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私立明倫学園高校 第8章-5

 淡いローズピンクの口紅、それもグロスも付けないシンプルなメイクなのに、それがもたらす安心感は絶大だった。もしかしたら、第三者から見れば大して変わりはないというかもしれない。だが、当の明彦にとっては、安心して「妹、明菜」を演じられるかどうかの境目でもあったのだ。
 
「おお~、可愛いね~、そのツインテールも似合ってるよ。こっちに来て、お兄ちゃんにもっとよく見せてごらん。」
 シャワールームから出てきた「明菜」を、良介は満面の笑みで迎えた。
「は、はい・・・お兄ちゃま・・・」
 明彦は、バスローブ姿でソファに座っている良介の前に歩み出た。
 緊張感からの膝の微かな震えも、12センチピンヒールではなくローファーだったので、気にせずに済んだ。 
「ここに座ってごらん。3年ぶりに再会したんだから、お兄ちゃんに明菜の成長ぶりを見せてごらん。」
 明彦は「3年ぶりの再会」という言葉にドキッとした。もしかして良介は自分が「明彦」であることに気づいたのかと思った。
 だが、それは全くの杞憂だった。良介は卒業して3年ぶりに自宅に戻った兄とそれを迎える妹という設定での「お芝居」をしたいだけだったのだ。
 明彦は良介の考えるシナリオに合わせようと思った。「強者」である良介の考えに従うことが、弱者である自分には自然なことのように思えたからだ。
 
 明彦が隣に座ると、良介は躊躇することなく、その肩に手を回し自分の方に引き寄せた。
「あっ」
 明彦の口から思わず声が漏れたが、抵抗は見せない。 
「昔もこうやって仲良く抱き合いながら、話をしたよなぁ?」
「う、うん・・・そうだね、お兄ちゃま・・・」
 明彦は良介の横顔を上目遣いで見つめた。自分の演じ方に良介が満足しているのかどうかを確かめるために。
「そう言えば、話だけじゃなくて、お兄ちゃんが明菜にいろいろ教えてあげたよな?」
「う、うん・・・・いろいろ・・・お兄ちゃま、明菜に優しく教えてくれたね。」
「例えばどんなこと教えてあげたっけ?」
 良介の顔に含意のありそうな笑みが浮かんだ。
「どんなって・・・あの・・・えっと・・・お勉強とか・・・だっけ?」
 明彦は良介の反応を確かめるように質問で返した。
「アハハ・・・そうじゃないだろう?明菜はお勉強が嫌いで、教えてあげてもすぐに忘れちゃって、テストも零点ばかりだったじゃないか。だからお兄ちゃんも明菜にお勉強を教えるのはあきらめたんだ、そうだったろ?」

 良介の求めている「妹」像がまた一つはっきりした。優秀な兄とは正反対な「おバカな妹」である。
「あ、うん、そうだったね。明菜、おバカだから・・・お兄ちゃまを困らせてばっかりだったんだよね?」
 明彦は明るい笑顔を作った。まるで自ら「おバカ」であると口にすることに何の躊躇もないかのように。
「明菜の頭の中は、ファッションとお化粧と音楽、それと・・・・エッチのことだけだったじゃないか。だから、ファッションやお化粧のことはわからないから、お兄ちゃんが教えてあげたのはエッチのことだっただろう?」
「う、うん・・・そうだったわ、お兄ちゃま。明菜、今思い出した。エッチのことや男の子のこと一杯教えてもらったね。」
「ハハハ・・やっと思いだしたね? 明菜が『キスってどうやってするの?』って聞いてきた時、お兄ちゃんが実験台になってあげただろ?まさか忘れてないよな?」
「あ、うん・・・覚えてるよ。お兄ちゃまが・・・・実験台に・・・なってくれたの。」
「うん、では、忘れていないか、テストしてみよう。もし、忘れていたら、お仕置きだよ。フフフ・・・」
「お、お仕置き・・・?」
「本当に明菜はおバカなんだなぁ。それも忘れちゃったのかい? 昔、明菜が間違えたりいけないことしたら、お仕置きしただろう? お兄ちゃんに膝の上でお尻ペンペンされたの忘れたのかい?」
「えっ?あ、あっ・・・・」
 明彦は言葉に詰まった。彼の脳裏に「特別指導」で高岡真希や宮田里佳から受けた屈辱的なスパンキングの光景が甦ってきた。あの無防備に裸のお尻を晒し、震えながら叩かれるのを待つしかない無力感、泣きながら許しを請う屈辱感、そして終了時に心にもない感謝を口にしなければならない恥辱感を思い出すと、身体の震えが止まらなくなるのだった。
 だが、そんな動揺を表に出すわけにはいかない。明彦の返事を待つ良介の顔に厳しさが増している。

「ううん、明菜、ちゃんと覚えてるよ。明菜が悪い子の時、お兄ちゃまがお尻叩いてくれたの。すごく痛くて、いつも泣いちゃったもん。」
「そうだ。だから、お仕置きされないように、ちゃんと教えられたことを思い出しながらやってごらん。さあ、早く。」
 良介はそう言うと、明彦の肩から腕を解き、顔を正対させた。
 明彦の目の前に良介の目が、鼻が、そして唇がある。
 その唇に今から、自分の唇を触れさせなければならない。
 そう思うと、明彦の心に忘れかけていた羞恥の炎が再び燃えさかっていくのがわかった。
 ほんの1時間ほど前には、この唇で、良介のペニスに奉仕し射精まで導き、さらにそれを燕下するという行為まで行ったというのに、どうしてキスくらいのことに、こんな思いを抱くのだろう。
 
 明彦の頭の中に、どこかで聞いた話が甦ってきた。
 自らの身体を売って生活をしている娼婦の中には、お金のためならどんな要望にも応えるが、ただキスだけは許さない。なぜならキスは本当に愛している恋人にだけ許すものなのだから、という考え方を持っている女性が多くいるということだった。
 
 今、明彦の心にはその娼婦の考え方に近いものが芽生えていたのかもしれない。
 確かに、良介は親友ではある。だが、当然ながら恋愛感情など抱いたことはない。
 それなのに、「愛」を基にしなければならないキスという行為を、愛情のない良介と行わなければならないのだ。それはもしかしたら娼婦に身を落とす以上の堕落なのだろう。 明彦に芽生えた羞恥の源は、意識下にあるそんな思いだったのかもしれない。
  
 明彦は動揺する感情を抑え込もうと固く目を閉じ、良介の唇に自らのローズピンクのそれを近づけた。
 チュッ・・・・
 唇と唇が一瞬触れただけのライトなキスである。だが、それでも明彦には決して「ライト」には感じられなかった。身体の震えが止まらなかった。
 
 しかし、そんな明彦に良介は残酷な言葉を投げかけるのだった。
「おかしいな~、お兄ちゃんが教えたキスはそんなのではなかったと思うけどなぁ。」
 明彦は良介の思いがけない言葉にハッとして閉じていた目を開けた。
「今みたいな軽いキスは、真面目な優等生たちがするキスだろ? 明菜みたいな、エッチで頭がいっぱいの子は、どういうキスをしろって教えた?」
 良介がどういうキスを求めているかはすぐにわかった。
 舌を絡ませ合うようなディープキスを、良介は求めているのだ。
 だが、今回ばかりはそれをすんなり行動に移すような割り切った心にはなれなかった。
明彦はただ黙って俯くしかなかった。
「おや?どうしたのかな?明菜はお仕置きが欲しいのかな?」
 言葉付きは優しげだったが、口調には明らかな苛つきが感じられた。
 それでも明彦は黙ったままだった。何か言い訳をするよりも、俯いたまま、自分にその意志がないことを示した方が相手に伝わるのではないかという思いだった。
 それに、明らかに嫌がっている「弱者」に対して、無理強いするような良介でないことは親友である自分が一番わかっているという思いもあった。

 しかし、3年間の歳月は良介の精神を根本から変えてしまっていたのである。
 良介は無言のまま明彦の細い腕を掴むと、一気に自分の方に引き寄せ、両膝の上に明彦の上半身を俯せにさせた。
 あっという間のことだった。抵抗の意志すら持つ間もなかった。二人の間には歴然たる「力」の差があった。
 
 その後、「兄」の「妹」に対する「お仕置きスパンキング」は20発に達した。
「明菜は悪い子でした。これからはいい子にしますから・・・許して・・・お兄ちゃまぁ・・・」という「明菜」の嗚咽混じりの叫び声を最後に、ようやく解放された。
 スパンキングの痛みの中で、明彦は良介が3年の間にすっかりS性向を身につけていることに気づいた。それは、明彦がいくら泣き叫ぼうとスパンキングの力を緩めなかったという事実だけではない。俯せになった明彦の細いウエスト部分に当たっていた良介のペニスがスパンキング中、徐々に硬度を増し、最後の頃には脈動まで伝わってきたのである。 良介は自分を「性の対象」としてだけでなく「嗜虐の対象」としても見ているのだ。 
そう思うと、スパンキングによる肉体的な痛みにだけでなく、精神的な痛みも襲ってきたのだった。

 スパンキングは終わったものの、真の苦しみはその後にあった。
 明彦は真っ赤に腫れた臀部を手でさすりながら、良介にそばに歩み寄ると、泣き顔の上に無理矢理笑顔を乗せ、屈辱のセリフを口にした。
「ねえ、お兄ちゃま・・・いままで、ずっと、お兄ちゃまがいなかっから、明菜とっても寂しかったの。だから、お願い、前みたいに明菜に・・・キスして。」
「明菜は、本当に甘えん坊なんだなぁ。しょうがない可愛い妹の頼みだからな。キスしてやるから、こっちにおいで。」
 明彦は笑顔で頷くと、良介の膝に、まだジンジンとした痛みが残っている臀部を乗せた。
 そして、良介の方に顔を向けると、わずかに小首を傾げ、目を閉じた。
 良介は笑みを浮かべた唇を、緊張のために微かに震えている「明菜」の唇に重ねた。
 チュゥッ・・・
 良介のキスは、先ほどのライトキスよりは長かったが、決して濃厚でディープなキスではなかった。
 良介は嫌がる「明菜」を見て、考えを変えたのだろうか? 
 いや、そうではない。良介の身に付いたS性はより残忍な思いつきをもたらしたのだった。「明菜」自らディープなキスを求めろと言っているのだ。そしてその思いつきから逃れることは、もはや明彦には不可能だった。

「イヤ、そんな軽いキスじゃ・・・。明菜、お兄ちゃまともっともっと、エッチなキスがしたいの。お願い、もう一回して。」
 明彦は屈辱感で涙が零れそうだった。半ば強制的とは言え、自分の意志とは異なる言葉を滞ることなく口にできてしまう自分が情けなかった。
 唇を割って良介の舌が進入してくるのを、明彦は背筋に寒さを感じながら受け止めた。
 異物のようにうごめく良介の舌の動きを、もちろん押し返すことはできない。
「明菜」のようなエッチな女の子は男の舌を積極的に迎え入れるようにしなさい、との「教え」だったからである。
 明彦は、美穂とも経験したことのない長く、濃厚なディープキスを、この時生まれて初めて経験した。ただし、唇を奪う側としてではなく、奪われる側としてであったが。


 本当の娼婦でさえ避けると言う、「客」との愛のないキスまで経験したことに罪悪感すら抱いていた明彦に、良介はさらなる「お芝居」を要求した。
「明菜は、学校でイジメられてるのかい?」
 明彦は隣に座る良介の横顔を見た。その顔には含意のある笑みが張りついていた。
「え?うん・・・今も・・・イジメられてるよ。」
 どうやら答えは間違っていなかったようだ。良介の笑みはまだそこに残っていた。
「妹、明菜」に「おバカ」「エッチ」が加わり、さらに「イジメられっ子」も足さなければならないようだ。

「ふ~ん、そうか。でも、何でみんなは明菜のこと、イジメるんだ?」
「えっと・・・、明菜、みんなよりお勉強できないし・・・それに運動も苦手で、ドンくさいし・・・失敗ばっかりするし・・・」
 どうやらこの答えも正解だったようだ。良介は黙って頷いている。
「でも、それだけじゃないだろう?もっとイジメられる原因があるんだろう?」
 明彦は良介の目を見つめた。視線の動きから含意を探ろうと思った。
 良介は暗示的に視線を動かし、白いブラウスの胸の付近で止めた。
 明彦はその部分を手で覆いながら、良介の表情を伺った。良介は小さく頷いてみせた。
明彦には良介の含意がわかった。
「あのね、お兄ちゃま・・・本当は他にもあるの。」
「ふ~ん、やはりそうか。で、何なんだ?」
「あの・・・明菜、クラスの中で一番大きいから・・・」
「大きいって、何が?」
「・・・・オ、オッパイ・・・」
 良介の顔が綻んだ。どうやら彼の描いたシナリオ通りの答えだったようだ。

「みんなね、明菜のオッパイが大きいってからかうの・・・。」
 明彦は悲しそうな表情を浮かべて、俯いて見せた。
「そうか、それは大変だなあ。よし今度お兄ちゃんがみんなに注意してやろう。だが、その前にお兄ちゃんも調べておかないといけないな。明菜のオッパイがどのくらい大きいのかを。」
「え? で、でも・・・恥ずかしいよぉ・・・」
「何を言ってるんだ?3年前には、『どうしたらオッパイが大きくなるの?』って聞きながら、いつもお兄ちゃんにオッパイ見せてきたじゃないか。」
 良介は「明菜」に「露出狂」のイメージまで付け足したいらしい。
「う、うん・・・わかった・・・じゃ、見せるから、よく調べてね、お兄ちゃま・・・。」

 ブラウスのボタンが外され、淡いピンクのブラが露わになると、良介の目はEカップの豊かな膨らみが作る深い谷間に釘付けになった。
「ね、お兄ちゃま、明菜のオッパイ、そんなに大きくないよね? みんながからかうほど大きくないでしょ?」
「いや、ブラジャーを外してみないとわからないよ。」
「あ、そっか・・・そうだね。これじゃ見えないもんね。」
 明彦は明るい笑みを作って、躊躇うことなくブラのホックを外した。
「露出狂 明菜」に躊躇いは似合わない。いくら心の中の「明彦」がどんなに恥ずかしい思いをしていようとも。

「ねえ、お兄ちゃま、どう? やっぱり明菜のオッパイ、みんながイジメたくなるくらい大きい?」
 明彦は、形のいい巨乳を良介の目に晒すと、自ら両手で弄びながら、屈託のない笑顔で聞いた。 
「う~ん、ずいぶん発育したなぁ。こんなにデカイんじゃ、イジメられてもしかたないなぁ。」
 良介はそう言うと、大胆にも片方の乳房に手を伸ばした。
 明彦の背筋にゾクッとする悪寒が走った。
「これじゃ、からかわれるだけじゃなくて、男子なんか、こうやって触ってくるんじゃないか?」
「あっ、いたっ・・・」
 良介の荒々しい手の動きに、明彦の口から思わず小さな声が漏れた。
 だが、良介はその声を聞いても全くひるむそぶりなど見せず、より一層力を込めてもみ上げてくるのだった。
「お、お兄ちゃま・・・イヤ、痛い・・・お願い・・やめて・・・」
「フフフ・・止めて欲しかったら、正直に答えなさい。男子からはどんなことをされたんだ?」
 良介の指先が突起した乳首をつねり上げた。
「い、痛いっ・・・言うわ。言うから許して・・・お願い・・・・」
 良介の荒々しい手の動きがようやく収まった。
 明彦は頭の中を少し整理しようとした。良介のイメージする「明菜」はどのように答えるのだろうか。
 十分過ぎるほど発育した肉体を持ちながら、知識と知能が伴っていないために、それが男性にどのように見られているのか、どうしてイジメられるのかもわかっていない。男性の持つ強さを畏れ、何でも言われたことに従ってしまう・・・・・明彦の中でそんなイメージが固まった。

「あのね・・・放課後、男の子たちに呼ぶ出されて、胸を見せろって言われたの。」
「うん、そこで見せたのか?」
「うん、だってみんなすごく怖い顔で言うから・・・で、ブラ取って見せたらね、変な長い棒持ってきて、これを胸の谷間に挟んでみろって言うの。」
「変な棒?どんなものだ?」
「あ、うん、その時に『持って帰れ』って言われたから、今、ここにあるの。ちょっと待ってね。」
 明彦はガラステーブルの下に置かれた、小さな箱を開けると、中から男性自身を模したと思われるディルドゥを取り出した。
「ふ~ん、これを胸の間に挟めって言われたのか?」
 良介は明彦からディルドゥを受け取ると、口元をゆがめながら言った。
「うん、そうなの。 ねえ、お兄ちゃま、これっていったい・・・何なの?」
 いくら何でもやりすぎかもしれないと思ったが、良介の好みには合っていたようだ。
 明彦はそのままのキャラクターを演じようと思った。
「いや、明菜はそんなこと知らなくていいんだよ。 で、それから何をしろっていわれたんだ?」
「あ、うん、よくわかんないんだけど、胸に挟みながら、先っぽの方を舐めてみろって。」
「う~ん、よくわからないな。その時のように、ここでやってみてくれよ。」
「うん、わかった。」
 明彦は胸の谷間にディルドゥを置くと、両手で巨乳を寄せながら、しっかりと固定した。
 そして、ディルドゥの先端を顎の下にくるようにすると、首をもたげ、舌先を出し、それをチロチロと舐めてみせた。
明彦には良介の目にギラギラした光が浮かんだのが見えた。
「それからみんなはどうしたんだ?」
「うん、みんな、写メ撮ってたよ。なんか、『おかず』にするんだって? ねえ、お兄ちゃま、『おかず』って何?」
「いや、そんなことは知らなくていい。で、どうしたんだ?その後は?」
「うん、あのね、『この棒を使って毎日練習しておくんだぞ』って明菜にくれたの。それから、みんな怖い顔して『今日のことは絶対に先生に言うなよ』って」
「それで、明菜は毎日それを使って練習しているのか?」
「うん、してるよ。だって、『練習してるよ』って答えると、みんなイジメないでくれるから。」
「そうか・・・じゃ、その練習の成果をお兄ちゃんにも見せてもらおうかな。」
「うん、いいよ。毎日練習してるから、上手になったよ。よく見ててね。」
 明彦はそう言うと、もう一度「擬似パイズリ」の演技に入ろうとした。
「いや、そうじゃない。そんな偽物より、本物の方がいいだろう?」
 良介は力づくで明彦の身体をソファに倒すと、自分はその上に跨ぐような姿勢を取り、バスローブの前をはだけた。ペニスはすでに半ば興奮状態を示していた。 
「お、お兄ちゃま・・・明菜、怖い・・・」
「フフフ・・・そんなこと言ってるが、本当はお兄ちゃんのチ○ポが欲しくてたまらなかったんだろう?明菜がどんなに淫乱でMっ娘なのか、お兄ちゃんは知ってるんだぞ。ほら、しっかりパイズリしてみろ。うまくできなかったらお仕置きだぞ。」

 明彦は差し出された良介のペニスを、柔らかな巨乳で包み込むと、両手を使って左右の乳房をリズミカルに動かした。
 良介の反応は早かった。谷間の奥深くに飲み込まれたペニスはすぐに硬度が増し、長さも太さも最高潮に達した。
 明彦は自分の体勢を少し下にずらした。胸の谷間の上部にペニスの先端を出すためだ。 その先端は早くも先走りの粘液で濡れていた。そのせいでピストン運動に合わせて、ネチュネチュという隠微な音がしている。
 明彦は先端を顎の下に確認すると、頭をわずかに上げ、舌先をそこに触れさせた。
「ん、んんっ・・・」
 良介が小さな呻きをもらした。
「ああん・・お兄ちゃまの・・・おチ○ボ熱いの・・・明菜のオッパイに熱いの伝わってくるぅ・・・」
 明彦は時折ペニスから口を離すと、喘ぎ声まじりの扇情的なセリフを、良介の目を見つめながら口にした。
「明菜のような悪い子には、お兄ちゃんの熱いザーメンでお仕置きだ・・・いいな」
 良介は激しく腰を前後させながら低い声で言った。
「うん、お兄ちゃまの熱いザーメンで、明菜にお仕置きして・・・たくさん、たくさん、お仕置きしてぇ・・・」
 良介の呼吸と鼻息が荒くなっていくのがわかった。
 明彦はその時に備えて目を瞑った。きっともうすぐ、熱く白い樹液が襲いかかってくるだろう。
 だが、良介は意外な行動に出た。胸の谷間から暴発寸前のペニスを引き抜くと、ソファの前に仁王立ちになったのだ。
 薄目を開け身体を起こした明彦の目の前に、良介の脈動するペニスがあった。
 良介は明彦の右側のツインテールを持つと、顔を「巨根」に引き寄せた。
 明彦はもう一度目を閉じた。良介が自ら巨根を擦り上げ、自分の顔めがけて射精するのだと思ったからだ。
 しかし、ここでも良介は意外な行動に出た。明彦の右手を掴むとペニスを握らせたのである。
「明菜、お前の手でしごけ。お前の手で射精させてみろ。」
 明彦はやっと良介の意図がわかった。
 自らの手で射精に導き、その噴出を自らの顔で受け止めろというのである。

 明彦の心の中に消えかかっていた羞恥の炎が再び燃え始めた。
 顔で男性の情欲の証を受け止めるという行為自体は同じでも、男性が主導権を握り自分はじっと目を瞑りながら受動的に待つのと、自分が主導権を握り能動的に「顔射」に導くのとでは大きな違いがある、と明彦は感じていたのだ。
 一言で言えば、それはひどく下劣で、堕落した行為のように思われ、自分はそこまで落ちてしまったのだという思いが明彦の心にわき上がってきたのである。
 しかし、そこまでの思いがあっても、良介の要求に逆らうことはできない。そのことが一層惨めな気持ちに拍車をかけるのだった。
  
「ねえ、お兄ちゃま・・・明菜の『手コキ』気持ちいい? ね、気持ちよかったら、そのまま、お顔に・・・明菜のお顔にザーメンかけて・・・たくさん、たくさん、かけてぇ・・・」
 手のひらに伝わる脈動と、良介の恍惚とした顔つきから、近づきつつある絶頂の時を感じ取った明彦は、精一杯の媚態を良介に向けた。同時にしごき上げる手の動きも速めていった。
 良介の反応は速かった。
「う、い、イクぞぉ・・・」の声と共に、ブルっと震えたかと思うと第一撃の噴出が始まった。
 明彦はそれを左頬から左瞼にかけてしっかりと受け止めた。
 良介の若い精の迸りは、この日二度目とは思えないほど大量だった。
 第2撃、第3撃の噴出が明彦のほとんどノーメイクの顔に白濁の化粧を施した。

「ほら、笑顔とお礼はどうした? 明菜の好きなザーメンを浴びたんだろう?」
 屈辱に耐えている明彦に良介の冷酷な言葉が飛んだ。
「お、お兄ちゃま・・・明菜にたくさん、ザーメンかけてくれてありがとう。明菜、お兄ちゃま、だーい好きぃ・・・」
 明彦は口元に笑みを作った。
 惨めだった。心の中では嗚咽の声を上げていた。もしも今、ザーメンが入るのを避けるために瞼を閉じていなかったら、きっと瞳が大粒の涙で濡れているのがわかっただろう。

(第9章に続く)

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プロフィール

サテンドール

Author:サテンドール
=============================================
女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

それとランキングにも参加させていただきますので、
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