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私立明倫学園高校 第6章-2

 部屋に戻ってもしばらくは呆然と窓の外を眺めるだけだった。
 遙か遠くに3年Dクラス寮とFクラス寮のそれぞれほんの一部が見える。
 明彦にとってこの距離の隔たりは物理的な長さより遙かに大きな運命的なものに感じられた。
 明彦がようやく封筒の中身に目を通す気になったのは、夕食時間を終えた8時頃のことだった。
 その行動パターンはほとんどすべての生徒に共通のようだった。と言うのも、食堂で顔を合わした生徒誰一人として、資料の内容に触れる者はいなかったからだ。つまりまだ目を通す気力が誰にもなかったということであろう。
 本当なら明彦は食堂を訪れる必要はなかった。ショックでとても食事など喉を通りそうもなかったからだ。それでも食堂を訪れなければならなかったのは、悲しいことに「スペシャルドリンク」を求めてのことだ。あの禁断症状のような苦痛を味わって以降、飲用を欠かしたことはない。あまりに急激な身体の女性化に怖くなって、なんとか毎食時一本ずつの量に減らしているが、女性化への変化は緩やかに進んでいる。
 実を言うと胸の膨らみはもうDカップでは窮屈になっている。それでもEカップのブラを要求できないでいるのには明彦なりの理由があった。
中学時代、明彦のお気に入りグラビアアイドルのバストがDカップだったのだ。その形のいい美乳に自分のペニスが挟まれるのを想像しながらオナニーに浸ったことは数え切れない。そのオナペットにしていたアイドルのバストサイズを今自分は超えてしまったのだ。それは自分がオナペットを「使う」側から、オナペットとして「使われる」側になったことを意味しているような気がして、認めたくない事実だったのである。


 封筒の中には一枚のDVDとピンクの手紙、そしてA4大の白い紙片が添付されていた。
 紙片には簡単な挨拶文の後、「明菜」のプロフィールらしきものが書かれてある。
 いい加減な数字のスリーサイズ、行ったこともない出身地、やったこともない趣味、
聞いたこともない特技などと並んで、ご丁寧にも「経歴」と称して、20歳という偽りの年齢と、学業成績不振で高校中退(学力レベルは小学校高学年)などというコメントまでつけてある。

 次にピンクの手紙を開いてみた。
 便せんが2枚、きちんと折り畳まれてていた。
 開いてみると、パステルカラーの文字で「明菜」のPR文が書かれていた。
 手書きではなく、タイプの文字である。
 だが、「おきゃくさまへ」と平仮名での呼びかけから始まる、その文章は決して事務的な挨拶文ではなく、「客」の好奇心と性的興味を引き出すことを意図した扇情的な文章に満ちていた。明彦は読み進む内に、恥ずかしさで頬が燃えるように熱くなるのがわかった。

『 おきゃくさまへ
 ちょっとだけ、明菜のこと、お話ししますね。
 お話読んで、明菜のこと気に入ってくれたら、ぜひ指名してくださいね。
 心を込めて「ご奉仕」させていただきます。
 明菜の得意なプレイはね・・・DVDに映ってますから、よく見てください。
 映ってることなら全部得意だし、大好きです。
 DVD見て、感じちゃったら、今度はホントの明菜がお相手しますね。
 明菜もお客様のホントの・・・が欲しい。
 今もね、こうしてお手紙書いてるだけで、感じちゃってるの・・・
 明菜はね、ホントはとってもMッ娘だから、苛められたり、お仕置きされるのも大好き。
 だから、Sの強い男性が好き。命令とかされるとそれだけで濡れてきちゃうの。
 ねえ、おきゃくさま、早く明菜のこと、イジメテ・・・・・オ・ネ・ガ・イ 』

「な、なに・・・これ?」
 明彦は思わず呟いた。自分で書いた記憶もないこの文章が何の目的で書かれているのかは一目瞭然だった。これを「明菜」の手になるものと受け取り、興奮したDクラス生の誰かが、一夜を共にしようと自分を指名してくるのだと思うと、明彦は背筋が凍る思いだった。
 これを読んだ若くて性欲もありあまった青年は、長期間の禁欲から解き放たれて一夜の自由を手に入れたのである。どんな性衝動をぶつけてくるか想像するだけで逃げ出したい思いに駆られるのだった。

 ただ、幸いなことにプレイの内容がDVDの範囲内ということを暗に示しているので、わずかではあるが救われる思いがした。
 DVDはビデオ撮影の映像をダイジェスト的に編集してあるものだと、担任は言った。
 そうであるなら、なんとか耐えられそうにも思えてくる。
 ビデオ撮影時に体験した中で最も恥ずかしい思いをしたシーンは何だったろう?
 セーラー服姿でのパンチラ映像、バニーコスチュームでのストリップショー、フレンチメイド姿での「擬似フェラ」映像、 OL制服でのバイブを使ったパイズリ映像、そして男性の性欲を刺激するような挑発的で卑猥なセリフの数々・・・
 そのいずれもが今思い出しても赤面してしまうほど恥ずかしい。でも撮影の時は数名の視線を浴びながらだったことを考えると、今回、もし同じ演技を要求されたにしても、相手は一人である。恥ずかしさもずいぶん軽くなるような気もしてくるのだ。

 明彦は、ケースからDVDを取り出すと、ポータブルプレーヤーに差し込んだ。
 小さな読み込み音の後、画面が明転し、ショッキングピンクの文字が浮かび上がる。
 丸文字とハートマークだらけのその文字は、いかにも「頭の悪い女の子」を演出しているようだ。
『明菜のすべてをお見せしちゃいま~す。 気に入ってくれてたらうれしいな~。まずは、セクシーポーズ集・・・・明菜、エッチなポーズするの大好き~ 感じてくれたらうれしいな~』
 扇情的なピンク色の文字が消え、すぐにセーラー服姿の「明菜」を映し出す。
 画面に向かって可愛らしく小首を傾げて微笑みながら、スカートの裾に手を伸ばし、ゆっくりと思わせぶりに持ち上げる。いかにも少女らしい淡いピンクのショーツが姿を見せる。
「もう~どこ見てるの?エッチなんだからぁ」
 カメラに向かって悪戯っぽく囁く。甲高い少女らしい声だ。
 明彦は、この時のことをはっきりと覚えている。何度繰り返しても、このわざとらしいセリフと仕草ができなかった。真希のオーケーが出たのは実に8回目の撮り直しの時だった。

 画面の「セクシーポーズ集」は続く。
 フレンチメイド姿でお尻を突き出しながら、誘い込むようにウィンクするポーズ。
 ナースユニホームの胸元を大きく開けて、Dカップの豊乳を見せつけながら、時折カメラに向かって囁くポーズ
 「フフフ・・どこか悪いところありませんか? 明菜が治して・・・・ア・ゲ・ル」
 さらに、いくつかのコスチュームでのセクシーポーズのカットが入り、再びピンク色の文字が浮かび上がる。
『明菜はいたずらっ娘なの。 いろんなおもちゃ使って、いけないいたずらしちゃってま~す』
 文字がゆっくりと消え、次の瞬間フレンチメイド姿で、ロリポップキャンデーに舌を絡ませながら画面を見つめる「明菜」が映し出される。丸いキャンディの先端をペニスの先に見立てたかのように、チュッチュッっと音を立てながらキスをしたり、ポッテリとしたボルドーレッドの唇でパクっと銜えてみたりと思わせぶりにシーンが続く。
 さらに、ミルクアイスキャンディーを使った「擬似フェラ+ごっくん」映像。
 OLユニホームの胸元をはだけ、細身のバイブを胸の谷間に埋めながらの「擬似パイズリ」映像。
 バニーガールユニホームでのストリップを見せながら、本物のペニスを象ったバイブでの「擬似フェラ+擬似パイズリ」映像。
と続き、画面が一旦暗転する。
 
 明彦は改めて思った。
 自分を指名してくるDクラス生は、この映像を見て、気に入って指名してくるのだ。
 きっと画面での演技を、目の前で見せることを要求するだろう。
 同じ18歳の高校生の前で、そんな屈辱に耐えることはできるのだろうか?
 でも、それを拒否することなど今の自分にはできないのだ。だったら、迷っていても仕方がない。たった一晩のことだ。お芝居だと思えばいい。
 でも、やっぱり・・・・
 そんな明彦の揺れる思いが落ちつくことのないまま、画面が再び明転する。

 ピンクの丸文字が浮き出てくる。
『でも、やっぱり明菜の大好物はね、おもちゃじゃなくて、ホンモノのオチ○チ○
ねえ、お願い、明菜のおクチにあなたのオ○ンポ、ちょうだい・・・』
「うん?どういうこと?ホンモノって・・・?」
 明彦は戸惑った。全く意味不明の文章だった。編集ミスではないかとも思った。
 だが、この後続く一連の衝撃的な映像で、その謎は解明する。
 同時に、これまで学校側が自分たちにひた隠しにしていたことも、「追試」で自分たちに何を求めているのかも、すべて明らかになっていく。

 信じられない映像だった。そこには、撮影時に眠りに落ちてしまった時に見た「悪夢」の映像がはっきりと映っていたのである。作り物ではない、本物の映像として。
 フレンチメイド姿で、下半身を露出した3人の男達に囲まれながらも、怯えることもなく妖艶で好色な笑みを浮かべている姿も、その男たちの逞しいペニスに手と口を使って情熱的な奉仕をする姿も、夥しい量の熱い精液を顔面で受け止め、それでも笑顔で応える姿もすべて現実のものだったのである。
 映像の中の「明菜」は決して眠り込んでいるわけではない。いやむしろ、はっきりとした意識の中で自ら進んで行動しているように見える。それなのにあの時、夢のように感じたのはどうしてだろう。
 明彦は微かな記憶の中に残っていた、あることを思い出した。
 眠りに落ちる前、必ず最後に見た光景があった。それは、目の間に座るカウンセラーの差し出すチェーンの付いたコインの左右に揺れる動きと、呪文のような言葉だった。
「催眠術」・・・・・明彦の心にその三文字の単語が浮かんだ。
 彼らは、催眠術により明彦を誘導し、本当の性的行為へと導いていったのだ。しかも表面上は明彦自身の意志による行為と見えるように。
 映像はその後もリアリティのある男達の射精シーンが連続する。その白く熱い樹液を口と言わず、顔と言わず、胸と言わず、手と言わず、ありとあらゆる部分で受け止める「明菜」の官能的な演技が映しだされている。
 
 明彦はそれらの映像をただ呆然と眺めていた。人間いくつかの衝撃が一度に襲ってくると、逆に何の感情も起こらなくなることもあると言う。
 この時の明彦は正にそういう状態であった。目の前で流れる映像も「明菜」という美少女AV女優のプロモーション映像にすら感じられるのだ。

 だが、そんな無感動の時間も長くは続かなかった。
 再び浮き上がってきたピンクの文字が、明彦の意識を呼び覚ましたのである。
『明菜の一番好きこと、それは、やっぱりエッチかな。 でもね、明菜ってMッ娘でしょ?
だから、普通のエッチじゃダメなの・・・恥ずかしいけど・・お尻がいいの・・アナルエッチだ~いすき! ねえ、あなたのぶっといおチ○ポ・・・明菜のアナルに・・・イ・レ・テ』
 映像がOL制服姿の「明菜」に切り替わる。四つんばいでお尻を突き出し、何かをじっと待っている「明菜」。そこに下半身を露出した巨根男が近づく。「明菜」のアナルプラグを抜き取りローションを塗り込むと、すでに硬化した巨根をゆっくりと沈めていく。

「い、いやぁ・・・やめてぇ・・・」
 甲高い悲鳴が部屋中に響いた。
 画面の中の「明菜」の声ではない。
 その声は画面を見つめる「明彦」のものだった。
 すでにここまでの映像を見て、半ば予想していたこととは言え、せめて、最後の一線として「ロストバージン」だけは夢であって欲しいと思っていた。
 だが、その願いは脆くも崩れ落ちた。
 男として生まれてきたにも関わらず、「童貞喪失」もしないまま、「ロストバージン」を経験することになったのである。

「アナルプラグは、姿勢を保つためよ。それに浣腸はアナルプラグをスムーズに入れるため。」と、高岡真希が真顔で言っていた言葉を思い出した。
 すべては「ロストバージン」シーンを撮影するための白々しい嘘だったのだ。
 
 明彦の目から大粒の涙が途切れることなくわき上がっては、頬を伝って落ちた。
 誰憚ることもなく、嗚咽した。
 いつの間にか、DVD映像は終わっていたが、それには全く気づくことなく泣き続けた。
 
 ようやく涙も枯れ、少しずつ心に落ちつきが出てきた時、明彦の心に、悲しみ、悔しさとは違う別の感情がわいてきた。
 それは恐怖と不安であった。
 忘れていたことだが、このDVDは自分だけが見ているのではない。Dクラス生たちが、自分たちを指名するために目を通しているのだ。しかもプレイ内容はDVDにある通りだということを伝えているのである。と言うことは、彼らは当然、映像にあるプレイを求めてくる。つまり実際に身体中を使って、彼らの性を受け止めなければならないということである。それを考えると恐怖で身体が震えてくる。
そしてもう一つどうしても抑えられない不安があった。
 それはDクラス生の中に親友の兵藤良介がいることである。もしも良介が「明菜」を指名したら・・・。 いやそんなことは想像できないし、想像したくもない。
 明彦の中での良介のイメージは、3年前の自分と大して対格差のない少年のイメージで止まっている。そんな良介に、女として「抱かれる」ことも、そんな良介を女として「喜ばせる」ことも、頭の中には欠片も沸いてこない。
「25名もいるんだから、大丈夫だろう」という気持ちも沸いてくるが、それは「25名しかいない」に置き換わってしまう。
 だからと言って明彦に取りうる手段があるわけではない。ただ、「明菜」が良介にとってタイプでないことを祈るしかなかった。

 (第7章に続く)

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コメント

§ いよいよですね

親友を相手にですか
親友が自分の上になって、胸をもんで乳首を舐め、自分を女として犯し精を体内に放つ屈辱
今回までに、体つきが女らしくされ、顔が美少女に変えられ、Dカップ以上の巨乳にされてしまい。(生徒を含め)男たちに犯されても、耐えていた男の心がどうなるか続きを読みたいです

§ Re: いよいよですね

>森 和正 様

コメントありがとうございます。
とても励みになります。

ご満足いただけるストーリー展開になるかはわかりませんが、
ご期待ください。
屈辱のピークまではまだ少しかかりますので、気長にお待ちください。






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プロフィール

サテンドール

Author:サテンドール
=============================================
女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

それとランキングにも参加させていただきますので、
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