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私立明倫学園高校 第9章-2

 良介の携帯電話のメール着信音は確かに鳴った。
 だが、その部屋の二人の「住人」はいずれもその音を認識することができなかった。
 小さな着信音は、二人の発する喘ぎ声にかき消されてしまっていたのである。
 部屋の照明は落とされ、ベッド上の二人のシルエットは微かな外光にぼんやりと浮かんでいた。
「アア・・・お、お兄ちゃま・・・もっと、奥まで・・・奥まで、ちょうだいぃ・・・アアン・・」
 四つんばいの姿勢で顔をベッドに埋めながら、喘ぎ声を上げる「明菜」の背後には、跪き激しく腰を前後させている良介の姿があった。
「ううぅ・・・すごいぞ、明菜・・・うう、いい・・・」
 良介の低く、くぐもった声が、「明菜」の甲高いよがり声に重なっていた。

 明彦のアナルはすでに悲鳴を上げていた。良介の巨根を受け入れた瞬間に全身を走った激痛は確かに薄らいでいるが、直腸を刺激する鈍い痛みとアナルを擦られる疼痛が断続的に明彦を襲っていた。
 ただそれ以上に明彦を苦しめていたのは、ついに良介の「女」になったという心の痛みだった。頬を流れる涙は、それを表していたのである。
 だが、良介の目にはそうは映っていない。まるで少女がロストバージンの際に見せる、苦痛と恥じらいの涙に映ったのである。それは良介のような嗜虐性を持つ男の陵辱欲を刺激するには十分過ぎる「演出」だった。

 明彦は、むろんアナルセックスを避けるつもりでいた。
 だが、すでに「口内発射」と「顔面シャワー」を満喫した少年の性に対する有り余る程の好奇心は、当然のように「本番」を求めた。
 明彦の頭には真希から受けたアドバイスが浮かんでいた。
 自分の本性を露わにすることなしに、客の要望に対処する方法である。
 執拗に「ヴァギナ」を求める良介に、明彦は最も使いたくなかった言い訳も口にした。
「ごめんね、お兄ちゃま、明菜、今日『女の子』なの。だから、『アナル』でガマンして。ね、お願い。」
 だが、顔を赤らめる「明菜」に刺激されたのか、良介は意地の悪い返事を返した。
「うん?『女の子』ってどういう意味だ?」
「もう~意地悪ね。『女の子』っていうのは、生理のこと。だからね、お願い、今日は『アナル』で許して、ね、お兄ちゃま。」
 良介は「明菜」の媚態に満足そうな笑みを浮かべると、黙って小さく頷いた。

 しかしそれで問題が解決したわけではない。
 良介にイニシアチブを取られてはならないのだ。
 良介の巨根が硬度を増すまでは、唇と舌を使って、全身に懸命な奉仕を続ける。 
 ある程度の硬度を確かめたら、今度は心を込めたフェラに移る。
 アナルセックスの苦痛を少しでも短くするには、絶頂寸前まで導いておかなければならない。でもやりすぎてはいけない。良介をそのまま果てさせては何にもならないのだ。表情と反応を見ながら、押したり引いたりを繰り返す。
 口の中に「先走り」を察知したら、四つんばいの態勢を取って、背後の良介の固くなった巨根を自らの手で導く。
 貫かれる瞬間に激痛が走ることを知っていながら、「お願い・・・イ・レ・テ・・・」と甘えた声で囁かなければならない辛さ。
 そして「痛いっ!」という言葉を押し殺して、「ああッン・・・」とよがり声で反応しなければならない惨めさ。
 挿入後も、油断はできない。ほとんど小指の先ほどの大きさしかないとは言え、股間には「明菜」にあってはならないものが存在しているのだ。右手の覆いをそこから外すことはできないのだ。
 しかしそのことにだけ集中しているわけにはいかない。
 少しでも早く苦痛から解放されるためには、良介を刺激し続けなければいけない。
「ああん、お兄ちゃまのチ○ポ、いいのぉ・・・」「明菜の奥に当たってるぅっ・・・」
「ああ、すごいのぉ・・・こんな、感じるの初めてよぉ・・・」
 といった言葉を喘ぎ声混じりに口にし続けなければならないのだ。

 懸命な努力の甲斐あって、ようやく良介が絶頂を迎えた時、明彦は体内に熱い精液の迸りを感じつつ、演じなければならない大事な「芝居」が残っていた。
「アアンン・・明菜、いっちゃう・・・お願い、一緒に・・・一緒にイッてぇ・・アアン、イ、イくっ、イくぅぅ・・・」
 同時に絶頂を迎えたことを示すのが、どんなに「客」を喜ばせるかは真希から強く指示されていたことだった。

****************************************
 
 良介が美穂からの着信メールに気づいたのは、アナルセックスの快感の余韻にまだ浸っている時だった。
 着信時刻を見ると、約15分程前だった。幸い美穂が来室する予定時刻まではまだ多少のゆとりがあった。 
「明菜、なんか、美穂がここに来るらしい。明菜のことで何か話があるって。」
 良介はドレッサーの前でセーラー服を整えている明彦に向かって言った。
「え?お姉様が? ここに・・・ですか?」
 明彦は多少の動揺を感じながらも、比較的冷静だった。
 自分が今、良介とここにいることは美穂も知っているし、ここで何をしているのかもわかっているはずだ。それに何より、自分が良介の相手で良かったとさえ言ってくれたのだ。
 何も心配することはない。もしかしたら、「ありがとう」の一言でも言いに来てくれるのだろうか、と明彦は思った。

「なあ、明菜、ちょっと美穂のこと、からかってやろうか?」
 精の放出で多少他のことに気が回るようになったのか、良介が妙な提案を口にした。
「え?からかうって?」
「いや、美穂にヤキモチやかせてみようかなってね ヘヘヘ」
「ヤキモチ・・・?」
 良介は自分の思いつきを明彦に話した。

 要約すれば次のような話だった。
 卒業式後のパーティと今までのプレイを通じて、お互いを好きになってしまった良介と「明菜」が交際宣言をし、美穂に別れを告げる。そして美穂が本気にし、動揺を見せたところでネタばらしをしようという、単純なシナリオだった。
 良介は話にリアリティを持たせるために「明菜」に芝居を要求した。寝取られた美穂を思いきりバカにして欲しいと言うのだ。
 信頼している「妹 明菜」と良介に裏切られた美穂はきっとショックを隠しきれないだろう。その顔が見てみたいと良介は言った。

 もちろん最初、明彦は反対した。
 たとえすぐにネタばらしをするにしても、美穂の悲しむ顔は見たくないと。
 だが、良介はそれに反論した。
 多少の刺激は美穂にも必要である。そして卒業後は美穂にはもう少し「性」に対して、積極的になって欲しいので、これはそのための第一歩みたいなものだと。
 明彦はしぶしぶ同意した。「客」の要望を拒否することはできないし、ちょっとでもおかしな雰囲気になったら、すぐにネタばらしをするからという約束ももらったからだ。
 それに、しっかりとした大人の女性になっている美穂のことだ。ネタばらしの後はきっと笑い話として受け止めてくれるだろうという思いも明彦にはあった。

 それから数分間、明彦と良介は細かい打ち合わせをしながら、美穂の来るのを待った。
 逃げられないこととは言え、話をすればするほど、気乗りがしなくなって来る。何か冗談では済まないような、とても悪質なことに自分が加担しているような気がする。
 第一、良介だって、こんなことを面白がるような人間ではなかったではないか。
 この3年間で、彼が外見だけでなく、内面もすっかり変わってしまったようで、明彦の心には言いようのない寂しさが広がってくるのだった。

 (続く)

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サテンドール

Author:サテンドール
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女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

それとランキングにも参加させていただきますので、
ポチッとクリックいただければ幸いです。

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