラの時なんか、タマタマや、お尻の穴までなめてあげるんだって?そんな恥ずかしいこと、私にはできないもんなぁ。 ね、いっそのこと、聡のザーメン処理女になってあげたら?男の性欲処理のためだけに生きるの・・・素敵でしょ?奈緒美ちゃんにはお似合いよ・・・。ねえ、聡・・?」
「ああ、それはいいかもな。フェラだけじゃないぜ。パイズリだって、あのデカパイで挟んでユサユサ動かすんだぜ。もう、たまんねぇよ・・。結花の言うとおり、精液処理だけの女なら、させてやってもいいぜ。俺専用の精液便所みたいなもんだなぁ。アハハハ」
 私は結花と田中の口から発せられる言葉に、ただ泣き崩れるしかありませんでした。


「Sissy Academy Japan」 story 1

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その年の春、首都圏のある場所に『Sissy Academy Japan』が設立された。アメリカ西海岸に本部を置く『Sissy Academy』の日本支部である。
 そこは依頼人の要望に添って、男性を「Sissy」に生まれ変わらせるという唯一最大の目的を持つ機関である。もちろんすべての依頼を受け入れるわけではない。依頼人とスタッフとの面談等を通じて、アカデミー側がその要望を妥当なものであると判断した場合のみ受け入れが許可される。ただ、ひとたび許可されれば、後は依頼人の要望に沿って、彼らの持ちうる「全ての手段」を駆使し、望み通りのSissyに仕上げる。
「例外はない。途中で断念することもない。必ず100%要望に応える。」
 それが彼らの掲げるスローガンである。
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 紗英は3歳上の兄、貴史を嫌っていた。子供の頃から頭の良さを鼻にかけ、平凡な成績だった紗英をずっと馬鹿にしてきたからだ。いや、それだけではない。学校などでは陰に隠れて弱いものいじめをするような卑劣な面も持ち合わせていた。だが、その反面で両親の前では優等生を見事に演じてきた。だから父も母も貴史を特に可愛がってきたのだが、それは紗英にとっては許し難いことだった。
 そもそも貴史のそんな性格は父親譲りなのだろうと紗英は思った。一流大学から一流企業へと進んだエリートサラリーマンの父は、一流以外を小ばかにするようなところがあった。そんな気質をそのままコピーしたような貴史だから、父はことさら可愛がり、逆に紗英を疎みがちだった。もしも今、父も共に生活しているとしたら、紗英の嫌悪の対象は父だったかもしれない。だが、幸か不幸か、その後両親は性格の不一致により離婚した。離婚後も父と貴史は連絡を取り合い、時折会っているみたいだが、紗英には全く声がかからない。最初はそんな関係を多少は寂しいとも思ったが、最近ではどうせ会ったところで嫌悪感しかわかないから会いたくもないと考えるようになった。
 だが、父と違って貴史は一つ屋根の下で暮らしているのだ。会わないというわけにはいかないのだ。
 貴史の紗英に対する態度は、彼が超一流大学にストレートで合格した時からさらに悪化した。兄に比べて紗英が2流と言われる女子校に入学したからだ。何かにつけて「馬鹿だ。頭が悪い。」という兄の言葉に紗英はじっと耐えるしかなかった。
 
 そんな紗英がネット情報から『Sissy Academy Japan』のことを知ったのは1年半ほど前のことだった。
 詳細を調べた後、紗英はある考えがひらめいた。それは嫌いな兄を自分好みの「Sissy」にして、今までの復讐をするというものだった。
 だが、アカデミーは全ての依頼人の依頼に応えてくれるわけではない。まして紗英は未成年である。アカデミーとの面接で相手を納得させることなどできそうもない。
 紗英はいろいろと考えあぐねた結果、親を巻きこむ以外に方法はないという結論に達した。
 翌日から、紗英の作戦は実行された。
 貴史の留守中に部屋に入り、彼のベッドの上にさりげなく母親のパンティと自分のパンティとブラを置く。そして、机の引き出しの奥には自分のアイシャドウと口紅を忍ばせる。そしてその夜、まだ貴史が帰宅する前に紗英は母親の美津子にさりげなく話をする。
「なんか最近、下着がなくなるんだけど、これって下着ドロの仕業かなぁ?」
 母親も少し気になって自分の下着を調べ、パンティがなくなっているのに気づく。

 貴史が帰宅すると、二人はまだ下着の行方について話をしていた。
 まさか下着ドロボウなんてと馬鹿にしながら、自室に入った貴史の目に女物の下着が飛び込んでくる。
「ヤバイ、このままだと俺が疑われる。」そう思った貴史は、その夜、家族が寝静まった頃を見計らって、母親と妹の部屋に下着を戻しに行く。
 もちろん、紗英は寝てなどいない。起きて貴史が来るのを待っている。
 貴史が音を立てずに入ってくるのを確認して、大声を上げた。
「キャー、だ、だれ? 何してるの?」
 叫び声に驚いて美津子が飛び込んでくる。明かりが点けられ、紗英の下着を手にした貴史の呆然と立ちつくす姿が浮かび上がる。
 当然貴史は、いいわけをした。あまりのことにしどろもどろになりながらも必死に無実を訴えた。
 優秀な貴史を日頃から信じている美津子は、「若い男の子が女の下着に興味を持つのは当たり前のことだから。」と自分を納得させた。
 でも、紗英にとってはここで一件落着させるわけにはいかない。
「もしかして、お兄ちゃん、他にも隠してるんじゃないでしょうね?」
 紗英は有無を言わさず、貴史の部屋を調べるふりをした。当たり前のように発見される紗英の口紅とアイシャドウ。
「え?なに?まさか、お兄ちゃん、女装趣味あるの?」
 美津子の顔に落胆の色が浮かんだ。
 必死にいいわけをする貴史に、
「もう、二度とこんなことしないで。お母さんを悲しませないで。お願い。」
 母の涙でその日は終わった。 

 一週間後、少しほとぼりが冷めてきたのを見計らって、紗英は再び行動に出る。
 事前に調べておいた「女装」「強制女性化」「男の娘」「Sissy」関係のサイトに貴史のPCでアクセスを繰り返しのである。そして掲示板の一つに予め用意した画像をアップした。その画像は貴史の顔を女性の身体につけたアイコラで、題名に「僕の夢~いつかこんな女の子に~」と付けられていた。
 その夜帰宅する美津子を待って、紗英は涙を浮かべながら言う。
「お母さん、私PCで、変なもの見つけちゃったんだけど・・・」 
 紗英のノートPCにアイコラ画像が映し出される。美津子の顔から血の気が引いていく。
 彼女は何かを確かめようと貴史の部屋に入り、PCの電源を入れる。
 アクセス履歴に残る、信じられないサイト名の数々。

「この変態! もうお前はお母さんの子じゃないわ。 これまでお母さんが一人でどんな苦労してきたと思ってるの? 」
 帰宅した貴史に、美津子の涙の怒声が飛んだ。その後ろでは冷笑を浮かべる紗英がいた。

 それから一週間、貴史は何度も何度も弁明を繰り返したが、信じていた息子に裏切られた思いの強い美津子は決して許そうとはしなかった。
 さらに一週間後、すこし落ち着きを取り戻しかけた美津子に紗英が語りかける。目の前のノートPCには『Sissy Academy Japan』のサイトが開かれている。
「ねえ、お母さん、お兄ちゃんがもし本当に女の子になりたいなら理解してあげようよ。お母さんもお兄ちゃんのこと愛してるなら、そうしてあげよう。たとえ、外見が女の子になったって、お兄ちゃんはお兄ちゃんじゃない。」
 もちろん、美津子はそんなこと、すぐに納得できるはずもない。だが、信頼できる息子に裏切られた以上、唯一の頼れる身内は紗英しかいない。その思いが紗英の説得に段々傾いていく要因となったのだろう。
 美津子は、貴史の最大の長所である「優秀な頭脳」と、強引なまでの「リーダーシップ」といった内面が変わらないなら、と紗英の説得を受け入れた。
 
 『Sissy Academy Japan』での面接は3時間にも及んだ。
 「受け入れ許可」の結果が届いたのはそれから一週間後のことである。
 後は、依頼人(美津子)の具体的かつ詳細な希望を伝えるための『要望書』が受理されれば即時に受け入れが始まることとなる。
 美津子は紗英と二人だけで話し合いながら要望書を記入した。
 貴史はそこにはいない。何度説得しても、「本当は女の子になりたい」という「正直な」気持ちを言おうとはしないから、黙って進めましょうと紗英は美津子に言ったのだった。

『要望書』は、「女性化」後の、身長・体重・スタイル・髪型・容貌などといった外的要素と、性格・くせ・話し方・声・振る舞いなどといった内的要素が詳細に渡り、書き込める形になっている。そして最後に「特記事項」として特に強調したい希望を書き込む欄が設けられてある。
 提出後の変更は一切認められないので記入は慎重に、と書かれているのを見て、美津子は5時間もかけて記入を終えた。できあがった内容を総合してみると、可愛く性格も良く、理想的な女子大生といったイメージが想像できる。そして「特記事項」欄には「優秀な頭脳」の維持を強く希望する旨、記入されている。
 だが美津子から『要望書』の提出を任された紗英は、その夜、密かに内容の訂正をした。
 それは、以下のようなものだった。

(訂正前)               (訂正後)
(身長)   現状のまま        →     10センチ低く
(メイク)  コスメを使用      →     タトゥーによる永久メイク
(くせ)   特になし         → 常に口を半開きに
(話し方)  知的           →     オバカアイドル風  
(声)    少し低めで理知的     →     甲高く鼻にかかったアニメ声
(バスト)  Bカップ         →     Eカップ
(男性器)  現状のまま        →     去勢・ペニス短小化
(性格)   積極的リーダーシップ   →     消極的・卑屈・内気

 そして最後の『特記事項』欄は、大きく訂正の×印をした上で「IQ低下」と朱書された。
 この書き直された『要望書』がアカデミーに届いた3日後、アカデミーから5人の屈強な男性職員を乗せたバンが貴史を「迎え」にやって来たのだった。


 貴史の「処置」完了の知らせが届いたのは、9か月後のことだった。
 紗英はこの時点で、美津子に初めて『要望書』を訂正して提出したことを涙ながらに告白する。
「ごめんなさい。お母さん。でも、これ全部お兄ちゃんの希望だったの。『要望書』提出する前、お兄ちゃんが私にどうしてもお願いがあるって泣きながら言ったわ。お兄ちゃんが本当に望んでいるのは、りっぱで優秀でリーダーシップのある男性じゃないって。そんな重荷から解放されて、オバカだけど可愛いくて従順な女の子になりたいんだって。そしてね、本当はお兄ちゃんじゃなくて、甘えられる妹になりたいって。だから私より背の低い女の子にして欲しいって・・・泣きながら、何度も何度も言うの だから・・だから・・・・・(泣)」
 美津子は紗英の告白の内容に一瞬気を失いそうになったが、すでに紗英を信頼の置ける身内と認識していたし、それが貴史の本心なら仕方がない、それに何より今更もう手遅れだという気持ちもあって、無断で行った紗英の行動を許すしかなかった。紗英の涙の芝居は完璧だったのである。


 3日後、「迎え」の時とは異なり、一人の女性スタッフと二人の男性スタッフと共に、貴史は帰宅した。

「え?た、貴史・・本当に・・・貴史・・・なの?」
 バンの後部座席から降りてきたのは、紗英とほぼ同じ位の身長の、ホッソリとした少女だった。大きめの花柄プリントが印象的なベージュのワンピースをフルフルと震わせながら、じっと下を俯いている少女。ミニ丈から伸びる整った美脚にオフオワイトのミュールがよく似合っている。
「さあ、いつまでも黙ってないで、ママとお姉さんにご挨拶なさい。」
 黒いパンツスーツの女性職員が少女の華奢な背中を押す。8センチ位のヒールのためか、少女の身体が一瞬ぐらつく。このヒールを脱いだら自分よりかなり背が低いんだということが紗英にもわかった。 
 少女がゆっくりと顔を上げる。紗英はドキッとする。
 軽くウェーブの入ったミディアムヘアに覆われた小顔の美少女が、ローズピンクの唇をフルフルと震わせながらこちらに視線を送ってくる。瞳は緊張のためか幾分濡れているのがわかる。クルッと上向きにカールした長い睫がとても印象的だ。
「あ、あの・・・ま、ママ・・・お、お姉様・・・ただいま・・」
 外見の美少女ぶりとはあまりにかけ離れた、間の抜けたアニメ声のアンバランスさに美津子も紗英も思わす吹き出しそうになる。
「んん? それだけ? 先生達に教わったんじゃないかしら? ご挨拶を」
 女性スタッフの射るような視線が貴史に向けられる。
「えっと・・あの・・アカデミーの先生たちの・・・せ、せいで・・・あの・・」
『『せいで』じゃなくて『おかげで』でしょ?」
「あ、お、おかげで・・・女の子になれました。これからは・・・ママの娘として・・育ってほしい・・・」
「『育ててほしい』でしょっ!」
「あ、育てて欲しいです。 それから、お姉様・・オバカな妹だけど・・可愛いくてください。」
「『可愛がってください』でしょ!」
「かわ、可愛がってください。 もしも、悪い子だったら、えんじょなく・・」
「『遠慮無く』っ!」
「あ、遠慮無く・・・お仕置きして・・ください」
「もう、本当におバカはこれだから困るのよ。挨拶もできないだから。」
 女性スタッフの言葉に紗英は大きな声で笑った。 

(これがあの聡明だった貴史なの?こんなバカな女の子になることが望みだったの?それが望みだとしたら、もう私にはどうすることもできないわ。)
 美津子は心の中で何かが切れるのがわかった。

 その夜、生まれ変わった貴史に新たな名前が授けられた。
 「姉」の紗英と貴史の一文字をとって「紗貴」と名付けられた。
 紗貴は自分を呼ぶ時、必ず「紗貴」と名前で言うことが命じられた。
 そして、美津子を呼ぶときは、「ママ」、紗英を呼ぶときは「お姉ちゃん」または「お姉ちゃま」とすることも決められた。

「普通、女の子でもこのくらいの歳になればそんな呼び方恥ずかしくてしないけど、おバカキャラの紗貴には、その方がお似合いでしょ?」
 紗英の意地の悪い言葉が、紗貴の心に刺さってくる。
 以前の「貴史」ならそんな言葉を言われたら、すぐに殴りつけたに違いない。いや、今だってそういう気持ちはある。でも、そうすることができない。それはセンターでの長期間にわたる洗脳によるものだった。暴力的なこと、反抗的なこと、積極的なこと、そういったことを行おうとすると必ず身体的苦痛がわき上がってくるのだった。それは耐え難い苦しみだった。だから、自然とそういう感情を持たないように自己抑制がかかるようになったのである。
 ちなみにIQに関しては洗脳によるものではない。もっと恐ろしい処置、つまり脳に対する直接の外科的処置によるものだった。 


 いよいよ紗英の紗貴に対する復讐の時がやってきた。
 紗英は紗貴が帰宅することが決まってから、いろいろな案を練った。
 そして、たどり着いたのはやはり紗貴が「貴史」時代に最もプライドを持っていた「優秀な頭脳」に関する復讐案だった。

 彼らの家の隣には小学校2年生と3年生の兄弟が住んでいる。学年の割に身体も大きくやんちゃ盛りの男の子である。
 紗貴も「貴史」時代には、頼まれて勉強を見てやったり、遊んでやったりしたこともあった。
 紗英は勉強を教えてあげると言って、二人を招待した。

 リビングルームでの勉強会が始まる。どうやら算数らしかった。
 紗英が二人のノートに書き込みながら何やら説明している。
(いったい何を言ってるんだろう?)
 紗貴にはチンプンカンプンだった。アカデミーで身につけられた「唇半開き」の表情と小首を傾げる動作が紗貴の新たなキャラクターに似合いすぎている。
 紗英はそんな紗貴に時折視線を送りながら、こみ上げてくる笑いを必死に抑えた。

「ねえ、あのお姉ちゃんだれ?」
 弟の方が紗貴を指さして尋ねる。
「ああ、あのお姉ちゃんね。あれは親戚のお姉ちゃんだよ。紗貴ちゃんっていうのよ。」
「ふーん、ねえ、紗貴お姉ちゃんは勉強教えてくれないの?」
「あ、うん、大丈夫よ。だって紗貴お姉ちゃん、小学校時代、すごくお勉強できたんだから。ね? 紗貴ちゃん」
 紗貴は、紗英の射るような視線にただ小さく頷くしかなかった。 

 やがて、紗英はある計画を実行に移す。
「ごめんね、お姉ちゃん、ちょっとだけ二階で用事があるから、その間あの紗貴お姉ちゃんに勉強見てもらってね。」
「え?そ、そんな・・・」
 紗貴の顔が赤くなる。
 紗英が口元に冷たい笑みを浮かべて部屋を出て行くと、子供たちの矢継ぎ早の質問が飛ぶ。
「ねえ、これどうやるの? これ何て読むの? 早く教えてよぉ」
「え、えっとね・・・あのね・・・」
 チンプンカンプンだった。文字も数字も何を意味してるのかわからない。  
 実は紗貴は自分が「おバカ」なんだという認識はある。それは、周囲の人が何度もその言葉を口にするからだ。でも、「おバカ」とはどういう人のことを言うのかわからない。
 自分ではただ普通にしているだけなのに、あの「手術の日」以降、周りの人が頻繁にそう呼ぶようになった。今となっては何となくニックネームのようにも感じられるくらいだ。

「ねえ、どうしたの? 小学校の時、お勉強できたんでしょ? もうー、嘘だっだんだ?本当は『おバカ』だったんだね。 だってなんかそんな顔してるもん。」
 何も答えられない紗貴の様子に業を煮やしたのか、兄の方が遠慮無く言い放った。
「嘘つき、嘘つき、嘘つき・・・」
 兄の言葉を受けて、弟が手を叩きながらはやし立てる。  
 騒ぎを聞きつけ、紗英がリビングに戻ってくる。
「どうしたの?二人とも?」
 紗英は、紗貴が恥ずかしそうに真っ赤になって下を俯いている姿を見て、ゾクゾクした快感が走るのを感じた。
「あのね、このお姉ちゃん、嘘つきなんだ。本当はおバカなのに、勉強できるなんて言って。」
「そ、それは・・・紗英が勝手に・・・」
 紗英がキッと睨み付ける。
「あ、さ、紗英おねえちゃまが・・勝手に・・・」
 言い直そうとしたが遅かった。
「アハハハ・・・お姉ちゃまだって。なんか赤ちゃんみたいだ。」
 弟が手を叩いて笑うと、兄も釣られて手を叩く。

「そう、本当に悪いお姉ちゃんよね。 紗貴お姉ちゃんは。 嘘つくなんてね?  ねえ?二人は嘘ついたりしたらお父さんやお母さんに怒られる?」
 紗英は何か思いついたのか、目がきらきら輝かしている。
「うん、すごく怒られるよ。」
「ふぅん、どうやって怒られるの?」
「あのね、パンツ脱がされて、お尻叩かれるよ。」
「へぇ、お尻叩かれるのぉ・・・」
 紗英が紗貴の目を見つめながら言った。
 紗貴は目で哀願した。
(お願い・・そんなことやめて・・・)


 30分後、紗貴はソファに上半身だけ腹這いになり、膝はフロアに付けたままの姿勢で、こみ上げる涙を拭いもせず、声を殺して泣いていた。
 白いフレアミニの裾がめくれ上がり、真っ赤に腫れたお尻が痛々しい。その赤さこそ、この屈辱的な出来事が夢でなかったことの証だった。
 20発・・・兄が5発。弟が5発・・・そして最後に紗英が10発・・・

「紗英おねえちゃま・・・お願い、許して・・、紗貴はいけない子でした。もう嘘はつきません。おねえちゃまのいいつけも守りますからぁ・・・」
 紗貴の涙ながらの屈辱的な言葉を最後にその日の紗英の「復讐」は終わった。
いくら涙を流しても、流れ落ちないのは永久メイクのおかげである。

 紗英の復讐はその後も止まることを知らなかった。
 例えばわざと難しい家事を言いつけて、結果として失敗すると、美津子の前でもお尻たたきである。しかもその後、感謝の言葉まで言わされるのだ。
 またある時はEカップの美乳とスラリとした脚線を強調するような大胆なミニのワンピースで買い物に行かされ、購入した商品の一つ一つの金額を記憶してくるという課題が与えられた。ただでさえ記憶力が低下しているのに、その上好奇の視線に晒されて緊張しているのだ。金額など覚えられるものではない。もちろん、帰宅後の計算で金額は合わない。すると、もう一度確認のため店に戻らなければならないのだ。その日、Eカップの美乳をユサユサさせながら、口を半開きにして走り過ぎるおバカっぽい女の子を見た人は、その町には大勢いたにちがいない。


 そしてついに紗英の用意した最大の復讐の日がやって来た。
その日紗貴は紗英から一枚の地図とA4大の封筒を預けられる。
 地図を頼りにある家を尋ね、封筒を手渡して来ること。それが紗英からの命令だった。
 地図を見るのは大変だけど、計算したり難しい漢字を読んだりするよりはずっと楽だ。
 紗貴はそう思った。
 ほっとした笑顔を見せる紗貴に、ライトイエローのタンクトップとサイドラインの入ったデニムのマイクロミニが手渡された。
 このところ、連日のように大胆な服を着せられているとは言え、そう簡単に慣れるものではない。
 紗貴は羞恥心に耐えながら命じられたまま服を着ると、地図を頼りに目的地に向かった。
途中、何度も道に迷いながらも何とか辿り着けたのは、露出度の高い服のおかげだったかもしれない。紗貴が地図を片手に首を傾げながら、半開きの唇を突き出していると、不思議なくらい男の人が親切に声をかけてくる。そして彼らは一様に優しく説明してくれるが、その視線も一様だった。それは胸の開いたタンクトップから覗く深い胸の谷間や、マイクロミニから伸びるスラリとした長い脚に向けられるものだった。
 
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 ほぼ約束通りの時間に到着した紗貴は、インターフォンのボタンを押す。
「こんにちは、紗貴です。お届けもの・・・です。」
「ああ、悪いけど、通用口に回って。人目に付くと困るから。」
 インターフォン越しに相手の男の声が聞こえる。すこし冷たそうな声だ。
 言われるまま、通用口に回ると鉄製のドアが見えた。
 ドアは重かったが、鍵はかかっていなかった。恐らく、インターフォンの男が予め開けておいたのだろう。
 そのまま中に入り、メモに書いてある部屋番号に向かう。
 
 部屋の前のインターフォンを押す。
 数秒の後、ドアがゆっくりと開く。
 中から眼鏡をかけた中年男が顔を出す。すこし神経質そうな印象を受ける。
「あの、お届け物・・・です。」
 紗貴は、預かっているA4大の封筒を差し出す。
 男はそれを左手で受け取ると、そのまま右手で紗貴のか細い左の二の腕をつかみ強引に部屋の中へ引きずり込んだ。
「きゃっ、な、なにを・・するの?」
 紗貴の高いアニメ声が部屋の中に響く。
「あはは・・本当だ。なかなかいいお芝居するじゃないか。」
 男は下品な笑みを浮かべて、なおも紗貴の身体を部屋の奥へと引っ張っていく。
「お、おねがい・・やめて・・・」
 紗貴の顔から血の気が引いていく。
 その表情を見て、男の顔の笑顔がますます深くなる。
 
 奥のベッドルームには木目のダブルベッドがあった。
 男は紗貴を強引に押し倒すと、予め用意していたロープで手首を縛り上げようとする。「い、いたっ・・・やめてぇ・・・」
 紗貴が大声を上げた時、男は一瞬ひるんだが、何故かすぐに納得の笑顔を見せ、右手で紗貴の左頬を張った。
 咄嗟のことに言葉を失ったが、次の瞬間、紗貴の心に言いようのない恐怖がわき上がってきて涙が一気に溢れてきた。
「ほう、うまいもんだねぇ。なんか燃えてきたぞ」
 男はそんな紗貴の恐怖心などお構いなしに、大胆な行動を取っていく。
 縛り上げた両手をベッドの端に縛り付け、タンクトップの裾を一気にめくり上げたのだ。
 紗貴のノーブラのEカップのバストがブルブルンと小刻みに揺れる。
 男は右手で形のいい美乳を鷲づかみにすると、荒々しく揉みしだいた。
「んんっ・・・」
 紗貴の半開きの唇から思わず吐息が漏れる。敏感な乳首はアカデミーでのレッスンの「賜物」だった。
 
 その後男はマイクロミニを引きずり下ろすと、黒のTバックをも引き抜いた。
「あ、イヤ・・」
 紗貴の小指の先ほどのピンクの突起が姿を現す。それはまるで肥大化したクリトリスと見まがうほどの大きさしかないが、明らかに少女の真の「性」を表すものだった。
 だが、男はそれになんらの驚きをも示さなかった。むしろ笑顔を浮かべながら、小さな突起を弄ぶのだった。
 やがて男は自分のズボンを脱ぎ捨てると、紺色のトランクスも脚から引き抜いていく。男のペニスがすでに興奮状態にあることを示している。
「ほら、これが男のペニスだよ。でも紗貴ちゃんは女の子だから、クリちゃんだね。ハハハ」
 男はベッドの端のロープを解くと、紗貴の上半身を起こし、そのまま跪かせる。
 そして半開きになった唇に固く膨張したペニスを押しつけてくる。
 紗貴は思わず、顔を背ける。アカデミーでも本当のペニスを口にしたことはなかった。 紗貴に行われたレッスンではリアルなディルドウまでだったのだ。
「なるほど、ここでも演技するわけね。いいねぇ・・。」
 男はそう言うと、また右手に力を込め、紗貴の左頬を張った。
 逃れようのない恐怖感が紗貴の心に戻ってきた。
 アカデミーでのレッスンを思い出し、唇をペニスの先に触れさせると、チュッチュツと音をたてながらキスをした。それが男を喜ばすテクニックの一つだとアカデミーでは教え込まれていた。
 次に舌先を出しチロチロとペニスの先端をさするように愛撫し、それがやがて肉茎に沿って舐め上げるような技巧へと移っていった。それはあどけない少女のような面立ちとは似つかわしくないテクニックだった。

 紗貴によるフェラチオは、やがて男のくぐもったうなり声と共に終焉を迎える。
「う、うう、い、く・・・」
 男は紗貴の頭を引きつけるようにすると、のど奥まで届けとばかりに腰をグイと突き出した。
 窒息するのではという圧迫感を感じた直後、熱い迸りが喉奥に届く。 
 紗貴は繰り返す嘔吐感に襲われながらも、男の欲情の証を嚥下した。
 一筋の涙が紗貴の頬を伝うと同時に、一本の白い筋が左の口元から滴り流れていった。


 その後呆然とした感覚の中で、もう一度タンクトップとマイクロミニを身につけた紗貴はゆっくり寝室を離れた。
 男はすでにシャワーを浴び、ソファに腰掛けている。
 寝室から出てきた紗貴に気づいた男は、おもむろに財布を取り出すと、一万円札を数枚取り出し、紗貴に手渡そうとした。
 紗貴が一体何のことだか理解できないでいると、そのまま無言で胸の谷間に押し込んだ。
そしてニコリと微笑むと、どこかのチラシらしい紙片を紗貴に手渡した。
「本当に、そこ書いてある通りだったよ。久しぶりに楽しんだなぁ。」
 男はそう言うと、もう一度ソファに腰掛けると、ビールの缶を開けた。
 紗貴はチラシに目を落とした。派手な色彩がいかにもピンクチラシらしいが、どこか素人がPCで作ったような粗雑さも感じられる。
『 可愛い男の娘専科   Mッ娘倶楽部 
  当店は可愛い真性Mの男の娘しかおりません。どんなハードなことでもOKです。
  プレイのご希望は予約の際のお尋ねください。
    尚、現在オープンキャンペーン中につき、プレゼント進呈中
       *プレイが終わってから見てね! 』
 
 チラシを持つ紗貴の手が震えている。
 紗英が自分に客を取らせたということはすぐにわかった。いくらおバカになったとしてもそれくらいはわかる。難しくて読めない漢字も入っているけど、それでもわかる。
 紗貴の目に涙が溢れてきた。拭っても拭っても溢れてくる。
滲む視界の中で紗貴は玄関の方に向かって歩き出した。

「ああ、そうだ・・・プレゼントってのがあったんだよね。あの封筒でしょ? 」
 男の声に一瞬脚が止まる。紗貴は、何故か妙な胸騒ぎを覚えた。
 男は、おもむろに封筒を開くと中身を取り出した。
 数枚の写真の束と一枚の紙片だった。一番上の写真は、一昨日紗英が写したピンクのベビードール姿の紗貴だった。
「なるほど、生写真ってことか。ハハハ」
 男はそう言うと紙片の方を広げた。中にはきっちりと文字が書き込まれている。
 男はニヤニヤしながら、文字を追っていく。
 やがて、笑顔が消え、目を丸くしたかと思うと、残りの写真を手早く捲っていった。慌てているため手元がおぼつかない。
 そして次の瞬間、紗貴の方に目をやると、
「そ、そんなこと・・・」
 と一言だけ言って、頭を抱え込んだ。男の身体がブルブルと震えているのが紗貴にもわかった。

 男のそばに近づいた紗貴の目に、散乱した数枚の「生写真」が飛び込んでくる。
 扇情的なランジェリーを身に纏った紗貴の写真に、何故か「貴史」時代の写真が混じっている。 
 「胸騒ぎ」が「恐怖」へと変わっていった。
 紗貴は、男が落とした紙片を取り上げ読み始めた。
 紗貴にも読める平仮名主体の手紙だった。
 すぐに紗貴の顔からも血の気が引き、目の前の男と同じように震えが襲ってきた。
「い、いやぁー」
 紗貴の甲高い悲鳴が部屋中に響き渡った。



****************************************
 
 紗英と母親の美津子は、二人きりでリビングのソファに腰掛けている。
 紗貴が地図と封筒を手に家を出てから2時間ほど経っている。
「ねえ、紗英、今年くらいお誕生日プレゼントあげたら?お父さんに。」
 美津子の質問に紗英はただ黙って微笑んでいる。
「いつまでも仲たがいしててもしょうがないでしょ?私たちが離婚してたって、親子なんだから、ね?」
 紗英は静かに視線を美津子に向ける。口元には微かな笑みが浮かんでいる。
「ええ、言われなくてもそうするつもりよ。お母さん。」
「あ、そうなの?よかった。で、何にするかもう決めた?」
「『父親と娘の劇的な再会』っていうのはどう?」
「あら、いいじゃない。紗英、もう長くお父さんと会ってないものね?」
 紗英はティーカップを口に運ぶと、一口紅茶を啜った。
 そしてふっと微笑むと、
「フフッ・・ 違うわ お母さん。 私じゃないわよ。 それにもう『父親と娘の劇的な再会』は終わってる頃よ。フフフ」

(THE END)



新シリーズのリリースです。

英語系のサイト(例えばFictionmaniaとか)を読んでると、よく出てくるワードに "Sissy school" とか
”Sissy Academy " とかといったものがあります。

基本的には依頼者の要望に即して、一人の男性を sissification(sissyにしちゃうこと)してしまうことを目的にした機関です(もちろん フィクションですよ^^)

いったいどんな世界なんだろうって思いながら読むと、かなり萌えな世界観もあっていいんですよね、これが^^

で、”Sissy Academy Japan" つまり 「シシー アカデミー 日本支部」的なノリで短編小説でも書いてみようかな~と思いつき、今日から新連載です。どこまで続くかわかりませんけど、お気に召したら幸いです。


ある性転者の告白 第22章-2

 その日から、またあの「生理を待ちこがれる日々」が始まりました。食事も喉を通らない日々が何日も過ぎ去っていきました。
 そしていつの間にか、来るべき生理の予定日を15日も過ぎてしまったのです。
 そんなとき、私の生理の周期をノートにつけ確認していた涼子が何気ない口調で言ったのです。
「そう言えば、奈緒美ちゃん、今月は生理まだ来ないの?変ねぇ・・生理不順かしら?」
 その言葉には、何か裏があるような響きでしたが、私にはそれを疑う心の冷静さはすっかりなくなっていたのです。
 私は、青ざめた表情で、涼子の言葉を黙って聞いていました。
 もちろん、すでに田中だけには、生理が来ないことは告げていました。
 しかし、田中は、
「いいじゃないか、それなら・・・俺たちの子供だろう。俺たちで育てれば・・・」
 と言うだけです。
 せっぱ詰まった私は、そんな田中の言葉にかすかな安堵感を覚えはしたものの、同時に消せない不安が増幅していくのです。

 それから、さらにひと月が過ぎ、私は思いあまって、生理の来ないことを涼子に告げました。
「ええ?まさか、妊娠じゃないわよね。だって、できないようにしてたものね。それに、最近はまったくそういうことしてないし・・・。」
 涼子は、慌てた口調で言いました。
 涼子の言う通り、私への村井や本城の陵辱や、屋外での恥辱的な体験は、かなりの期間行われていませんでした。また私への接し方も、何となく優しさみたいなものが感じられました。
 それは冷静に考えて見れば妙なことで、それまでの彼らの私への接し方からすると急変と言えるほどの変化だったのです。ただ私はそれ以上は詮索しませんでした。と言うより自分の妊娠への不安の方がずっと強かったからです。
 もちろん彼らのこの変化には奥があったの言うまでもありません。私がそのことに気づくのはもう少し後のことでしたが。
 
 涼子はその日念のためと言って、私に市販の妊娠検査薬を手渡し、使用法を説明しました。
 私は不安な面持ちでトイレにはいると、その検査薬の包みを開け、説明通りに実行しました。そして再びトイレから出ると、震える手で検査薬を涼子に手渡しました。
 検査の結果が出るには、数10分が必要でしたが、私はその間味わったことのない緊張と不安を感じ、倒れてしまうのではないかと思った程でした。

「あら?陽性じゃないの、どういうこと?これ・・・?妊娠してるじゃない。奈緒美ちゃん。いったいどういうことなのよっ」
 涼子は検査薬に目をやりながら、大きな声で言いました。
(ああ、やっぱり・・・・・・妊娠・・・してたんだ。ああ・・・なんてこと・・・なんてことなの・・・?)
 私は膝から崩れ落ちそうなショックを必死に耐えながら、呆然と立ちつくしました。
「ねえ、奈緒美ちゃん、どういうことなの?説明しなさいよ。誰なのよ。相手は・・・?え?誰なの・・・?」
 涼子は立ちつくす私に、厳しい視線を向け、何度も何度も問いただすのです。
 その様子は、まるで本当に自分の娘が、どこかで誰かの子を妊娠したことを詰問しているようでした。
 ただ一つだけ違っていたのは、涼子の表情に時折サディスティックとも言える、冷たい笑みが浮かぶことでしたが。
「あ、あの・・・聡さん・・・聡さんです。奈緒美、聡さんと・・・。」
 執拗な質問責めに屈し、小さな声で涼子に告げました。
「え?聡って・・・あの田中ちゃん・・・?ねえ、そうなの?」
 涼子の射るような視線は、より一層の激しさを増し、私の顔を直視しています。
 私は黙って頷きました。
 それを確かめるように見届けた涼子は、黙って部屋から出て行きました。
(ああ、聡さん、ど、どうしたらいいの・・・。お願い・・奈緒美を・・奈緒美を助けて・・・。)
 私はそうつぶやくと、そのままベッドに倒れ込んでしまいました。
 
 1時間ほどして再び部屋に入ってきた涼子は、私にリビングに来るように命じました。
 私はこれから一体どんな責めを負うことになるか不安でしたが、それ以上に現実に妊娠してしまったというショックの方がはるかに大きかったのです。
 しかし、そんな私に待ち受けていたのは、村井たちのあまりにも意外な反応だったのです。
 村井は、私と田中を並んで座らせると、いくつかの質問をした後、静かに言ったのです。
「そうか、そんなに好きあっているんなら、仕方ねぇな。いいよ。俺たちもさんざん楽しませてももらったし・・・な?涼子・・。」
 涼子は微笑みながら頷くと、
「そうね、ホントなら、もうとっくに解放する約束だったものね。奈緒美ちゃん。女の子になって好きな人ができて、それで子供ができたんだもの。祝福してあげなくちゃ・・・ね。」
 と言ったのです。
「お姉ちゃん、奈緒美に先超されて、ちょっとショックだけど、まあ、いいわ。おめでとう、奈緒美ちゃん。」
 結花までそんな言葉をかけてきたのです。
 私はそんな言葉のやりとりを、信じられない思いで聞いていました。きっと何かの間違いに違いないと思いながら。
 彼らの信じられない言葉はさらに続きました。
「まあ、戸籍上は無理だけど、お前たち、結婚しな。そして、赤ん坊を二人で育てるんだ。しっかりとな・・・。なんか、俺、まるで花嫁の父になった気分だぜ・・・。アハハハ」
 村井は大きな声で笑いました。
「そうね、じゃ、私は花嫁の母ってわけか。フフフ」
 涼子が村井の言葉に返すように答えました。
「ホ、ホントに・・・ホントに奈緒美のこと・・・許してくれるんですか?聡さんと、暮らせるんですね。本当に。」
 私は思わず声を上げて言いました。
「ああ、ホントだとも。な、田中」
 村井は田中に視線を送り言いました。田中は無言のまま小さく微笑むと、一つ大きく頷きました。
(本当は、こんなに優しい人たちだったんだ。今まで耐えてきて本当によかった・・)
 私は心の中でそうつぶやきました。同時に、両方の瞳から止めどなく涙が溢れ落ち、頬を伝っていきました。
「あ、ありがとうございます。奈緒美・・・ホントに・・・ホントにうれしいですぅ・・。」
 私は涙でぐしょぐしょになった顔に満面の笑みを浮かべ言いました。
 ただ涙のせいで曇った視線の先に、田中を含めた彼らが一瞬垣間見せる、意味ありげな冷笑が気にはなりましたが。
 
 その晩は涼子の提案でお祝いのパーティーまで開かれました。私は涼子の用意してくれた真っ赤なイブニングドレスを、そして田中はスーツ姿になり、その場に出席しました。もちろんパーティーと言っても、参加者はいつものメンバーだけでしたが。
 しかし、そんな小さなパーティーではありましたが、私の心はいつしか喜びの絶頂に酔いしれていました。
「子供の名前はどうするんだ?」
「そんな、まだ、男か女かも決まってないのに・・・。」
 などという冗談も飛び交って、その和やかな雰囲気は今まで、一度も味わったことのないものでした。私は、感激でこぼれ落ちそうになった涙を何度ぬぐったかわかりません。と同時に、いくつかの思いが走馬燈のように脳裏を駆けめぐりました。
(元はといえば、この人たちのせいで、こんな人生を歩むことになったのよ。でも、今こうして、女になった私を花嫁として祝福してくれる。それに、私は今、聡さんが大好き。女として幸せを感じてる。だったら、もういいじゃない。昔のことは忘れるの。奈緒美、あなたは女としての幸せをつかむのよ。)
 私の心にはそんな思いが強くなっていきました。その思いによって、今までおびえていた妊娠という事実を真正面から受け止めることができるようになり、同時に、今、自分のおなかの中には新しい生命、しかも、それは愛する田中との間にできた生命だと思うと、愛おしさが沸いてきて、不安を蹴散らしていくのでした。
 私は、知らず知らずのうちに自分の下腹部を撫でて、
「奈緒美の・・・赤ちゃん・・・聡さんと奈緒美の赤ちゃん・・・。お願い、元気で・・・元気で生まれてきてね。」
 と呟いたのでした。

 その夜から、私と田中は屋敷のある一室で共に暮らすことになりました。
 本心を言えば、忌まわしい記憶の残る屋敷を出て、どこか二人だけで暮らしたいという思いもありましたが、そんな自由が許されるはずもありません。それに村井たちから受ける屈辱的な試練は、すでに行われることはありませんでした。さらに今後は本当の娘として大事にしていくとも言ってくれたのです。
 私はその言葉を信じて、屋敷を出たいという願望は忘れようと決めたのでした。
 彼らの言動は約束の言葉に違うことなく、信じられないくらいの優しさを伴うものになっていました。
 たとえば、私が少しでも重い物を持とうとすると、
「だめよ、身体に触るから・・・大事にしなくちゃ・・・ね。」
 と声をかけられたり、
「これ、妊婦にはいいんだって。しっかり食べて、元気な赤ちゃん産んでね。」
 と言って、特別な食事を与えてくれたりしたのです。
 あのすっかり忘れていた、私と涼子の間の離婚届も正式に提出され、慰謝料のことなど、まるでなかったかのような態度に変わっていったのでした。
 私はそんな彼らの言動にいつしか、すべてを許す気持ちになり、女としての幸せをつかもう。そしていい母親になろうという思いだけが強くなっていったのです。
 
 しかし、そんな私の思いとは裏腹に、再び田中の態度に徐々に変化が現れてきたのです。
 それは私が田中からの夜の求めに応じなくなったことがきっかけでした。
 
「セックスは当分禁止よ。安定期に入るまではね。そうしないと、流産してしまうかもしれないから・・・ね。」
 私は、涼子からそう言われていたのです。
 ですから気の毒だとは思いましたが、田中の求めには応じることをしませんでした。もちろん、田中の高ぶった性欲をそのままにしていたわけではありません。私はできるだけ、献身的に尽くしたつもりです。口や胸や指を使って、私の知っている限りの技巧で田中の性欲を鎮めるよう努めたのです。けれども田中の機嫌は少しずつ悪くなっていきました。時には無理矢理、私を押し倒し、犯そうとすることさえありました。しかし、それでも私が必死に抵抗すると、そのまま部屋を出て、しばらく戻ってこないこともありました。
 
 後にすべてわかったことですが、実は、それらの行動は、あらかじめ計算された演技だったのです。
 私の女としての、そして母としての本能を最大限に高めた上で奈落の底に落とそうというのが彼らの目的だったのです。


ある性転者の告白 第22章-1

 それから2ヶ月ほどした頃からでしょうか。
田中の様子に、また少しずつ変化が見られるようになってきました。初めて知った本当の女としての喜びと、田中への離れがたいほどの思いが強まってきていた私に対して、田中の方は身体の関係だけを目的にしているかのような様子に変わってきたのです。
 ある日のこと、私たちはいつものように抱き合い、口づけを交わすと、田中の手のひらが私の全身を愛撫するのを待ちわびたように、小さなあえぎ声を上げながら受け止めました。そして、いざ挿入の時を迎えた時、コンドームの装着を促す私に田中は言ったのです。
「なんかさ、たまには、ナマでやりたいなぁ・・・。ナマの方が気持ちいいって言うしさぁ・・。」
 そのつぶやくような声に、私はハッとしました。
「そ、そんな、だめ・・・だって、妊娠しちゃうじゃない。」
 その日は、私にとって最も危険な日、排卵日に当たっていました。だから、どうしても避妊具が必要だったのです。もちろん本当の女性なら、愛する田中の子供なら欲しいと願うものなのかもしれませんが、私は何と言おうと真の性別は男なのです。男として妊娠するということは、どうしても受け入れがたいことだったのです。
「でもさ、たまにはいいじゃん。な、いいだろう。大丈夫だって・・・妊娠なんかしないからさ・・・・・。」
 田中は繰り返し求めてきたのです。その目は愛する女の身体を思いやる男の態度ではなく、自分の欲求のままに、望みを遂げようとしている身勝手な男の姿でした。
 田中は私の返事も聞かないまま身体を押し倒すと、何もつけていない自らの誇張を私のその部分にあてがいました。
 私の恐怖心は一気に高まり、あの村井から受けた最初の陵辱の姿が脳裏に走りました。
「いやー、だ、だめー・・。」
 私は思わず叫び声を上げ、精一杯の力で田中をはねのけました。
「わかったよ。なんだよ。俺の言うこと聞けないのか。それなら、いいよ。俺たち終わりにしようか・・・。」
 田中はそう言うと、ベッドから起きあがり、脱いだズボンをはき直そうとしました。
 その言葉には、自分を信頼しきった女が別れを望むはずがないという自信めいた響きがありました。
 そして残念ながら私には、確かに田中の言う「別れ」を受け止めることはできませんでした。それほどまでに田中を愛し、信頼していたからです。
「で・・・でも・・・やっぱり・・・できない・・・・そんなこと・・・ああ・・・ど、どうしたらいいの。奈緒美、妊娠が・・妊娠が怖いの。ね、お願い、そんなこと言わないで・・・。」
 私はいつしか涙声になっていました。必死に訴えることで、もしかしたら田中の気が変わるかもしれないというかすかな希望を抱いての、無意識の演技だったのかもしれません。
 田中は一旦立ち去ろうとした足を止めると、私の涙混じりの顔を見つめると優しい口調で言ったのです。
「わかったよ。奈緒美。じゃ、こうしよう。俺もナマで味わいたいからさ。でも、最後は外に出してやるよ。膣外射精ってやつな。いいだろう?それなら。」
 私は田中の申し出を拒否することはできませんでした。大きな不安を抱きながらも、この要求を拒否することで、またあの乱暴な田中に戻ってしまうこと、そして二人に別れが来ることをどうしても避けたかったからです。
「ホントね?ホントに、中で出しちゃ・・イヤよ。お願いよ・・。」
 私は何度も何度も念を押すと、観念したようにベッドに横になりました。
 田中はいつもの機嫌に戻り、私をきつく抱きしめたのです。
 
 行為の間、いつもにも増して激しく腰を動かし快楽を貪っている田中の様子とは裏腹に、私はその日ばかりは、すべてを忘れて反応することができませんでした。田中が間違って体内で射精に達しないか、それだけが心配だったのです。
 やがて田中の表情から、絶頂が近づいてきた様子が見てとれました。
「ああん、お、お願い・・・約束よ、早く、早く・・・外に・・。」
 しかし田中は、私の腰に手を回し、さらに力を込めて引き寄せるのです。
「おお、き、気持ちいい・・・やっぱり、ナマが・・・ナマがいい・・・最高だ・・・うぅ、い、いきそうだ・・・。」
「いや、だめ・・はやく、ぬ、抜いてぇ・・・。」
 私は精一杯の力で田中を引き離そうとしました。しかし、田中はまるでそれを弄ぶかのように、より深く挿入してきたのでした。私はこの時ほど、男としての腕力を失った自分に無力感を感じたことはありませんでした。
 そしてついにその瞬間はやってきました。
「ううぅ・・い、いくぞ・・・・中で・・・中で・・・出すぞぉ・・・う、い、いくぅ・・・。」
 田中はくぐもったうめき声を上げると、私の豊満なヒップの柔肉をわしづかみにしながら、腰をグッと突き入れてたのです。
「いやー、いやーーーーーっ・・・」
 私は悲鳴を上げました。
 その瞬間、私のその部分には田中の誇張から伝わるビクビクという脈打つような痙攣を感じたのでした。  
 
 私は射精後の脱力感に浸っている田中を押しのけるようにして、そのままシャワールームに飛び込み、熱い『女の子の部分』を洗い流しました。膣内を確かめようと指を挿入させると、ヌルッとした精液の感触が指から伝わってきました。
(あああ、なんてことなの?とうとう・・・こ、こんなことに・・・妊娠したら・・・妊娠したら・・・どうしたらいいの?)
 私は抑えようもない不安に、いつしか大粒の涙を流していました。
 私は部屋に戻ると、田中を涙ながらに責めました。
 田中は黙って聞いていましたが、最後に一言だけ、
「そんなに、俺の子供ができるのがイヤなのか?いいじゃないか、できたら、俺たちで育てれば・・・。」
 と言いながら、着替えを始めたのです。
 私はその言葉で少し救われる思いがしました。もしかしたら田中は自分との間に子供ができることを望んでいるのかもしれません。だとしたら、女としてそれに応えるべきなんじゃないか、そんな思いも沸いてきました。
 しかし、だからと言って、男の身でありながら別の男の子供を身ごもる、つまり母親になるということはどうしても受け入れることのできません。私は田中への強い愛を感じながらも、強い不安が消し去れないのでした。

「N/Nプロジェクト」外伝 ~福沢 恭平 編~

またまた、妄想してしまいました~
 
ということで、「N/Nプロジェクト」外伝
~福沢 恭平 編~ です。

やっぱりちょっと字が小さいみたいなので
拡大してどうぞ。
 
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次回からは、画像と文章を別にしようかしら?
その方が文字が見やすいのかも。


お世話になったTS小説たち(国内)

たまには、日本語の小説についてもお話しようということで、今日はその第一回です。
とは言ってもサテンの場合、最近は小説といえば海外物ばっかりで、ちょっと国内物にはご無沙汰です。ですので、情報が少し古くなるような心配があるのですが、少しでも情報としてお役に立てればと思っています。

で、記念すべき(?)第一回ということで、サテンの思い出の「お世話になったTS小説たち」をご紹介します。今でもどこかのサイトで読めるもの、古書店でしか手に入らないもの、かなり入手困難なものといろいろだと思いますけど、サテンの思い出話としてお読みください。

思い出してみると、サテンが最初にTS系小説に出会ったのは、「くぃーん」という女装情報誌でした。もしかしたら年齢がばれるかも^^ですが、もう廃刊寸前の頃ですので、あしからず^^ 
で、その中にあの有名な前橋梨乃さんが小説を連載されてました。まだネットもあまり盛んでない頃ですから、いわゆる「女装小説」(当時はそういうジャンル分けだったような気がします)もほとんど読むことなどできないころでしたから、その内容と文章の巧みさには萌えまくりでした。もし読まれた経験がなければ、一度読んでみてはいかがでしょうか?ちなみに前橋さんのサイトでは今も読むことができますが、エンディングを読むには有料となりますので、ご確認ください。ただ、有料でもその文章力・描写力はさすがです。一読の価値は十分にあると思います。念のため、サテン的お勧めは「テロル・イン・パープル」「セイント・スイート・ホーム」「アンダー・ザ・ウイーピング・ウィロー」の3作品です。小説の大半は無料で読めますので、そこで気に入ればエンディングまでご購入されたらいいと思います。そうそう、前橋さんはそこで何作品か、海外小説の翻訳もされてますので興味があればよんでみたらいかがでしょうか。ただ、ここまで言っておいて、ちょっと一言だけ加えると、前橋さんの小説、とっても素敵なんですけど、エンディングがハッピーです。そこが心のねじ曲がった^^サテンにはちょっと物足りないっていうか・・・ それに翻訳されている小説もほとんどがハッピーエンディングのものばかりで、きっと前橋さん、心が素直な方なんだな~と変な感心しちゃってます。

で、次は実際の書籍として出版されたものですので、ご存じの方も多いとは思いますが、氷室洸さんの「童貞病棟 女医の麻酔針」と「女医童貞手術室」の2作品です。いずれも二見書房のマドンナ文庫のとして出版されてましたが、もちろんすでに絶版ですので中古かオークションでないと入手は不可能だと思います。お話の内容は、いずれもその気のない童貞少年を少しずつ女装させ、さいごには性転換手術までしちゃう、とてもbitchyな女医さんの話です。ご興味があればがんばって探してみてください。

で、最後に日本版work place situationの小説でとても印象深かったお話を。
以前「ぱんじょ」という小説がネット上にあったのですが、ご存じの方いらっしゃいますか?総合職エリートサラリーマンの主人公が会社の人事異動で「ぱんじょ」(「一般職の女性職員」の略みたいでしたけど)にされて、女装させられるや、後輩ぱんじょにいじめられるや、もういろいろされちゃうって話だったんですけど、このお話まだどこかで読めるんでしょうかね?当時は結構、「萌え」た気がするんですけどね~

では、思い出話はこのくらいにして、次回のご紹介は今も普通に読めるはずのお話たちをご紹介させてもらう予定です。
 
では。


お気に入り小説の見つけ方 その2

昨日に引き続き、FICTIONMANIAでの「お気に入り小説の見つけ方」その2です^^
昨日は Exact Multi Search を使っての見つけ方をご案内しましたけど、こんどはたぶんあまり使われないと思われる見つけ方です。(名付けて「ピンポイント法」って勝手に名前付けてます

これは、Super Search を使ったやり方で、その中にピンポイントで気になる単語を打ち込んで見つけます。例えば、寝取られ系から探したいな~って思ったら、Story Title か Story Synopsis に cuckold って打ち込んで探します。で、これでもたくさんヒットしますけど、その他関連ワードを入れて探す方法もあります。例えば、寝取られ系につきもののワード(wife,husband,hubbyのような)で探す方法もあります。でも例えば”boss to secretary"ものを見つけようと思って、そのまま打ち込んでもほとんどヒットしません。その時はBossだけ、またはsecretary だけ打って探します。
で、いくつか見つけたら、後は昨日お話しした通り、File sizeとかreviewersの数とか他のCategoriesのワードなどで絞り込みます。そして3作品くらいになったら、とりあえず読んでみましょう^^

と、ここまでが昨日からお話した「最初の」お気に入り小説の見つけ方です。でもそんな苦労したくないよ~という方は、まあ、これまでサテンが案内した小説をだまされたと思って読んでいいただいてもいいかな~とは思ってます。で、それが面白いと思われたら「最初の」お気に入り小説にしてください。

で、ここからが本日のメインです。昨日もお話しましたけど、「最初の」お気に入り小説が見つかると、あとはちょっとしたコツで結構外れなく、ストライクなお話に出会えます。
一つ目のコツは、お気に入り小説の作家さんの他の作品を読んでみるってことです。その場合はあまりreviewersの数とか見ないで、Story Synopsis の内容で次に読むものを決めると良いかと思います。まあ、この一つ目のコツはたぶんやってる人も多いかと思いますので、このくらいにして。
で、二つ目のコツです。これはあまり皆さんやってない方法だと思うんですが、それは読み終わったお気に入り小説のReviews の中身を読んでみることです。「読み終わっているのに何で?」と思われるかもしれませんが、そこのreviewerさんの中で、その作品を積極的に評価している人を捜します。そして次に、そのreviewerさんの名前をsearchの中の By Reviewer で検索します。そうすると、そのreviewerさんがコメントしてる作品群が出てくるはずです。で、その作品群の中から、気になるものを絞り込んで読んでみる・・・という方法です。(これ、サテン的には「数珠つなぎ法」って呼んでます^^)
これかなり良い方法だと思いますよ。だって嗜好が同じ人をきっかけに捜してるみたいなものですから。きっと萌えポイントが同じはずでしょ? 最近サテンはこの方法をよく使ってるんで、あまりハズレに当たらなくなっているのかな~なんて思っています。

海外小説を読む際にちょっと参考にしてみてくださいね。

ではでは。





 

お気に入り小説の見つけ方

昨日何気なく、今まで読んだTS・TG系海外小説の数を確認してみました。幸い、リスト付けてるんで、数えてすぐにわかりました。
485作品でした。もちろん、読了した分です。途中で読むのを断念した作品も入れれば、たぶん600くらいになるかなと思います。
ん~、よくぞここまで読んだものだ^^

で、リストには A・B・C のランク分けがされているんですが、(サテン的 「萌え度ランク」みたいなものです。)、下からCが90作品ほど、Bが15作品ほど、そしてAが5作品ほどでした。それ以外はノーマークです。
もちろん、それぞれ読んだ当時の印象ですから、時間をおいて読み直すと、違う評価になるものもあるかもしれません。ちなみに、これまで紹介させて頂いた作品は、いずれもこのABCランクのどこかに入っているものです。

まあ、それはそれとして、500弱の作品の中でABCに入っているのは110作品ほど。つまり約5分の4は、ノーマークってことです。しかもその中にはもうホントに期待はずれで時間の無駄だったなんて作品もありました。(ごめんなさい。作者さん。)まあ、好きで読んでるんだか責められませんけど。
当たり前のことですけど、外国語として読むわけですから、日本語のお話よりは絶対に時間がかかります。短いお話でも、最低1時間くらいだし、長いものだと一週間くらいかかって読み終わるものもあります。そんなに時間をかけて読んで、最後は期待はずれだということになると、やっぱりがっかりですよね。

で、リストを改めて見てみて気づいたんですけど、後半になるに従って、ABCのいずれかのランクのマークが増えていることがわかりました。つまりハズレ作品に当たる確率が減っているってこと。これって、サテンの許容範囲が広がったって事?それとも評価が甘くなったって事?なのかといろいろ考えてみたんですけど、どうやらそういうことではなくて、ストライクの作品を探し出すこつがつかめたみたいな気がします。

そこで、今日は「サテン的お気に入り小説の見つけ方」みたいなものを書いてみようかな~と。
海外小説読んでみたいんだけど、時間かかりそうだしな~とか、つまんなかったら、時間の無駄だしな~とか思っているあなた^^、ぜひとも参考にしてみてください。

まずサイト選びですけど、最初は FICTIONMANIA をお勧めします。理由は、豊富な作品数と検索手段の豊富さです。トップページの"search"欄には約20ほどの検索手段が載っています。で、その中の”Exact Multi Search”というところに入ると、様々なカテゴリー分けがされています。まず第一段階として、このカテゴリーの中でピンとくるものがあれば、検索してみてください。(一つでも、複数でも可です。)ただ、絞り込みが少ないとかなり多くの作品数が提示されますので、できるだけ複数にした方が良いと思います。で提示された作品の中からどれを読むかですが、たぶん、一般的には Synopsis(概要)を読んで面白そうなものを読むってことなんでしょうが(サテンも、最初はそうしてました。)、これは結構ハズレあります。何でかっていうと、それを書いているのは作者さん本人だからです。それで、サテン的お勧め方法は、Reviews の数を参照にする方法です。つまり感想を寄せている人数を参考にするってこと。もちろん古い作品には Review の数は多く、新しい作品には少ないという傾向はありますが、一つの大きな目安になることは間違いないです。Review数の多い作品ってやっぱり注目されてるってことで、傑作が多いと思います。
それと最初はFile Size も大きな判断材料にされるといいかと思います。100Kを超える長さはちょっと根気がいる場合もあるので、最初は長くて50Kまでと決めておくのも一案かと。
それともう一つ、同時にその作品のCategoriesも提示されます(検索で使ったもの以外も)から、兼ね併せてみるとさらに絞り込めます。逆にここに自分の好きじゃない提示がされていればパスしましょう。ちなみにサテン的には "Voluntary"(自由意志、自発的)が出てくると原則パスです。何しろ強制・屈辱系を探してますから^^
こんな感じで、いくつかめぼしい作品をピックアップしたら、後はとりあえず、読んでみてください。たぶん3作品くらい読めば、必ずストライクがあるはずですから。

こうして一つ自分なりのお気に入り作品を見つけることができたら、その次は比較的容易に見つけていくことができます。これにも、ちょっとしたこつがあるんですけど、それはまたこの次ということで。
今回はこの辺で。


"Boss to Secretary" ものキャプション(海外)

海外のキャプションですが、
”Boss to Secretary "ものです。

画像と文章の内容がぴったりで、
かなり萌え~な作品です。

右側に拙訳を付けましたけど、
邪魔なら無視してください。
(オリジナルにスペルミスが何カ所かあって、
 ちょっと苦労しました

ではどうぞ。

faking it(訳)

どうでしょう?
ラストの方の、自分から好んでおこなっているように
演じなければならない、なんて所は
サテン的には どストライクです~

ではまた面白いのがありましたら、
ご紹介しますね。

「ある性転者の告白」についてのお知らせ

長かった「ある性転者の告白」も
あと、第22章と最終章を残すのみとなりました。
ただいま、その2章の最終推敲をおこなっています。
(思いの外、誤字・ミスタッチが多くて時間かかってます)
終了次第掲載致しますのでもうしばらくお待ちください。

我ながら、ただただ冗長な文章でとても恥ずかしい
限りです。
今はだいぶすっきりした文体で書けるように成長して
いるつもりです(本当か?)ので、
ぜひとも次作はご期待ください。

それと一つ大事なお知らせです。
残り2章の内容に関することなのですが、
実は自分でもあまり納得していないというか、
道徳的にどうなんだろうとか、思っているんです。

以前に掲載を途中でやめたのも、それが理由の一つでした。
大幅に内容を変更して書き直そうかとも思ったんですが、
それだと不自然になるし・・・
まあ、自分のブログならそれも許されるかと、
オリジナルのまま掲載させていただくことにしました。

そこで、ご注意です。
あくまでフィクションであることをご理解ください。
そして、不道徳なことはフィクションでも
絶対に許せないとお考えの方は、
この先をお読みになることはお控えください。

以上、サテンよりお願いでした。
では、推敲終了をお待ちください。

「N/Nプロジェクト」外伝 その3 ~和久井智治 編~

妄想わいて、また作っちゃいました。

というわけで、

和久井 智治 編です。

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職場を舞台にした「屈辱系女性化小説」

久しぶりに、海外小説のご紹介を。
ところで、この海外小説のご紹介ってあんまりニーズないのかな~?
ちょっと寂しいな~。
できれば、いろいろ感想とか交換できると楽しいなと思ってるんですけど、あんまり拍手もないみたいだし
でも、まあ、黙ってごらんになって参考にされている方もいると信じて、続けていきます。

というわけで、今日は「職場を舞台にした屈辱系女性化小説」と題していくつかの萌え系小説をご紹介します。
このジャンル FICTIONMANIAでは、"work place situation"なんていう名でジャンル分けされてますけど、要は職場における立場逆転のストーリーみたいなものです。
もちろん代表的なものとしては、”Boss to Secretary"と呼ばれるものです。
その名の通り、男性上司が女性秘書に降格になるというのが基本ですけど、そこに元の女性秘書が上司に昇進するなんて内容が加わると完全に「屈辱系女性化小説」にまっしぐら^^です。

何度もいいますけど、英米では確実に職業に対する差別意識みたいなものがあり、有能でやり手の上司が女性秘書に降格するってだけで、とんでもない屈辱を感じるって事なんでしょうね。
その上、それまでバカにしながら、アゴで使っていた女性秘書が自分の上司になるなんて・・・というわけです。

そういう場面で、象徴的によく使われる描写があります。それは、呼び名を変えさせられるシーンです。例えば、元の女性秘書だった人の名前が メグ・ライアンだとします。(ごめんなさい、好きな女優なもので^^)上司は当然メグと呼んでいます。それが、ある日いろいろあって、上司は女性化(強制ならなおGOOD)し、さらに秘書に降格。で、メグはどういうわけか(笑)上司に昇格。でも、女性秘書となった彼は思わず、昔のよしみで「メグ」と読んでしまう。すると、その瞬間、メグはきつい上司の顔つきになって、「あなたは私の単なる秘書なのよ。秘書が上司をファーストネームで呼ぶとはどういうこと? これからは、Ms ライアンと呼びなさい。 当然私はあなたをファーストネームで呼ぶけど・・・。」みたいなやりとりです。これって、”Boss to Secretary"ものの定番のシーンといって良いと思います。
で、こういう場面の描き方って作者さんによっていろいろですけど、うまい人の描写だとそれだけで萌え~だったりします。

これからあげる作品がすべてそういう場面があるわけではありませんけど、近い描写は必ず含まれています。なにしろ「屈辱系」ですから^^

①Secretary Training
②Into The Pool
③Laid (Off)
④Who's The Boss
⑤So Secure

これらの5作品はすべてJennifer White さんの作品ですが、多少の違いはありますが、典型的な”Boss to Secretary"ものと言えます。ちなみにこのJenniferさんという作家さんの作品はこのジャンルに限らず、とても読みやすく文章も簡潔で、しかもかなり萌え部分がはっきりしていて、サテン的にはお勧め作家さんのお一人です。 あ、それとどれも短めの小説ですから、海外小説入門編としてはとってもいいんじゃないかな~と思います。ただ、一つだけ欠点というか何というか・・・とにかく多作な方で、いくつかのパターンが共通していて、あまりたくさん読んでいると、どれがどれだかわからなくなります^^

次にご紹介するのは、
⑥A Nightmare in Silk and Lace
です。これは、Cordellian さんという方の作品で、4部からなる長編です。
ひょんなことから、秘書と服装を交換せざるを得なくなった上司が、そのまま女性秘書になっていく過程が描かれていくのですが、途中ホテルメイドにさせられたり、いかがわしい^^学校で秘書としての知識を教え込まれたり、しかもそれがただの秘書としての知識ではなく、bimbo mathsというおかしな算数とかわざと間違ったスペルの単語を教え込まれたりします。
ちなみに、”bimbo"というのは、辞書では「魅力的だが頭の悪い女」となっています。これも屈辱系女性化小説ではよく出てくる単語で、これに blonde(ブロンド)、 airhead(頭の悪い、オバカさん)なんて単語がつくともう頭の中はセックスとファッションとメイクとスターのゴシップだけしかない女の典型っていう感じです。
エリート上司がそういう女に落とされるって流れはやはり屈辱系ですよね~^^

で、最後に紹介するのは、
⑦Apre moi le deluge aka Chrissie
です。これは、TOXIS さんの作品です。
このTOXIS さんという方は、別名 SHE-DEVIL さんとも称されていて、かなり多くの作品をいくつかのサイトに載せておられます。特徴としては、比較的短編ですが、その割に中身がとても濃いっていいますか、かなりダークです^^そういう意味ではサテン的にはストライクな作家さんの一人です。ここでは”Boss to Secretaryものということで、この作品だけを紹介しましたけど、後日他の作品もご紹介させてもらいますね。
で、肝心なお話の内容なんですが、
ある事故がもとで自分の衣類がなくなった会社経営者が自分の部下である秘書の服を借りてその場をしのぐことになる。そして、保険会社との交渉などを女性秘書の服装で過ごす内に、もとの男性の服装に戻ることができなくなる。で、最終的には、部下であった女性秘書が経営者となり、本人は彼女の女性秘書にって展開です。展開的にはベタなんですけど、最後の描写がもうドキドキなんですよね~^^ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんけど、すっかり女性秘書になりきった元経営者を、新たな経営者となった彼女が見つめています。そして、心の中で単なる秘書でなく、男といちゃついたり、露出度の高い服をきたbimbo secretary になっていく彼を想像します。そして最後に

Barbara made a note to herself to buy some gum.

という文で終わります。
「バーバラ(新たな経営者となった元女性秘書)は買い物リストにいくらかのガムを書き留めた。」となります。バーバラは秘書となった彼のためにガムを買い与えることを決めたのです。ちなみに、ガム(特に風船ガムを仕事中にクチャクチャするのは、airhead bimbo の典型的な行動とされています。つまりバーバラは彼をそういう存在に落とすことを決めたということです。
これって、萌えませんか? もうサテン的にはど真ん中のストライクです。もちろんこの一文だけでなく全体の流れのなかで読めばもっと萌えること請け合いです。

ということで、今日は、”Boss to Secretary”ものを中心にご紹介しました。
今日ご紹介しきれなかった作品も数多くありますので、またの機会に改めてご紹介させてもらいます。
ではでは。

ある性転者の告白 第21章-4

 しかし、その後も田中の態度は冷淡になり、ついには、
「ほら、今日もおしゃぶりしたいんだろう?このおしゃぶり女・・・。本当にお前は淫乱だなぁ・・・。」
 などという、それまでは考えられないほどの冷たい言葉を吐くようになったのです。 私には田中の心が離れていくのをそのままにしておくことなどできません。どんなに冷たくなっても田中だけが唯一の希望の灯だったからです。
 
 私はとうとう心を決めたのでした。
「いいわ。わかった・・・。奈緒美、聡さんに、だ、抱かれる・・・わ。」
 その私の言葉を聞いて、田中の目には明らかな喜びの色が見て取れました。
(こんなに喜んでくれてる・・・。よかった、決心して・・・これで、もう大丈夫)
 私はそう思うと、もっと早く許すべきだったという後悔の念が芽生えてきました。それと同時に、これで田中の心を引き留めることができるはずだと確信し、安堵したのです。
 田中は、私をベッドに横たえ、優しい口づけをしてくれました。それは、久しぶりに見せる田中の優しさでした。そして、私の衣服を脱がせると、全身を時間をかけてゆっくりと愛撫し、私のその部分が十分に潤んできたのを確かめると、いきり立った誇張を挿入してきたのです。
「だ、だめ・・このままじゃ・・・お願い・・・アレして・・・ね。お願い・・・。」
 私は恍惚とした思いの中でも、妊娠への恐怖心だけは消えてはいませんでした。
 田中は少しがっかりしたようでしたが、すぐにポケットからコンドームを取り出して、私に渡したのです。
「あのさ、前にあいつらにしたみたいに、口ではめてくれよ。なあ、いいだろう?」
 私はその言葉を聞いて、少し悲しい気持ちになりましたが、今まで焦らし続けてきたことに申し訳なさもあり、言われるままコンドームを受け取ると、跪きながら田中の誇張に唇と舌を使って装着しました。
 田中はそんな私の娼婦のような技巧を見下ろしながら、満足そうに笑顔を見せました。
 コンドームの装着が終わるのを確かめると、田中はもう一度私を横にし、両脚を開くと一気に挿入してきました。
「ああん・・・んん・・」
 その瞬間、私の口元からは自然にあえぎ声が出ました。
 田中はその声に応えるように、静かに腰を動かし始めました。
「ああんん・・・んん・・・ん・・」
 私の身体には田中の腰の動きに呼応するような電流が流れ始めたのです。
 それはあの忌まわしい、電磁波の強制的な性感の高まりとは違う、心から発せられる感動の喜びのようでした。
(ああ、いま、とうとう、聡さんと結ばれたんだわ。ああ・・・うれしい・・・。)
 私は、いつしか、頬に熱い涙が伝ってくるのを感じました。
 田中はその私の表情を上から眺めながら、さらに腰の動きを早め、
「愛してる・・・奈緒美、愛してるよ・・・。」
 と言いながら背中に回した腕に、より一層の力を込め、私を抱き寄せました。
 その瞬間、私の全身には痺れるような快感が貫いていきました。
「ああ・・・聡さん、な、奈緒美も・・・愛してる・・・ああんん・・・こ、これが・・ホントのセックス・・・なのね・・・ああんんん・・・素敵・・・素敵よ・・・聡さん・・・」
 田中の腰の動きは深度を増し、それに同調するように私の身体には波のような快感が寄せては引き、引いては寄せるを繰り返しながら、ついに頂点に引き寄せられていったのです。
「ああん・・聡さん・・・奈緒美、いい・・・イッチャウ・・・・イッチャウ・・・。」
「ああ、お、俺もだ・・・奈緒美、俺も、い、いく、いくぞ・・・。」
 私たちはお互いを力の限り抱き寄せると、そのまま一気に頂点に達しました。
 私のその部分は、ブルブルっという痙攣と共に、田中の精の放出をはっきりと感じ取ったのです。同時に瞑った瞳の奥にはいくつもの星が瞬き、全身からそれまでに味わったことのない感覚がわき上がってきたのでした。
 私にとっては、初めての女としての真の絶頂感を経験した瞬間でした。
 
 その日から、私たちはどちらからともなく、お互いを求め合うようになり、毎晩のように結ばれることになったのです。いえ、ひとたび抑制の堰を切った私の方がむしろ、積極的に求めるようになっていたのかもしれません。もちろん避妊具を用いたセックスによる安心感もありましたが、何より、その行為自体が田中を喜ばせ、心を引き留めることに繋がるという思いもありました。
 しかしそんな私の思いは、やがてもろくも崩れ去ることになります。あの羞恥のコンテストの時に、私が田中に対して一瞬だけ抱いた、不信感が現実のものになる日がやってくるのです。
 連日のように続く屈辱的な試練の中で、失意に涙する私をそっと労ってくれたことも、いつかは助け出すという言葉も、そして何より、私を愛しているという言葉も、全てが彼らによって企てられたシナリオの一部だったのです。私を最後の絶望のどん底へ突き落とすために。
 

ある性転者の告白 第21章-3

 そんな2度目の生理が終わり、数日経った頃でしょうか。
 それまで私の身をいたわり、口づけと身体への愛撫以上の行為を求めなかった田中の行為に変化が見られるようになってきたのです。
 口づけを交わしながらも、田中の手は私の豊満な太股からお尻を荒々しくなで回したり、もみ上げたりするようになり、そのままベッドに倒れ込み、胸をわしづかみにするようになってきたのです。しかも、その時に、興奮した口調で、
「なあ、奈緒美、もうそろそろいいだろう?俺たち愛し合ってるんだから・・・なあ」
と言いながら、ショーツをはぎ取り、自分の興奮でいきり立った誇張を、私のその部分に挿入しようとするようになったのです。
「い、いや・・・だめ、お願い・・・聡さん。奈緒美、赤ちゃんができちゃう。妊娠するのが、怖いの・・・。」
 私は首を激しく振りながら拒否しました。妊娠への恐怖は決して消えることがなかったからです。
 そんな時、田中は決まって、
「俺のこと、愛してないのか?信じてないのかよ?」
 と強い口調で言うのです。
「ご・・・ごめんなさい。聡さん。奈緒美、聡さんのこと、愛してる。信じてるわ。でも・・・でも、やっぱり怖いの・・・。お願い・・・許して・・・。」
 私は泣きながら答えました。
「じゃあさ、俺のここ・・俺の大きくなったここ・・どうすればいいんだよ?」
 田中はそう言うと自分の大きくなった誇張を示すのです。
 私は、そんな田中の姿になぜか悲しさと、自分自身がどうしても受け入れることのできない勇気のなさに、情けなくなる思いでした。
(どうして、どうして? 村井や本城にはあれだけ陵辱されているのに、どうして、聡さんを迎え入れることができないの?こんなに・・・こんなに愛しているのに。)
 私は心の中で自問しました。
 それは、きっと意に添わないセックスを村井や本城に強いられてきたことでセックスという行為自体に一種の嫌悪感が芽生えてしまっていたのかもしれません。妊娠への恐怖は、避妊具を用い、しかも安全日を選べば、解消されることはわかっています。でも、それでも踏ん切れないのは、聡との関係だけは、純粋な愛情に裏打ちされた行為にしたいという心の中の無意識の抵抗だったのかもしれません。
 
「ごめんなさい、聡さん・・・。お願い・・・今は、これで・・・これで・・・・我慢して・・・。」
 私はそう言うと、身体を起こして、聡の誇張に唇を寄せ舌を這わせながら、ゆっくり時間をかけて愛撫したのです。その舌の動きは、聡の二つの睾丸を包む陰嚢や、肛門にまで伸ばしました。私がそれほどまでに念入りに奉仕しているのは、それが愛する田中のものであり、村井や本城に対する行為とは違うことを示したかったからです。
 しかし、そんな私の思いは田中には通じてはいなかったようでした。
 田中の私への求め方は、日に日に乱暴なものになっていったのです。それまでの時間をかけた愛ある語らいや抱擁は短いものになり、私を助け出すという言葉もほとんど口にすることがなくなっていきました。
 そして時には、何も言わずに、部屋に入るなり、
「どうせ、俺には身体を許す気はないんだろう? わかったよ。じゃ、いつものようにしゃぶれよ・・・。ホラ、早くしろよ・・。」
 と言って、いきなりズボンを脱ぎ捨て、私の唇にいきり立った誇張を押し当てることもありました。
「ど・・・どうして・・そんな、乱暴なことするの?お願い・・許して。」
 私は、涙を浮かべながら言いました。しかし、田中はその行為をやめようとはせず、無理矢理私の口中に誇張を突き入れると、激しく腰を振るのです。
(ああ、どうして、こんな・・・でも、奈緒美が・・・奈緒美が悪いのね。身体を許すことができないから・・・ごめんなさい。聡さん。本当にごめんなさい・・・。)
 私は愛する聡の気持ちを必死につなぎ止めようと懸命の奉仕をしました。それは演技などではなく、本心からの叫びのようでもありました。
 そして口中にほとばしる最後の精の放出を嚥下すると、そっと唇を離し、
「ホントに・・・ホントにごめんなさい。いつか・・・いつか、きっと・・・」
 私は、ズボンを上げて部屋を出て行こうとする田中の背中に向かってそう囁いたのです。


立場逆転系のキャプション(海外)

海外の小説やキャプションの世界では、「屈辱系女性化」を作り出す
題材がたくさんあるってことは、以前にもお話しましたけど、
やはり、日本のような平等社会とは違って、あちらには元々差別・格差
みたいなものが多く存在していて、それが強制的に逆転されたり
した時に、サテン的萌え度もアップしちゃいます。

今日のキャプションは、

”Careers for White Bois in Black World"

という題名のついた7枚のキャプションです。

「黒人社会における白人の男の子のための職業」
 くらいの意味でしょうか。

 ちなみに、Boy ではなくBoi とスペルする場合は、
 基本的には同性愛同士での男の子っていう感じだと思います。
 ゲイ同士なら女性役ってことかと・・・。

 そもそも、こういった世界が「屈辱系」で萌えの題材になりう
 るには、元々が白人社会だという前提がないと成立しません。
 支配的だった白人が身体的には勝る黒人に支配されて
 Boy は、Boi となってBlack man に従属するみたいな
 妄想はきっと「屈辱系女性化萌え」の白人の方にはストライク
 なんでしょうね。
 もちろん、日本人ではありますけど、
 サテン的妄想では、このWhite Boiに人物投影して
 大いに萌えてます^^

 というわけで、7枚連続でどうぞ。

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どうでしょう? ほとんど文字もなくてそのものズバリですが、
サテン的には妄想しまくりで萌え萌えです~

いずれも「White bois は○○は許されないけど、△△なら働ける」
という文です。
短いからかえって想像力がたくましくなってしますのかもですよね。

たとえば、5枚目なんて、
「レストランの白人オーナーが、男性客の獲得を目指して、ウェイトレスに
 露出度の高いコスチュームで働かせている。彼女たちは本当は恥ずかしくて
 拒否したいけど、お金のためにやむなく従っている。
 そんなある日、法律が変わって、白人男性のレストラン経営が禁じられる。
 オーナーは新たな黒人オーナーに、なんとか仕事がないかと頼み込む。
 黒人オーナーは、それなら女装して、これを着て仕事をしろ、
 いやなら仕事はない、と告げる。
 元オーナーが手にしたのは、以前よりずっと過激なコスチュームだった。
 彼は、元々使用人だった先輩ウェイトレスたちからの虐めを受けながらも、
 生活のために耐えるしかない。
 女になった元オーナーはフロアを忙しく歩き回る。
 黒人男性客たちからの欲望に満ちた熱い視線と、頻繁に伸びてくる
 荒々しい手の感触を一身に浴びながら・・・。」

 みたいな妄想がすぐにわいてきます・・・(汗)
 う~ん、やっぱり、「屈辱系女性化」って萌えるな~^^


N/Nプロジェクト 外伝 その2 ~遠野 真 編~

N/Nプロジェクト 外伝 その2 ~遠野 真 編~

です~^^

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ちょっと文字が小さかったかな?拡大して見てくださいね~




ある性転者の告白 第21章-2

 それは数日後、突然訪れたのです。
 その日朝起きると、私は、あの病院で感じたような下腹部の痛みを感じました。
 私はハッとし、そのままトイレに駆け込みました。下ろしたショーツのステッチ部分に赤黒い血液の染みがはっきりと付いていました。
 私は思わず、うれしさと安堵感で、力が抜けて、その場にしゃがみこんでしまいました。私は、急いでベルを鳴らすと、部屋に入ってきた涼子と結花にそのことを報告したのです。その顔は、きっと喜びに輝いていたはずです。
「あの、あの・・・せ・・・生理が・・・生理がきたんです・・・。」
 すると涼子は結花と顔を見合わせた後、蔑んだ笑みを浮かべながら言いました。
「あら、まあ、よかったわね。奈緒美ちゃん・・・。これでホントの女の子になったのね。でも、それにしても、生理がきたのがそんなにうれしいなんて、ホントに大人になりたがる小学生の女の子と同じね。もう、すっかり女の子の気持ちになっちゃったってわけね・・・。ふふふ・・・」
 それから一旦部屋を出ると、手に生理用品を持って戻って来ました。
 私は結花と一緒にトイレに入ると、結花の手によって生まれて初めて、タンポンの挿入という感覚を味わったのです。元恋人である女性から、女性となった身体にタンポンを挿入されるという体験は、本来なら絶対に受け入れることのできない屈辱的なものです。しかし、その時の私にとって、その生理の訪れは、村井との間に妊娠はなかったことの証であり、そしてなによりも、田中との一線を越えることを可能にする喜びの証でもあったのです。私は、この喜びを誰かに伝えたい思いに駆られましたが、そんなことはできるはずはありません。黙って、自分だけで、その思いに浸ったのです。
「ホントに、そんな喜ぶなんて、変な子ね・・・。ま、最初だから仕方ないけど・・・、きっとそのうち煩わしくて仕方なくなるから・・・フフフ」
 結花は私の『女の子の部分』にタンポンを挿入しながら、そう言ったのです。
 私に生理が訪れたという報告を受けた村井は、まったく意に介さないようでした。もとより村井にも、涼子や結花にも、妊娠など望んでいるはずもなかったからです。まして、村井が私を陵辱した日は、私が退院した日、つまり初めての生理らしきものが訪れた日のことです。生理の日に妊娠する可能性が薄いことは、女の涼子や結花には分かり切ったことだったのです。彼らの心には、男の身でありながら妊娠という恐怖に襲われている私の様子に、復讐心を満たしたいという思いしかなかったのです。
 しかし、そんな女性の身体に関する知識の乏しい私には、彼らとは違い、思わず、口元から笑みがこぼれ、鼻歌まで出るくらいのうれしさの中で、その「煩わしい」とされる生理の期間を過ごしました。
 
 私の初めての本格的な生理は5日間で終わりました。その間腹痛や頭痛に悩まされることもありましたが、そういった肉体的な苦痛を、精神的な安堵と喜びは完全に上回っていました。毎朝、タンポンを取り替える時に目にする血液の付着は、煩わしさよりも、喜びでさえありました。それに生理の期間だけは、村井たちによる性的な要求もありませんでした。そのことも喜びの一因になっていたことは確かです。
 ただ生理中も、涼子と結花は事あるたびに、
「男のくせに生理になるなんて、どんな気分?」
「生理があったからって安心してはだめよ。これからも、ずっと妊娠の可能性があるんだからね。何しろあなたは完全に女の身体になったんだから・・・。」
 などと、ことさらに屈辱感を与える言葉を投げかけたりはしましたが、少なくとも、それ以外には肉体的にも精神的にも、開放感を得られた5日間だったのです。
 そんな精神状態と呼応するかのように、その間の私の表情は明るいものでした。
 毎晩のように過ごす田中との愛のひとときも、それまでの泣き顔ばかりを見せる悲しい逢瀬ではなく、自然と笑顔が浮かんでいたのです。時には冗談を言い合いながら声を上げることもありました。私は田中の腕に抱かれながら、その愛が一段も二段も深まっていく実感を感じていました。

 しかし、そんな夢のような5日間が過ぎると、私は再び地獄のような現実に引き戻されたのでした。男の目を楽しませるためだけの目的でできているような衣装を身につけた私を村井と本城は、力づくで組み敷き、そして陵辱する日々が始まりました。
 とは言え何とか最後の一線である妊娠の危険だけは避けることができたのは、涼子からの指示のおかげでした。もちろんその指示も、あくまで私に羞恥心を呼び起こすためのもので、決して善意から発したものでないことは明らかでしたが。
 涼子は、妊娠の恐怖に震える私に、
「しかたないわね、じゃ、こんな風に言って許してもらえば?」
 と耳打ちし、いくつものアドバイスらしき指示を与えてきたのです。
 その内容のあまりにも屈辱的なことに、一瞬はためらいはしたものの、妊娠だけはどうしても避けたいという思いから従わざるを得ませんでした。
 ある時は、電磁波の高まりゆく性欲の中で、私の身体にのしかかっている村井の耳元で、
「お願い、パパ・・・奈緒美、パパの・・・セ、セーエキ、お顔に・・・お顔に欲しいの・・・お願い・・・だから・・・ね、最後は、お顔に・・・ピューッて・・・して・・・。」
 などと言ったり、またある時は、いきり立った誇張を、本城がまさに私の『女の子の部分』に挿入しようとした瞬間、私は身を引いて、
「だ・・・だめよ。・・・充お兄様ぁ・・・。だって、お兄様のチンポ・・・奈緒美には大きすぎるの・・・。奈緒美のオマンコ・・・壊れちゃうもん。だから・・ね、お兄様、お口に、お口にちょうだい・・・。お兄様のセーエキ、奈緒美の・・・お口にドピュドピュって出して・・・。奈緒美・・・全部・・・飲んで・・・ア・ゲ・ル」
 と言ったりしながら、何とか、膣内での射精だけは避けることができたのです。

 もちろんそれでも避けられない時もありました。
「今日は、絶対に中だししてやるからな」
 などと言いながら、村井が私の身体を押さえつけることもあったのです。
 しかしそんな時でも、涼子のアドバイスらしき指示により何とか回避することができました。
「い、いや・・・パパ・・・お願い・・・奈緒美・・・まだ、妊娠したくないの・・・だから、ね、ゴム・・・して・・・。奈緒美が・・・お口で・・・はめてあげるから・・・。」
 私は、そう言うと、口中で舌を使いながら、コンドームを開き、村井のいきり立った大きな誇張に、そんまま被せるというような、まるで娼婦の技巧とも言うべき行為を行ったのです。
 その時の私を第三者が見れば、中学生と見まがうほどのあどけない容貌と、それに似合わないほどのグラマラスな身体を併せ持ち、しかも、口にするセリフや仕草は、まるで淫乱な少女売春婦そのものだったでしょう。
 しかし、そんな屈辱的な演技のおかげで、私の妊娠の危機は、回避し続けることができ、翌月には2度目の生理を迎えることもできたのです。その頃になると、私は女には周期的に安全日というものがあり、排卵日を避ければ、妊娠する可能性が薄いことを知っていました。それは、「女」としての当然の知識だと、涼子と結花が教えてくれていたのです。

ある性転者の告白 第21章-1

 私は肉体的にも精神的にも疲れ切った中で深い眠りに落ちていきました。そんなボロボロになった私に癒しを与えてくれる唯一の存在は田中聡だけでした。
 その夜、田中はみんなが寝静まった頃、静かに私の部屋の鍵を開け、中に入ってくると、何も言わずに抱きしめてくれたのです。
「辛かったろう。よく辛抱したね。いいか、いつか、俺が助けてやる。信じて待ってるんだ。」
 私はその言葉に心が震え、涙が一層溢れてきました。その涙はそれまでの屈辱の涙でなく、感動の涙であることは自分でもはっきりとわかりました。
 私は細い腕を田中の背中に回し、すがりつくように抱きしめたのです。
「うん、奈緒美、愛してるから・・・聡さんのこと愛してるから・・・」
 田中はそんな私のあごをそっと持ち上げると、優しく唇を近づけてきました。
 私は全身が溶け出しそうな恍惚感の中で、田中との長い長い口づけを交わしたのです。
いつかは、ここを抜け出して、この人、聡さんと暮らすことができるんだという思いが私を最後の絶望から救ってくれたのです。
 しかし、それを妨げるかもしれない恐怖の可能性は未だに消えてはいません。それは、村井から受けた陵辱による妊娠の恐怖です。田中はそんなことはかまわないと言ってくれていますが、実際にそんなことになれば、どういうことになるかは不安で仕方ありませんでした。とにかく妊娠という最悪の事態が自分の身に降りかかっていないことを願うしかなかったのです。

 そんな妊娠への不安を払拭できないまま、その後も、私は、彼らの企みによって様々な恥辱的で屈辱的な性的体験を経験させられることになったのです。幸い、見ず知らずの男たちとの間には本当の性交渉はありませんでした。それを村井が嫌がったということが理由でした。もちろん、それが私のことを気遣ってのことではないことは知っていました。万が一、その時点で私が妊娠してしまったら、私に新たな妊娠の恐怖を味あわせながらの陵辱というサディスティックな嗜好を満たすことができなくなるというのが本音でした。
 村井は私のバージンを奪ったときの行為により、私が妊娠している可能性がほとんどないことは知っていました。その日が不完全にせよ、私に初めて訪れた生理の日だったことが理由です。村井は、涼子や結花から、生理の日の性交渉よって妊娠する可能性はほとんどないことを知らされていたからです。
 私にとって結果としては、新たな妊娠の可能性だけは打ち消すことができたのです。
 
 そんな過酷な試練が続く中でも、私は彼らの要求を絶対に拒否したりはしませんでした。それは毎晩田中と交わす熱い口づけと愛の言葉が支えになっていたからです。愛する田中といつかは結ばれるという思いが、私を素直で従順な女に変えていったのです。
 毎晩部屋に戻り、泣いている私に田中は熱い愛の言葉を囁きながら、きつく抱きしめ、口づけをしてくれました。私は、その田中の愛に満ちた口づけを受けながら、彼の指で身体を愛撫されると、心の底から結ばれたい、女として受け入れたいという気持ちにもなりました。しかし、それでもやはり村井の子を妊娠しているかもしれないという不安がその一線を踏み出すことを躊躇わせていたのです。それはレイプなどの虐待を受けた女性がそれ以来トラウマになり、男性との間の性行為を受け入れることができなくなることに似ているのかもしれません。いえ、それだけでなく、その時の私の心の中の最も大きな部分は、やはり妊娠という現実に対する恐怖心でした。男の身でありながら、別の男の子供を身ごもるということは、どうしても耐えられない絶望感をもたらすものだったのです。
 私はいつしか自らを完全に女に変えられたことを認識しなければならないであろう屈辱的な現象、つまり、「生理」を心から待ち望むようになっていたのです。


「N/Nプロジェクト」外伝 その1

「N/Nプロジェクト」外伝 その1
    湯浅 優一 編 です。

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「N/Nプロジェクト」外伝 (オリジナルキャプションストーリー) 

 オリジナルキャプションストーリーを何作が発表させていただきます。

実は、現在「N/Nプロジェクト」なる小説(もちろん、「屈辱系強制女性化小説」です。)を執筆中なのですが、そのメインのストーリーとは別に「N/Nプロジェクト・外伝」とするサイドストーリーをキャプション形式で作ってみました。
 ただ、キャプションストーリーだけだと、設定がわかりづらいと思いますので、本編の序章と外伝の基本設定を掲載させてもらいます。
 ぜひともお読みいただいた上でキャプションストーリーをお楽しみいただければと思います。



   『N/Nプロジェクト』

〔序章〕

 西暦20×1年
 数年来の審議を経て、「国民適正化法案」が国会を通過した。
 この法律は、人口減少の流れの中でいかに国力を維持・向上させるかという問題を解決するために、いわゆる「少数精鋭」でも経済・社会・文化・教育等々の水準を維持し、かつ発展させることを目的として成立したものだった。
 具体的には、義務教育を終了した時点で、国民全員に適性検査を義務づけ、能力・適性から精神面・体力面等に至るまで、およそ30項目に渡る結果により、将来進むべき進路を決定してしまうものだった。
最初に国会に提出された頃には、世論を二分するほどの激論がわき上がったが、いくつかの諸外国で同様の法案が通り実施され、しかもかなり良い方向に進んでいることがわかると、国民世論も次第に賛成意見が多くなっていき、ついには法案通過の運びとなったのである。
 ただ、これから義務教育を終了する子供たちへの実施は良いのだが、問題は成人に対しての実施をどうするかということだった。もちろん成人は対象外とするという選択肢はない。むしろ、学者の間では、成人に対してこそ急いで行わなければならないという意見が多かったくらいである。
 そこで、現在65歳までの成人については一年間という時間をかけ、誕生月順に順次、実施していくこととなった。

そして翌年(20×2年)3月の実施を最後に16歳より65歳までの国民全員の適性検査が終了した。
 翌月より、その検査結果が各個人宛に順次通知された。
 検査表には、30項目に渡るデータと共に最終適性判断として、A・B・C・Dの4段階の結果が記されてあった。
 
 そのランク分けは以下の事柄を示すものである。

A=現在の職業・職域または社会的地位は最適性であり、変更の必要はなし。

B=現在の職業・職域または社会的地位はほぼ適性である。国としては最適性を推奨する  が、現行のままを希望する場合には変更を義務づけるものではない。
  (最適性の職業・職域等への変更を希望する場合には、担当者による個別のカウンセ   リングを通じて、全面的に支援を行う。)

C=現在の職業・職域または社会的地位は不適である。20×3年3月までに、変更する  ことを義務づける。そのため、担当者による個別のカウンセリングが必須。ただし、  能力及び精神面・体力面には全く問題がないので、最適性のある職業・職域・社会的  地位への変更は可能である。(ただし、本人の希望ではなく適性検査の結果に基づく。)

D=現在の職業・職域または社会的地位が不適であるばかりでなく、検査結果の一部また  は全てに基づいて、最適性への変更は不可能である。『適性教育機関』での、一定期  間の再教育が必須。その達成度により、比較的適性度が高いと判断しうる職業・職域  ・社会的地位に就くことが義務となる。

 以上が「表向き」公表されているランク分けの詳細だった。

ところが、この結果分けには公表されていないもう一つのランクが存在したのである。
 そのランクに入った場合には、通知書類の結果欄は空白で、その代わりに、担当者による個別面談(必須)の実施予定日時が記されてあった。さらにその面談を特別な理由なく欠席した場合の罰則規定まで付されてあった。

 担当機関の職員は、それを内々に 「Nランク」と呼んでいた。
 Nは、NOTHINGのNで結果欄に「何も書かれていない」ことから、誰からともなくそう呼ぶようになったのだが、本当の意味は、このままの状態では社会的な貢献は「何もない」つまり、社会的にはNOTHINGだという意味も兼ねるようになっていった。
 では、その「Nランク」に属する人とはどういう人だろうか。
 それは、適性検査の結果、ランクDとされた上に、他のいくつかの検査結果を通じて「性別」について、客観的に不適合と判断された人たちだった。
 間違ってはならないが、いわゆる「性同一性障害」として認識されている人たちのことではない。
 この頃の日本は「性同一性障害」に対する社会的偏見は殆どなくなっていた。従って、自ら、そうであることを公表するのは全くと言っていいほど問題にはならない。現に彼らの多くは、この適性検査前にすでに社会的に認められており、適性検査の結果には全く影響を与えなかった。
 では、「Nランク 」における性別の不適合とはどういうものか。
 それは、簡単に言えば、潜在的な性別の不適合者という言い方が正しい。つまり自らはまったく認識していないにも関わらす、客観的な分析結果によって、精神的または肉体的に、あるいはその両面で性別不適合であることが判明した人たちである。
 この「Nランク」該当者には女性も含まれてはいたが、その男女比は圧倒的に男性の方が高かった。それを環境ホルモンの影響によると分析した学者もいたが、真偽のほどは確かめられてはいない。
 いずれにせよ、ここでは一部の例外を除き、圧倒的に比率の大きかった「Nランク」男性該当者に話を絞って説明を続けたいと思う。
 
 国は密かにこの「Nランク」男性の扱いに対する議論を続けた。
 当初は、十分な精神的治療により男性としての性別に適合させるべきだという穏当な意見が主流を占めていたが、ある著名な精神医学者の意見が、その後の議論の流れを変えてしまった。
 彼の持論によると、「データの分析結果を見ると、Nランクの男性については、どんなに精神的治療を施しても、完全に男性としての性別に適合させることは不可能である。つまり、潜在的には不適合状態が残ってしまう。」というものだった。
 この参考意見以降、議論の流れは過激な方向に向かい始め、ついには、「国として不要の人物なのだから、密かに抹殺すべし。」などという暴論めいたものまで出始めたのである。
 
 そんな中、一人の女性高級官僚が、ポツリと、『特殊倶楽部』のことを口にしたのである。
「もし彼らが、本当の女性なら『特殊倶楽部』で、『ニンフ』として働かせることもできるのに・・・。今、『ニンフ』集めには苦労してるので・・・。」
 この彼女の冗談とも本音とも取れる言葉に対し、議論の場に、ある種の緊張感と共感の雰囲気が広がった。
 
 ここで彼女の意見の詳細を説明しなければならないが、その前に当時の労働環境における闇の部分について、若干の説明を加えておく必要があるだろう。
 人口減少が進んでいく中、肉体的に過酷で危険な労働に振り分けられる労働力が不足していた日本では、その面を外国人労働者に依存するようになっていった。だが、それも長くは続かない。なぜなら経済的に弱体化していく日本に、外国人出稼ぎ労働者は魅力を感じなくなっていったからである。
 そこで次に考えついたのが、刑務所に収容されている受刑者の登用という苦肉の案だった。
 十分な保安上の安全を確保しながら、当初は比較的軽い刑の受刑者のみで運用されたが、人手不足がすぐに露呈し、対象者の幅を拡げていくようになる。そして最終的には全受刑者が対象となるまでに至ったのである。当然ながら殺人犯や強盗犯、さらには凶悪な性犯罪者まで含まれるようになっていった。また、中には出所の望みのない終身受刑者(当時の日本は死刑制度が廃止され、極刑として『終身刑』が導入されていた)もいたのである。 そうなると気の立った者同士の小競り合いが暴動に繋がるという危険性も無視できず、所管部署はその対策を講じるようになった。
 何とか彼らの高ぶった精神状態を治め、かつ労働意欲を維持させる方法はないものかとの論議の中、最終的に到達したのが『特殊倶楽部』の設置だった。わかりやすく言えば、彼らの高ぶった欲望を解放するという目的のためだけに作られた慰安施設である。
 そこでは、制限はあるものののアルコールやたばこも許され、簡単な娯楽施設も揃い、ストリップショーや個室マッサージといった風俗系のサービス施設まで備わっていた。だが、彼ら受刑者の労働意欲を最も高めたのは、定期的に発表される『優秀勤務賞』受賞者のみに与えられる『特別室』使用の権利だった。
 『特別室』内では、指名した『ニンフ』(英語のnymph: 元は「美しい妖精」から「美少女」の意味もあるが、今ではnymphomania:「色情狂・淫乱女」などの略語としても使われる)と呼ばれる女性と一夜を共にすることができた。そしてその中での性的サービスには制限がなく、過激なSMプレイやレイププレイ、さらにスカトロプレイといった変態的なプレイまで全てを満たすことができた。許されていないのは、『ニンフ』の生命を危険にさらすプレイぐらいだった。
 
 『特殊倶楽部』の設置だけでも、十分な成果があった上に、この『特別室』の導入による労働意欲の向上はめざましいものがあった。そのため、所管部署からの指示により、全国に十数カ所ある『特殊倶楽部』に『特別室』の設置が必須となった。
 しかし、そのためには魅力的で、あらゆる性的な要求にも応えられる有能な「ニンフ」が相当数必要となり、担当者はその募集を急ぐこととなった。
 当初は、全国の風俗嬢の中から、魅力的で評判がよく、技術的にも優れた女性に極めて高額な報酬を提示することで、一応必要数の「ニンフ」は確保することができた。だが、翌月には、約半数の「ニンフ」が退職を申し出、さらにその翌月には、当初の一割の人数しか残らないという有様だった。
 それは何より仕事内容の過酷さが原因だった。性欲の限界に達した受刑者たちの『特別室』内で行う行為により、命を落としかけたり、精神的な病に冒される「ニンフ」まで現れたのである。そしてその噂は全国の風俗業界に瞬く間に広がり、その後の募集の妨げとなった。
 風俗嬢からの募集が不可能となった担当官が次に白羽の矢を立てたのは、なんと同じ受刑者だった。比較的刑期の長い女性受刑者の中で容姿が端麗で、しかも風俗嬢等の経験があり、精神的にも強い人物を密かに人選した担当官は、刑期の半減と『特殊倶楽部』内でのかなり自由な生活を保障することを条件に個別に説得にあたった。刑期の長い受刑者を選んだのは、たとえ半減したとしてもかなりの期間の刑期が残っているため、安定した人材(ニンフ)確保に繋がると考えたからだった。
 この苦肉の策により、再びニンフの確保は成功した・・・かのように見えた。だが、結果は前回と同じだった。しかも、今回は仕事の過酷さが原因で自殺者をも生み出すことになってしまったのである。受刑者ゆえ、半ば強制的に就かされた仕事から逃れるには死を選ばざるを得なかったのである。
 悪い評判の広まる速度は驚くほど速い。約1か月後には、全国の女性刑務所に収容中の受刑者の間で、この出来事を知らない者はいなかった。
 
 再び担当者の肩に「ニンフ」確保の難題が重くのしかかってきたのである。
 そしてその所管部署の責任者の一人が前述の女性高級官僚だったのである。
「Nランク」男性の扱いと「ニンフ」女性の確保という一見無関係と思われる二つの問題が、彼女の一言で完全にシンクロしていった。
 もちろん議論参加者の間には、そんなことが許されるのかと自問した者もいたに違いない。しかし両難問を一気に解決できる代案を持ち合わせている者は誰一人いなかった。

 こうして、
「『Nランク』男性を強制的に性転換し『ニンフ』とする」
 という前代未聞の信じがたい決定が満場一致でなされたのであった。

 基本路線が決定すると、翌日からは各専門家にも諮問し、具体的な方法が決められていった。
 そして約2ヶ月の期間を費やし、実施計画マニュアル案が作成され、さらに数回の会議における若干の修正を経て、ついに「N/Nプロジェクト実施マニュアル」(N/Nとは、「Nランク」と「Nymph」のそれぞれの頭文字)が完成し、プロジェクトに関わる所管職員達に極秘裏に配布されたのであった。
 
  その年の暑い夏が終わり、やっとかすかな秋風が吹き始めた頃のこと、○○県の小高い山の裾野に建設された真新しい施設に、5台の大型バスが順次到着した。
 乗客は全国から集められた約150名「Nランク」男性たちだった。年齢も職業も身体的特徴も何も一致するもののない彼らが、ただ適性検査における「性別不適合」という共通点だけで、この人里離れた施設に集められたのである。
 世間では適性検査の結果による配置転換が順次進んでいて、慌ただしく騒々しい雰囲気だったが、この施設の周辺はそんな喧噪とはかけ離れた静けさを保っていた。
 この世間と隔絶された地で、実質的な「N/Nプロジェクト」は始まったのである。
 だが、もちろん150名の男たちの誰一人として、そんなプロジェクトの存在を認識している者はいない。本人にもまたそれぞれの家族にも、検査結果に重大な疑義があったので再検査を行うということしか告げられてはいない。
 彼らはこの日から、短い人で8ヶ月、長い人で13ヶ月もの間、この施設内からの外出はもちろん、外部との直接の連絡手段も絶たれることとなったのである。


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 以上が、小説「N/Nプロジェクト」の序章です。
 
 この後、150名の「Nランク」男性は、精神操作(洗脳・サブリミナル療法・催眠療法等)、内科的処置(女性ホルモン投与等)、外科的処置(顔の整形・全身整形・声帯変更・睾丸摘出・造膣手術等)などにより、
「Nランク」男性 → 「ユニセックス化」 → 「女性化」 → 「ニンフ化」
の道を辿ることになります。

 で、小説の方はそのうち何名かを取り上げて、「誰々 編」という形で何作か書いてみようと思っています。
 ちなみに、現在は「水瀬慶太 編」という作品を執筆中です。

 精神操作によって、段階的に進んでいく「女性化」、そして「ニンフ化」への道。
 会社、妻、知人などを絡めた展開。
 そして「自由意志」という名の「強制」(「女性化」「ニンフ化」が本人の意志であるかのように誘導するということ)。
 
 などをじっくり描いていきたいと思っています。
 当然、屈辱系・恥辱系、そして アンハッピーエンディングになる予定です。

 発表までは、もう少し時間がかかると思いますが、どうぞ気長にお待ちください。

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 それで、その間にというわけでもないのですが、妄想が膨らんでできたのが「N/Nプロジェクト・外伝」です。
 基本的には、キャプションを使ったショートストーリーですけど、その設定としては次のような感じです。 


 
『N/Nプロジェクト・外伝』 基本設定

「ニンフ化」が終了しても「特殊倶楽部」送りにならず、施設内に留め置かれる者が数名いた。
 彼らの存在は中央に報告されることはなく、一部の施設職員の間でのみ知られていた。 彼らは一体どういう人物か。
 一言で言ってしまえば、施設職員の個人的な恨みを買った者たちである。
 「N/Nプロジェクト」は概ね予定通りの日程で遂行されたのは事実だが、当然のことながら、反抗的態度を繰り返し、施設職員の手を大いに煩わせた者もいる。そのため、予定に狂いが生じ、休日を返上して職務にあたった職員もいた。さらに管理責任を問われ、降格や減給の処分を受けた者もいたのである。彼らにしてみれば、その「問題児」たちをこのまま「特殊倶楽部」へ送り出すだけでは、納得できなかったのである。
 もちろん、最終的には「特殊倶楽部」に送らなければならないが、その前に何か溜飲を下げられることはないかと考えたのである。「問題児」たちにさらなる屈辱を与える何かを。
 恨みを持つ職員たちは密かに話し合いの場を設け、様々な案を出し合った。
そして、最終的に決まったのが次のようなものだった。
 
1,最初に、彼らのファイルを調べ、仮に女性となった彼らが戻った場合に、最も屈辱感  を味あうことになる職場または環境を見つける。
2,その場に協力者になりうる人物を見つける。
(見つからなければ、新たに別の場を探す。)
3,協力者と打ち合わせをし、最も屈辱感を与える方法を話し合って決める。
(協力者からの要望は「オプション」としてできるだけ取り入れる。)
4,この段階で、「問題児」に、こちらの条件をクリアすれば、「特殊倶楽部」行きは免  れる旨を伝える。
(「特殊倶楽部」での「ニンフ」の仕事が過酷を極めることを知っているので、この   条件には当然乗ってくることが予想される。)
5,件の職場、環境での指定した業務が、条件であることを告げる。
  (満足のいく業務内容である間は、「特殊倶楽部」行きは留保されるが、少しでも業   務内容に問題が生じれば、即刻「特殊倶楽部」行きが実行されることもあわせて告   げる。)   
6,だが、上記5の条件は満たされない。なぜなら、協力者との打ち合わせで業務内容に  必ず問題が生じるように仕組まれているからである。
7,その結果、彼らの「特殊倶楽部」行きが決定する。

  こうして、職員達による歪んだ奸計が実行に移されたのである。

 以上です。
 
 この基本設定をお読みいただいた上で、お楽しみいただければ幸いです。



ある性転者の告白 第20章-7

 しかし、そんな余韻に浸っていたのもほんのわずかの時間だけでした。
 私は妙な気配を感じ、そっと目を開きました。
「え?何?ど、どういうこと?」
 見上げる私の視線の先には、あの5人の若い男が私を取り囲むようにして立っていたのです。しかも、それぞれの目は明らかに興奮によって充血しているのがわかりました。私はとっさに起きあがろうとして、上半身を上げましたが、一人の男の力によって肩を押さえつけられたのです。
「あ、あんなよぉ・・・、は、激しい・・・オナニー・・・オナニーまで・・・見せられちゃって、た・・・たまんねえよぉ」
 肥満体の男が私の胸を見つめながら、くぐもった声で言いました。徐々に視線が定まってきた私の視界には、下半身裸で、いきり立った誇張を盛んに自らの指でこすり上げている姿が目に入ったのです。
 私はハッとして、逃げようとしましたが、か細い肩を力づくで押さえ込まれていたために身動きが取れません。
「な、なぁ・・・男の、センズリ・・・みたいんだろう?そ・・・そうだろう?」
「じゃあよ・・・精液、で・・・出るとこ、み・・・・見せてやるよ・・・。」
 別の男が言いました。見ると、その男も下半身から露わになった誇張を激しく上下にさすっているのです。
 その瞬間、部屋のスピーカーを通じて、阪木の声が響きました。
「では、本日の大サービスです。男のセンズリのおかずにされたいなんて言う、奈緒美ちゃんに、お礼もかねて、見せてあげてくださいね。もちろん、最後はどこに出してもかまいませんが、くれぐれも、本番はだめですよ~。」
 私は全身に震えが走り、その場を逃れようとしました。しかし今度は二人がかりの男の力で押さえ込まれたのです。
 そして、次の瞬間、目の前の男が、
「ほれぇ、い、行くぞ・・よく、見ろよっ」
 と言うが早いか、私の顔を自らの誇張に引き寄せたのです。
 誇張は一瞬膨張したようにふくれあがると、先端から勢いよく白い糸のような迸りが見えました。そして、その迸りの先は、私の両の瞼と頬にピシャッと音を立てるように飛びかかってきたのです。
「い、いや・・・いやぁ・・・」
 私は大声を上げて叫びました。しかし若い男のみなぎった精液の力は、激しく何度も何度も襲いかかってきたのです。
 一人が終わると次の男が、私の前に誇張を突きだし、あるものは、顔にそしてあるものは、豊満な乳房にと全身に向かって精の証をぶつけてきたのでした。
(ああ、ひ、ひどい・・・ひどい・・・)
 私の目からは幾筋もの涙があふれ出し、頬を伝って落ちていきました。そしてその滴は、頬にかかった男の精液と混じり合いながら、糸を引いて落ちていったのでした。    
このようにして、今思い出しても信じられない恥辱的な一日は終わりました。
 全身に夥しい量の精液を浴びたまま、呆然と座り込んでいた私に結花が近づいてきて言いました。
「ホントに、男のおもちゃになっちゃったわね。すっかり・・・。本当は男なのにね・・・。私をだまさなければ、こんな目にあわずに済んだのに・・・・。アハハ」
 私はその言葉をただうつむいて聞いているより仕方がありませんでした。
 その後、指示されるままシャワーを浴び、着てきたセーラー服に着替えると、タクシーに乗せられた私は、涼子と結花と共にマンションを出ました。
 タクシーの中でも、時折、自分の身体に見ず知らずの男の精液の臭いが残っているようで、知らず知らずのうちに涙が溢れているのがわかりました。
 しかも、その屈辱感をあおるかのように、涼子と結花が蔑みと復讐心に支配された言葉を聞こえよがしにささやいてくるのでした。
 その夜、私はベッドの中で声を上げて泣きました。止めようとしても、涙は次から次へとあふれ出し、まるで自分の体内のすべての水分を失わせるかのようでした。

ある性転者の告白 第20章-6

 しかし、その時、結花の悪魔のような囁きが耳元に響きました。
(だめよ、奈緒美ちゃんも、自分でオナニーして見せなくちゃ。わかってるでしょ。そのくらい)
 いくら何でもそれだけはできないと思いました。ここまでの演技だって、自分に向けられているのは無人のカメラだけだと思うからできたのです。しかし、たとえカメラだけだとしても、自慰行為を演じることは、この上もない屈辱に思えたのでした。
 私はガラス窓の方を見つめ、小さく首を振りました。
(何いってるの?そんなこともできないの?それがなくちゃ、いつまでたっても終わらないわよ。撮影が・・・。じゃ、いいわ。こうしてあげるか フフフ・・・。)
 結花はバックから何やら黒い小さなものを取り出して、私の方に示したのです。
「ま、まって・・・だめ・・・」
 私はとっさに声を出してしまいました。
 それは、まさしく体内に埋め込まれた、忌まわしい電磁波の送信機だったのです。
 私は全身に震えを感じました。そのスイッチが押された瞬間、下半身から女性器を刺激する電磁波が流れ、自分の理性では抑えようもない高ぶりが襲ってくることを、それまでに何度も味あわされていたのです。
 私は何度も首を振り、
(助けて・・・それだけは、助けて・・・お願い・・・。)
 と、せっぱ詰まった視線を送り続けました。
 しかし結花はそれをまったく無視するかのように冷たく微笑むと、持っていた送信機のスイッチに指をかけました。
 同時に下半身にかすかな振動が走ったと思うと、その動きは一気に全身を駆け抜け始めたのです。
(ああ、また、こ・・・この感覚が・・・だ、だめ・・・・感じちゃ・・・だめ・・・。)
 私は唇を噛んで、この感情の高ぶりを抑えようと努めました。しかし、それはまったくの無駄な抵抗であり、震えるような、しびれるような感覚がズンズンと高まっていくのです。
(どう?どんな気分?奈緒美ちゃん・・・。やめて欲しい?やめて欲しかったら、こういう風に言うのよ。)
私はわらにもすがる思いで、結花の指示するセリフを口にしました。
「ああん、ね、ねぇ・・・お兄ちゃん、奈緒美、お兄ちゃんに・・・オ・・・オマンコ見られてると、何か・・・何か・・・変な気分になってきたの。アアンぅ・・・お兄ちゃんだけ・・・センズリして、ずるいなぁ・・・。ね、奈、奈緒美も・・・・オ・・・オナニー・・していい?ねえ、オ・・オマンコ、手で・・ス・・スリスリして・・・いい?ね、いいでしょ?お願い・・・。アアン、ああ・・・」
 その間も電磁波の影響による、性欲の高まりは止めどなく上昇していきました。
(アアン・・・アン、すご・・・すごい・・こ、この感覚・・・だ、だめ・・感じちゃうぅ・・。)
 私の中で残っていたかすかな理性の欠片が音を立てて崩れ去っていくのがわかりました。
 もはや何が演技で何が本能なのかわからなくなり、左手でHカップの爆乳をわしづかみにしながら、激しく揉み上げました。
「ああん、感じるぅ・・・素敵よ・・・奈緒美、感じちゃうぅぅ・・・。」
 私はさらに右手を下半身に伸ばし、三角形の純白の布きれの上から、その部分をそっとなで上げました。
「あん、ああんん・・・」
 しびれるような感覚が皮膚の除去された敏感な陰核から全身を貫いていきます。
 私は遂に本能の赴くまま、右手を三角形の中に忍ばせると、そのまま中指を内部に挿入していきました。すでに溢れるばかりに流れ出している愛液がその行為をスムーズにしてくれます。
「ああん、・・んん・・お、お兄ちゃん、見える?奈緒美・・・中一のくせに・・・こ、こんなこと・・・してるの。ね。お兄ちゃん・・・奈緒美のこと嫌いになったぁ? でも、アアン、感じるの。奈緒美、感じてるのぉ・・・。」
 私は挿入した指を最初はゆっくりと、そしてだんだんとスピードを増しながら、出し入れを繰り返したのです。
「あ~、あんぅ~、すごいの・・・奈緒美の・・・オ・・・オマンコ・・・気持ち・・・気持ちいいのぉ・・・。ああんん・・・・んん・・・。」
 内部からの突き上げるように連続する性欲の高まりと、それを助長する止めることの出来ない指の動きによって、私は、一気に頂点に達していったのです。
「ああ~あ~、奈緒美、イ、イッチャウ・・・イッチャウぅ・・・」
 目の前に光が飛ぶのを感じ、そのまま一気に頂点に達してしまいました。
 右手の指先にはドロっとした愛液の固まりが伝ってくるのがわかりました。
 私は数回の痙攣の中で、ぐったりして、まるで余韻に浸るかのように目をつぶっていました。同時に激しい後悔の念が心にわき上がりました。
(ああ、どうして、どうして、こんな目に遭わなくちゃいけないの?)
 私は外的な刺激により、自分の意志によらない強制的な自慰行為を行わされることが、あまりにも辛く屈辱的な思いがして、知らず知らずのうちに涙が溢れてきたのでした。


ある性転者の告白 第20章-5

 その後も結花からのポーズの指示は休む間もなく続きました。
 いたずらっぽい微笑みをカメラのレンズに向けながら、しゃがんだ膝を立てて、それを両腕で抱えるようにしたり、四つんばいになりながら、お尻をつきだしてみたり、いわゆる超ミニの女学生のパンチラ映像として出回っているようなポーズを繰り返したのです。
 少しの間をおいてから、再び、結花の声が耳に聞こえてきました。
(じゃ、ここからは、セリフを入れてね。いい?私が言うように言うのよ。わかったわね。)
 私は小さく頷きました。その時初めて、結花がなぜマイクではなくイヤホン越しに自分に指示を送ることを選んだのかの理由がわかりました。私がビデオに向かって口を開くセリフが自然に私の口から発せられていることを演出するには、マイク越しに全体に聞こえては都合が悪いということだったのです。
 私は、きっとこの後に指示されるセリフが、実際に人の目の前では口にすることのできないような恥ずかしいセリフであろうことは、この撮影会の雰囲気からも何となく察知できました。でも、目の前にあるのはあくまでビデオカメラのレンズだけ。しかも、数百人の前で、あれだけの恥ずかしいセリフを口にした数時間後のことです。
 私はあれ以上の屈辱的な体験はないだろうとすら思っていましたので、どんなセリフでも口にするつもりでした。いえ、むしろそれが彼らの望むものであるなら、思い切って大胆に演じてやろうといういたずらっぽい感情すら抱くようになっていたのです。  私は指示されるセリフと仕草を、大胆にも自らの意志によるものであるかのように次から次へと、演じていったのです。

「ねぇ、お兄ちゃん、今、奈緒美のこと、見てたでしょ? フフフ・・・・知ってるんだから、奈緒美。お兄ちゃんが、いつも、奈緒美のパンチラ見てるの・・・。でも、だまってたんだ。だって、奈緒美・・・お兄ちゃんが好きだもん。それにね、奈緒美、男の人に見られるの、大好きなの。お兄ちゃんにもお話したよね、奈緒美、グラビアアイドルになりたいって・・・だから、いつも、いつも、男の人の熱い熱い、視線・・・感じてたいの・・・・。それが、お兄ちゃんなら・・・・最高だもん。だから、いいよ。もっと見ても・・。フフフ・・・。」
 私はゆっくりとその場にしゃがみ込み、いたずらっぽい瞳をビデオカメラに向けると、唇を少し開いたまま笑みを浮かべ、小さく小首をかしげました。そして両腕で膝を抱えながら、足先を徐々に両側に広げていきました。超マイクロミニのスカートの裾から、M字になった両脚が伸び、その奥にレモンイエローのショーツがはっきりと顔を出すように。
「フフフ・・・、どう?見える?奈緒美のパンチラ、よく見える?・・・え?セーラー服の下も見たいって?う~ん、どうしよう・・・困ったなぁ・・・、でも・・・・いいわ。奈緒美、お兄ちゃんに見せてあげる。でも、他の人には・・・・絶対に・・・内緒だよ・・・。」
 今度はゆっくりと立ち上がって、セーラー服を脱ぐと、その場で立ったまま、次から次へと点灯するランプの方向に向けて、身体の向きを傾けました。その動きに呼応するように、姿を露わにした爆乳がプルプルと揺れていくのがわかります。
「ねえ、お兄ちゃん、奈緒美の身体・・・どう?奈緒美ね、こんなに大きなオッパイしてるでしょ?それに、お尻だって、こんなに大きいでしょ? ホントはずっと、はずかしかったの。でもね、いつからか、こんなHな身体の方が男の人は好きなんだって知って、うれしくなってきたの・・・。それから、奈緒美、グラビアアイドルになることが夢になったの・・・。ねえ、お兄ちゃんも、奈緒美の身体・・・好き?」
 私は、次々に点灯するランプの下のレンズに向けて上半身を屈めて、胸の谷間を強調するように、両方の腕を内側に引き寄せました。
 
 とその時でした、それまでビデオが回るかすかな音以外には無音であった部屋のどこからか、スルスルという布ずれのような音と、ファスナーを下ろすようなシャーという小さな音が次々に聞こえてきたのです。しかも、私の周囲の鏡がかすかに振動し始めたのもわかりました。
 私は一瞬その不思議な音が何なのかと気にはなりましたが、イヤホン越しに送られてくる指示は少しの猶予も許してはくれません。私はただそれを演じて行くしかありませんでした。
 これは直後にわかったことですが、実は私の周囲を取り囲んでいた鏡の一枚一枚は、マジックミラーになっていて、その後ろに人が一人入れるくらいのスペースがあり、そこには、それぞれ、先ほどのリビングにいた5人の若いオタク系の男の子たちが入っていたのです。
 彼らは私がこの部屋に入ってきてからの一部始終を覗き見ていたのです。そして私の演じる扇情的なセリフとポーズに我慢しきれなくなった何人かが、履いていたジーンズとトランクスを下ろし、大きくなった誇張を自らの手で慰めていたのです。かすかな布ずれとファスナーの音、そして鏡の小刻みな振動は、そのために起こっていることだったのです。
 もちろん、そんなまるで風俗の『覗き部屋』のようなシステムになっていることを知らされていないのは私だけであり、涼子も結花も、阪木から、すでに詳細を聞かされていて、その上で同意していたことだったのです。
 私はそんな企みにまったく気づかないまま、さらにエスカレートする指示に従って演技を続けました。
「ええ~?もっと?もっと見たいのぉ・・・?ええ?ブラもショーツも取れってこと? ううん、もう~、じゃ、一回だけだよ。これだけだって、ホントは・・・奈緒美、すごく恥ずかしいんだから・・・。」
 私はレモンイエローのブラジャーの背中に手を回し、思わせぶりにホックを外しました。その瞬間ブルルンと音を立てるかのように、今まで押し込められていた反動で、Hカップの巨大な揺れる肉のかたまりが姿を現しました。
 そして次にショーツを外したヒップは、ブルブルとはち切れんばかりの振動を残して揺れています。
「どう?お兄ちゃん。こ・・・これでいいの?でも、裸じゃなくて、がっかりした?フフフ これね、奈緒美の一番お気に入りの水着なんだぁ。白い超マイクロビキニ・・・・。ネ?似合うでしょ?・・・ううん、最初は恥ずかしかったよ。こんなの着るの。だって、奈緒美・・・まだ、中一だもん でもね、これ、思い切ってプールで着たら、男の人がみんな、見るの・・・そしたらね、奈緒美、なんか、うれしくって・・・。それからは、いつもこれ着てるの。 ねぇ、お兄ちゃんも、今、見ていてくれてる?」
 私は極小の三角形以外はただのヒモと呼んだ方がふさわしい、あの白いマイクロビキニ姿をこれ見よがしに見せつけるように、その場でゆっくりと回ってみせました。乳房の揺れを抑える機能の全くない胸の部分が、ユサユサと揺れています。
「あれぇ?お兄ちゃん、もしかして・・・もしかして・・・奈緒美の身体見て、感じてるの?ううん、だめだよ、隠しても・・・。奈緒美、男の人が感じると、どうなるか、知ってるもん。・・・オ・・・オチンチンが・・・固くなって・・・大きくなって・・・くるんでしょ?ホラ、お兄ちゃんも、お兄ちゃんのオチンチンも固くて、大きくなってるじゃない。奈緒美、そういうとき、男の人が、どうしたくなるか・・・知ってるよ。 指で、こ・・こすったり、撫でたりして、もっともっと、気持ちよくなりたくなるんでしょ? それ・・・せ・・・センズリって言うんでしょ?ね、お兄ちゃん?そうでしょ・・・?フフフ・・・。ね、お兄ちゃん、奈緒美のエッチな身体見ながら、センズリ・・・したいんでしょ?そうでしょ?フフフ・・・じゃ、いいよ、奈緒美、見ながらセンズリして。奈緒美、もっと、よく見せてあげるから・・・。」
 私はそう言うと、身体を横にして、伸ばした両脚を徐々に開いていきました。
 カメラのレンズからは私の無毛の『女の子の部分』が純白のマイクロビキニの三角形から透けるように見えているはずです。
「ああん、奈緒美、今、お兄ちゃんの・・・センズリの・・おかずになってるのね。お兄ちゃん、ね、もっとよく見て、奈緒美のあそこ・・・いっぱいいっぱい感じて、センズリして・・・そしてそして・・・白い、セーエキ・・ドピュドピュって、たくさん、たくさん・・・出してぇ・・・・・。」
 私は精一杯の演技で、少女らしいいたいけな表情と豊満で成熟しきった肉体を持ち、さらに心の中は淫乱で男が欲しくてたまらないという現実離れした美少女を演じたのです。とにかく撮影そのものを少しでも早く終わらせたいという思いが羞恥心を消し去っていったのでした。


ある性転者の告白 第20章-4

(それじゃ、始めるわよ。えーと、まずは・・・、手を後ろに組んで、微笑みながら、ランプの点いたところのカメラに向かってポーズをとってみて・・・。)
 ポーズを指示する結花の声が聞こえてきました。それはマイクからではなく、私の右も耳の中に押し込められているイヤホン越しの声でした。私は、なぜイヤホンを使うのか幾分不思議に思いましたが、きっと、その方が使い慣れているいう理由からなのだろうと思い、それ以上の疑問を抱くことはしませんでした。結花のまるで何かのメモを読んでいるかのような指示も不思議な感じでしたが、私には、そんなことより一秒でも早く撮影会を終了し、帰宅したいという願いの方が強くなっていたのです。私の脳裏には微笑む田中の顔が浮かんできます。
 次の瞬間、取り囲んでいる鏡の壁の一つのランプが赤く点灯するのがわかりました。私はそのランプの下にある、目線くらいの高さのレンズに向かって、指示通り、両手を後ろに組みながら、ニコッと微笑み、小さく小首をかしげたのです。誰にも見られていないという安心感が私をごく自然なポーズへと導いていったのです。
(はい、次は、ちょっと前屈みになって、膝に手を添えて・・・そう、そうよ。笑顔はそのまま・・・うん。そう・・・可愛いわ・・・。)
(じゃ、次は背伸びしてみて・・・そう、両手を思い切り高く伸ばして・・・・うん、そう・・・。)
(今度は、口元に指先を近づけて、しーってしながら、ウインク・・・うん。そう、素敵。ホントに可愛いわ・・・。)
 結花の指示は次から次へと繰り出されました。私はその度にランプの点灯を確かめながら、そちらの方のレンズに向かって、笑顔を絶やさずにポーズをとり続けました。身体を動かすたびに超マイクロミニの裾からレモンイエローのショーツが顔を覗かせているだろうことも少しは気になりましたが、オタク系の若者がリクエストするポーズならそれくらいは仕方がないとも思っていました。
 結花の指示する、ポーズはだんだんと大胆なものになっていきました。
(それじゃ、今度は本棚の上から、本を取ってみて。)
 私は周囲を眺め回してみました。しかし、どこにも本棚などありません。
 私はきょとんとした表情を浮かべて、ガラス窓に視線を送りました。
(よく、見て、上の方よ、ほら、奈緒美ちゃんの右の方の上・・・・。)
 私は、指示された方を向きました。
 確かに私の右上には、天井から下がった小さな本棚らしき棚がありました。そして、その中には、数冊の本が並んでいます。しかし、身長が160センチしかなくなっていた私には、背伸びをしてもとうてい届くことができない高さです。私は、そのことを告げるように小さく首を横に振りました。
(そばに椅子があるでしょ?それに乗ってとってみて・・・。)
 私はまた視線を周囲に回してみました。細く高めのスツールが目に入りました。
 私はそのスツールを本棚の下に置くと、倒れないのを確かめてから、ゆっくり上に乗り本棚に手を伸ばしました。そしてその中の一冊を手に取り、スツールから降りようとした時、
(だめよっ、まだ・・・何冊か迷うふりをして、そこで、本を手にとって眺めるのっ。)
 私は何でそんなポーズをとらせるんだろうと不思議に思いましたが、素直にその指示に従いました。
(そう、そう・・・いいわ。その調子・・・。少しお尻を突き出すようにね。ショーツがもっと見えるように・・・。)
 私はその言葉にハッとして、視線を下に落としました。その時身につけていたセーラー服のスカートは股下5センチほどの超マイクロミニの襞スカートです。そんな姿で椅子に乗り、時折背伸びしながら、何冊かの本を取ったり戻したりしていれば、それを誰かが下から見れば、レモンイエローのショーツが丸見えになってしまうということに気づいたのです。今、周囲のビデオカメラのレンズはそんな私に向けられているはずです。
 しかし、それに気づきはしましたが、なぜか羞恥心より、おかしさの感情の方がこみ上げてきたのです。
(なんだ、そんなことだったの。こんなセットまで作って、なんかあきれちゃうな。男の子って、こんな風にして女の子のショーツとか覗きたいのね。なんか、ちょっと、可愛いな。)
 私は思わず、笑い声がこぼれてしまいそうになるのを抑え、指示通りに少しお尻を突き出して見せたのです。
(じゃ、一冊選んでから、下に落としなさい。自然にね・・・そうよ、うん、上手。そしたら、下に降りて・・・そう・・・、床に落ちた本を拾うの。だめよ、膝曲げちゃ・・・。脚を伸ばしたまま・・・そう、上手よ。ショーツがよく見えるように。)
 私は、結花の指示通りにポーズを取りました。
(ホントにおかしいわ。男の子のリクエストって、こんなビデオとって、楽しむんだから・・・。フフフ・・・、なんか、すごーく、可愛いなぁ・・・。こんなんで、いいなら、いいわ。どんどん見せてあげる)
 その頃から、私の心の中に、まるで小悪魔的な少女のいたずら心のような感情が沸いてきていました。羞恥心よりも見せつけてあげたいという感情です。
 もちろん、それはその場にビデオカメラしかないことによる安心感から生じているのは確かです。もしも、実際に彼らの前に出されれば、とうてい生まれてはこない感情だったはずです。

寝取られ系キャプションの続き

昨日、紹介させてもらったキャプションに続きがありました。
全部で5枚構成だったんですね。
かなりの大作(?)です^^

ってことで、今日はその続きをご紹介します。

それぞれの画像の右につけた日本語は、恥ずかしながら、
サテンによる和訳です。(邪魔だったら無視してくださいね。)

001
  ↓
002
  ↓
003
  ↓
004
  ↓
005

以上です。

短いセリフの中で、かなりドキドキ感のあるキャプションで、
サテン的にはストライクでした。
特に4枚目の”Keep that skirt up・・・”以下のセリフは萌え~です
目の前で real man に抱かれる妻、それを女性化した夫は、
「女の子」として可愛い笑顔を浮かべて見つめなければならないなんて、
屈辱ですよね~  萌えますよね~~^^

そんな妄想遊びがキャプションの魅力なんでしょうね。

では、またおもしろいキャプションがあれば、ご紹介しますね。

キャプション ~イマジネーションの楽しさ~

今回は、キャプション(caption)の面白さについてお話しようかと。
もしかすると、あまり馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますので、
簡単にご説明を・・・。

要は、画像やイラストを二次使用して勝手な(妄想で)セリフとか文章を
入れて楽しむものです。

例えば

2051807906.jpg

な感じです。
何の関係もない画像から、作者さんのイマジネーションとエロい妄想で^^
こんな作品を作り上げちゃうんですね~。

ちなみにこの中身ですけど、
設定としては、映像の女性は、(強制?)女性化した夫で、
セリフはその妻のもの。
で、妻は他の男性といちゃつきながら、夫に屈辱的な言葉を投げかけてるって
感じです。(まあ、「寝取られ系」ですね)

ちなみに、セリフの中身はだいたいこんな感じかと・・・。

「そうよ。いい娘ね。
 とっても可愛いSISSY-HUSBANDよ・・。
 か弱いつま先で立って、プリンとしたお尻つきだしてみて・・・
 ほら、やってみて、あなた。
 私の彼に見せてあげるのよ。
 あなたがどんなにセクシーでエロい淫乱娘かってことを。
 それから、なぜ私が彼の大きくて固いチンポが必要かって
 こともね。」
 
 って感じでしょうかね。ちょっと意訳すぎますか?
 SISSY-HUSBANDEなんてところは訳すとシラケそうなんで
 そのままにしましたけど。

 でも、映像の雰囲気と文の内容、結構マッチしてる感じがします。
 作者さんのイマジネーション素敵です・・・^^
 きっとサテンと同じくらい妄想癖の固まりだったりして

 こういうキャプション系の作品って、日本ではあまり広がらないので
 しょうか?
 それとも、サテンが不勉強なだけで、どこかで大盛り上がりみたいなサイト
 があるのでしょうか。
 一部の掲示板で見たことがありますけど、そこには
 「屈辱系女性化」にハマルものはあまりなかったような気が・・・。
 
 小説探して海外サイトをあちこち見てみると、あちらはこの手の趣味の方が
 大勢いるみたいで、中には下手な小説より萌える作品にも出くわしたりします。 

 というわけで、これからもおもしろいキャプションがあったら、ご紹介させて
 いただきます。
 
 それから、以前サテン自身もオリジナルでキャプション作っていたことが
 あるんですけど(日本人の画像で)、それも機会があればご紹介させて
 もらおうかと思っています。
 
プロフィール

サテンドール

Author:サテンドール
=============================================
女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

それとランキングにも参加させていただきますので、
ポチッとクリックいただければ幸いです。

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