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私立明倫学園高校 第5章-2

「ところで学園長、今年も卒業式後のイベントは例年通りいうことでよろしいんですよね?」
 成績優秀者リストの話題が終わり、しばらくするともう一人の職員が口を開いた。
「ああ、もちろんだ。厳しい指導にも負けず、がんばって卒業を果たしたんだ。せいぜい思い切り羽を伸ばさせてやって欲しい。本来ならアルコールくらいなら出したってかまわんのだが、まあ、それは無理だからな。アハハハ」
「わかりました。ではそのように手配しますので。」
「ところで、Dクラス生にはイベントの件はしっかり伝わっているのかね?」
「はい、すでに伝えてあります。それはもう大喜びでしたよ。何しろ若くて元気があまってますからな。何よりの卒業祝いになりますよ。」
「うん、そうだろうなぁ。私だって学園長なんて立場でなければ特別参加したいくらいだ。これでもまだまだ若いつもりだからな アハハ・・・ それはそうと・・・肝心のコンパニオンの方には連絡は行ってるのかね?」
「はい、そちらも連絡済みです。今年のコンパニオンは相当ハイレベルらしいのでDクラス生も楽しみでしょう。アハハ・・・」

 明倫学園高校の卒業式後には珍しいイベントが行われることは知る人ぞ知る事実である。
 卒業式そのものは男女別に、非常に厳かな中で行われ、これといった特色はない。
 だが、卒業式後のパーティ以降は、およそ高校生を対象としているとは思えないようなイベントが続く。
 まずパーティは、男女の卒業生が一緒になり、談笑したり、コンパのような出会いの場を作ったり、かなり自由な雰囲気の中で行われる。飲食物も相当豊富に用意され、もしもこれでアルコールが供されるなら、大人向けのパーティと遜色はない。しかもその飲食物を運ぶ役目としてセクシーなウェイトレスのユニホームを身につけたコンパニオンまで手配される。
 これだけでも十分驚くに足る内容なのだが、本当の驚きはこのパーティ後に用意されているある特殊なイベントにあった。
 そのイベントとは、何とDクラス卒業生へのコンパニオンによる性的サービスだった。
 卒業式の10日程前、Dクラスの教室にコンパニオン達を紹介する資料と個々のPR映像を収めたDVDが送られて来る。生徒たちはそれらの資料に目を通し、お気に入りのコンパニオンを選ぶ。指名はまず成績優秀者が、次に国内最難関大学合格者、そして他のDクラス生の順番で行われる。パーティ終了後、彼らはそれぞれ割り振られた個室で、指名したコンパニオンと一夜を共にすることになる。
 ここまで聞けば、一般的な風俗店での遊びと大きな違いはないように聞こえるが、それを学校が公認していることが何より驚きである。また個室内で繰り広げられるプレイもノーマルな内容だけで収まることはなかった。何しろ3年間の禁欲生活を強いられ、一方で支配的で力強いことを理想として教育されたDクラス生のことである。コンパニオンたちをただの性の道具として、また己の性のはけ口として扱うことには何の躊躇いもない。エスカレートするプレイによって、しばらくの間病院通いになったコンパニオンもいたくらいである。 

 だが、これほどまでに大胆なイベントを行っていながら、これまで世間で問題にもならず、噂すら立っていないのはなぜだろうか。また、病院通いになった者もいるくらいなのに、コンパニオンたちから抗議や告発すらなかったのはなぜだろうか。
 そこには大きな秘密があった。
 まず、寮制度により世間と隔絶されているという面がある。しかも明倫学園高校は比較的郊外に位置していて世間の目も届きにくかった。
 だが、そのことは大きな要素とは言えない。コンパニオンたちからの抗議がないことの説明にはならないからだ。
 実は、コンパニオンたちにはどんな扱いを受けたにしても、泣き寝入りするしかない理由があったのだ。
 
 明倫学園高校の内部には、どんな非道な扱いを受けようと、どんな屈辱的な仕打ちに合おうと、どんな辱めを受けようと、抗議する権利はもちろん、反抗的な態度を示す意欲すら持てない者がいる。
 それは言うまでもなく、元Sクラス生、つまり現「特別指導」クラス生25名である。
 学園側は、彼ら25名の「元」男子生徒から明倫学園高校生としての卒業資格を奪っただけではなく、本来同級生であるべきDクラス生、Fクラス生の晴れやかな卒業式後のパーティーに加わることを強制したのである。しかも同じ学生という立場ではなく、卒業生たちを接待し、給仕するウェイトレスとして、そしてパーティ終了後は、若い彼らのありあまる性欲を夜通し受け止める「性奴隷」としての役目を演じなければならないのだ。
 これほど残忍な仕打ちはあるだろうか。もしも学園長にわずかな同情心の欠片があったならこのようなことを思いつきはしなかっただろう。「特別指導」クラス生にとって不幸なことは、学園長が極度の加虐性嗜好の持ち主、つまり重度のS気質だったということだろう。  
 ただ唯一、「特別指導」生たちにとって救いだったのは、卒業生たちに自分たちの正体、つまり元Sクラス生であるということが伏されていることである。もしも正体がわかった上でその場に参加しなくてはならないとしたら、彼らの屈辱感は計り知れない。特に、山本明彦と兵藤良介と村瀬美穂のような親しい間柄の人間がいる場合には尚更である。
 幸か不幸か、今の「明菜」の姿を見て、「明彦」を連想できる者はいない。そもそも、本来は男性であるという事実を告げられても、真に受ける者は一人もいないに違いない。例え、それが親友の良介や元恋人の美穂であっても。
 現に、この後、良介はコンパニオン紹介の資料とDVD映像を観ることになるのだが、美少女コンパニオン「明菜」と親友の「明彦」を結びつけるようなわずかな糸口すら感じ取ってはいない。「明彦」の右目の下にあった小さな泣き黒子は、当然「明菜」にも残っている。だがそれは、美少女「明菜」の小悪魔性を強調するセックスアピールとしての要素になっているだけで、「明彦」と結びつけるためのきっかけにすらならなかったのである。
  
****************************************

 卒業式の打ち合わせも終わり、一人部屋に残った学園長は、デスクの奥からお気に入りのDVDを取り出すと、目の前のノートPCのスロットに挿入した。
『明菜 OL編』の映像がモニターに映し出される。
「明菜」のふっくらと厚い唇に男のペニスが押し込まれる場面に差しかかる頃になると、彼のズボンの前は痛々しいばかりの誇張を示していた。そして、二人目の男のペニスをDカップの谷間で挟み込んだ頃、彼はズボンを膝まで下ろし、いきり立ったペニスを露わにし、右手でそれを握った。
 そしていよいよ三人目、学園長お気に入りのシーンである。
 「明菜」のバージンアナルを巨根が襲う。挿入の瞬間の「アンッ」という甲高い叫び声と痛みに耐える眉間の小さな皺が、男の陵辱欲をかき立てる。
 学園長の右手の動きは激しさを増していく。そして画面の中の男がうめき声を上げ、最後に大きく腰を突き出し、「明菜」の体内に樹液を注ぎ込む瞬間、学園長のペニスからも勢いよくザーメンが吹き出した。
 乱れる呼吸の中で、「明菜」のロストバージン後のすすり泣く表情をしばらくぼうっと眺めていると、その切なく哀れな様子にまたさらなる陵辱欲がかき立てられそうになる。
 
 呼吸も落ち着き、PCの電源を落とした時、学園長の頭にある空想が浮かんだ。
 抽象的な空想は次第にリアリティを持ち始め、色の付いた映像に変わっていった。
 学園長の顔にサディスティックな笑みが浮かぶ。 
 「もし、これがうまくいけば、面白いことになる・・・」
 彼の脳裏に「明菜」の屈辱と羞恥に打ちひしがれ、涙を流す表情が浮かぶ。
 それは彼の加虐性の炎をわき上がらせるのに十分魅力的な光景だった。
 彼は果てたばかりのペニスに、再び血がたぎっていくのがわかった。

 10分後、学園長室に呼ばれた幹部職員の一人に、学園長の口からある計画が告げられた。
 職員はその中身を聞き、学園長という人物の病的なまでのS性を感じ、背筋に寒気が走った。と同時に、今日の卒業式打ち合わせの際に、山本明彦と兵藤良介と村瀬美穂の関係性を学園長に報告してしまったことを後悔した。
 しかし彼にはそれを拒否する勇気も力もない。ただ明彦という一人の生徒へのわずかばかりの同情心が沸いてきただけだった。

(第6章に続く)

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コメント

§

楽しみになってきました。
更新、期待してますね♪

§

卒業パーティでですか、確かに屈辱です。

気がついたのですが、《特別指導生》は、この期の生徒だけなんでしょうか?
次の期の生徒の中からもとなると、その先輩として晒し者にされる場合。
かつての自分たちのような生徒の前で、犯され調教される、そういう展開はどうでしょう

§ Re: タイトルなし

>あき 様

コメントありがとうございます。
おたのしみ頂けば幸いです。

> 更新、期待してますね♪
はい、ありがとうございます。
気長にお待ちください。 

§ Re: タイトルなし

>森 和正 様

 コメントありがとうございます。

> 気がついたのですが、《特別指導生》は、この期の生徒だけなんでしょうか?

 一応、現学園長就任以来という前提で書いているつもりです。
 また、今後も続くことをにおわすような表現が今後出てまいります。

> 次の期の生徒の中からもとなると、その先輩として晒し者にされる場合。
> かつての自分たちのような生徒の前で、犯され調教される、そういう展開はどうでしょう

 ああ、その展開は面白そうですね。
 ただ、現進行中の話はもうほとんど書き上げてしまっていて、後は推敲してから掲載させていただいている
 段階です。
 続編を書くときのアイディアとして記憶させてもらいました。
 ありがとうございます。

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プロフィール

サテンドール

Author:サテンドール
=============================================
女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

それとランキングにも参加させていただきますので、
ポチッとクリックいただければ幸いです。

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