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ある性転者の告白 第21章-2

 それは数日後、突然訪れたのです。
 その日朝起きると、私は、あの病院で感じたような下腹部の痛みを感じました。
 私はハッとし、そのままトイレに駆け込みました。下ろしたショーツのステッチ部分に赤黒い血液の染みがはっきりと付いていました。
 私は思わず、うれしさと安堵感で、力が抜けて、その場にしゃがみこんでしまいました。私は、急いでベルを鳴らすと、部屋に入ってきた涼子と結花にそのことを報告したのです。その顔は、きっと喜びに輝いていたはずです。
「あの、あの・・・せ・・・生理が・・・生理がきたんです・・・。」
 すると涼子は結花と顔を見合わせた後、蔑んだ笑みを浮かべながら言いました。
「あら、まあ、よかったわね。奈緒美ちゃん・・・。これでホントの女の子になったのね。でも、それにしても、生理がきたのがそんなにうれしいなんて、ホントに大人になりたがる小学生の女の子と同じね。もう、すっかり女の子の気持ちになっちゃったってわけね・・・。ふふふ・・・」
 それから一旦部屋を出ると、手に生理用品を持って戻って来ました。
 私は結花と一緒にトイレに入ると、結花の手によって生まれて初めて、タンポンの挿入という感覚を味わったのです。元恋人である女性から、女性となった身体にタンポンを挿入されるという体験は、本来なら絶対に受け入れることのできない屈辱的なものです。しかし、その時の私にとって、その生理の訪れは、村井との間に妊娠はなかったことの証であり、そしてなによりも、田中との一線を越えることを可能にする喜びの証でもあったのです。私は、この喜びを誰かに伝えたい思いに駆られましたが、そんなことはできるはずはありません。黙って、自分だけで、その思いに浸ったのです。
「ホントに、そんな喜ぶなんて、変な子ね・・・。ま、最初だから仕方ないけど・・・、きっとそのうち煩わしくて仕方なくなるから・・・フフフ」
 結花は私の『女の子の部分』にタンポンを挿入しながら、そう言ったのです。
 私に生理が訪れたという報告を受けた村井は、まったく意に介さないようでした。もとより村井にも、涼子や結花にも、妊娠など望んでいるはずもなかったからです。まして、村井が私を陵辱した日は、私が退院した日、つまり初めての生理らしきものが訪れた日のことです。生理の日に妊娠する可能性が薄いことは、女の涼子や結花には分かり切ったことだったのです。彼らの心には、男の身でありながら妊娠という恐怖に襲われている私の様子に、復讐心を満たしたいという思いしかなかったのです。
 しかし、そんな女性の身体に関する知識の乏しい私には、彼らとは違い、思わず、口元から笑みがこぼれ、鼻歌まで出るくらいのうれしさの中で、その「煩わしい」とされる生理の期間を過ごしました。
 
 私の初めての本格的な生理は5日間で終わりました。その間腹痛や頭痛に悩まされることもありましたが、そういった肉体的な苦痛を、精神的な安堵と喜びは完全に上回っていました。毎朝、タンポンを取り替える時に目にする血液の付着は、煩わしさよりも、喜びでさえありました。それに生理の期間だけは、村井たちによる性的な要求もありませんでした。そのことも喜びの一因になっていたことは確かです。
 ただ生理中も、涼子と結花は事あるたびに、
「男のくせに生理になるなんて、どんな気分?」
「生理があったからって安心してはだめよ。これからも、ずっと妊娠の可能性があるんだからね。何しろあなたは完全に女の身体になったんだから・・・。」
 などと、ことさらに屈辱感を与える言葉を投げかけたりはしましたが、少なくとも、それ以外には肉体的にも精神的にも、開放感を得られた5日間だったのです。
 そんな精神状態と呼応するかのように、その間の私の表情は明るいものでした。
 毎晩のように過ごす田中との愛のひとときも、それまでの泣き顔ばかりを見せる悲しい逢瀬ではなく、自然と笑顔が浮かんでいたのです。時には冗談を言い合いながら声を上げることもありました。私は田中の腕に抱かれながら、その愛が一段も二段も深まっていく実感を感じていました。

 しかし、そんな夢のような5日間が過ぎると、私は再び地獄のような現実に引き戻されたのでした。男の目を楽しませるためだけの目的でできているような衣装を身につけた私を村井と本城は、力づくで組み敷き、そして陵辱する日々が始まりました。
 とは言え何とか最後の一線である妊娠の危険だけは避けることができたのは、涼子からの指示のおかげでした。もちろんその指示も、あくまで私に羞恥心を呼び起こすためのもので、決して善意から発したものでないことは明らかでしたが。
 涼子は、妊娠の恐怖に震える私に、
「しかたないわね、じゃ、こんな風に言って許してもらえば?」
 と耳打ちし、いくつものアドバイスらしき指示を与えてきたのです。
 その内容のあまりにも屈辱的なことに、一瞬はためらいはしたものの、妊娠だけはどうしても避けたいという思いから従わざるを得ませんでした。
 ある時は、電磁波の高まりゆく性欲の中で、私の身体にのしかかっている村井の耳元で、
「お願い、パパ・・・奈緒美、パパの・・・セ、セーエキ、お顔に・・・お顔に欲しいの・・・お願い・・・だから・・・ね、最後は、お顔に・・・ピューッて・・・して・・・。」
 などと言ったり、またある時は、いきり立った誇張を、本城がまさに私の『女の子の部分』に挿入しようとした瞬間、私は身を引いて、
「だ・・・だめよ。・・・充お兄様ぁ・・・。だって、お兄様のチンポ・・・奈緒美には大きすぎるの・・・。奈緒美のオマンコ・・・壊れちゃうもん。だから・・ね、お兄様、お口に、お口にちょうだい・・・。お兄様のセーエキ、奈緒美の・・・お口にドピュドピュって出して・・・。奈緒美・・・全部・・・飲んで・・・ア・ゲ・ル」
 と言ったりしながら、何とか、膣内での射精だけは避けることができたのです。

 もちろんそれでも避けられない時もありました。
「今日は、絶対に中だししてやるからな」
 などと言いながら、村井が私の身体を押さえつけることもあったのです。
 しかしそんな時でも、涼子のアドバイスらしき指示により何とか回避することができました。
「い、いや・・・パパ・・・お願い・・・奈緒美・・・まだ、妊娠したくないの・・・だから、ね、ゴム・・・して・・・。奈緒美が・・・お口で・・・はめてあげるから・・・。」
 私は、そう言うと、口中で舌を使いながら、コンドームを開き、村井のいきり立った大きな誇張に、そんまま被せるというような、まるで娼婦の技巧とも言うべき行為を行ったのです。
 その時の私を第三者が見れば、中学生と見まがうほどのあどけない容貌と、それに似合わないほどのグラマラスな身体を併せ持ち、しかも、口にするセリフや仕草は、まるで淫乱な少女売春婦そのものだったでしょう。
 しかし、そんな屈辱的な演技のおかげで、私の妊娠の危機は、回避し続けることができ、翌月には2度目の生理を迎えることもできたのです。その頃になると、私は女には周期的に安全日というものがあり、排卵日を避ければ、妊娠する可能性が薄いことを知っていました。それは、「女」としての当然の知識だと、涼子と結花が教えてくれていたのです。

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プロフィール

サテンドール

Author:サテンドール
=============================================
女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

それとランキングにも参加させていただきますので、
ポチッとクリックいただければ幸いです。

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