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私立明倫学園高校 第10章-4

「かわいそうに・・・」
 学園長は、虚ろな表情で黙って立ったままの明菜を見てポツリと言った。
 良介がそれに気づき、学園長を見た。
「今、何ておっしゃいました?」
「い、いや・・・かわいそうにと言っただけだ。」
「かわいそう・・・と、先生がおっしゃるのですか?」
「ああ。こんな悲惨な目に会わされるなんて、かわいそうと言わず他に何と言ったらいいんだ?」 
「先生、それはおかしいんじゃないですか? 元々は学校側がSクラス生に行ったことが原因ではないですか。それを今になって、悲惨だとか、かわいそうだとか言うのはお門違いではないですかっ?」
 良介は声を荒げた。
 学園長はその言葉をただ黙って聞くより他になかった。確かに元を辿れば学校側に責任のあることだし、その最高責任者であり、現在の指導方針を作った自分に最大の責任があるのは明らかである。たとえ明菜のような悲惨なケースが生じるなどとは思っていなかったにしても、だからと言ってその責任が減免されようはずがない。
 学園長の心に沸いた自責の念は、明菜の哀れな姿を目にした瞬間、押しつぶされそうな罪悪感へと変化していった。
 しかし、今、明菜に対して贖罪として自分にできることは何もない。それならせめて自分の罪を少しでも減じるための方便が欲しかった。
「まあ、せめてもの救いと言えば、明菜に手術前の意識が残っていないということだね。
現在の意識しかないのであれば、カタコトしか話せないことも、虚ろな表情も、そして性的な行為だって当然のことと受け止めているだろう。決して屈辱的とか恥辱的とか思うこともない。それはそれで一つの幸せとも言えるわけだ。そうだろう?」
 学園長は、自分に言い聞かせるように言った。

 学園長の言葉を聞いて美穂と良介は顔を見合わせた。そしてどちらともなく頷き合うと、美穂がソファから立ち上がり、明菜のそばに歩み寄った。
「ねえ、明菜、先生がね、あなたは幸せかって聞いているわ。どうなの?本当に幸せ?」
 美穂は明菜の長い髪を撫でながら、優しい口調で話しかけた。
 明菜は定まらない虚ろな視線のまま何回か瞬きをした後、ぎこちない笑みを浮かべながら口を開いた。どうやら何かを話すときには必ず口元に笑みを浮かべることが身に付いているようだ。
「センセ・・・アキナ・・・シアーセ。 アキナ・・ウレシイ、シアーセ」
「そう、それはよかったわ。お姉様も明菜が幸せって聞いてうれしいわ。」
 美穂はそう言うと学園長の方に微笑んでみせた。彼もそれに頷いて返した。明菜の笑みに自分の罪もわずかばかり免じられた気がしたのである。
 だが美穂は良介と目配せをすると、さらに言葉を続けたのだった。
「では、明彦くんはどう? 明彦くんも幸せ?」
 学園長の目が丸くなった。美穂の思いがけない言葉に息を飲んだ。
「アキナ・・・シアーセ・・・シアーセ・・・ウレシイ・・・」
 明菜の言葉は先ほどと変わらず、笑みも虚ろな目も同じだった。
「そう、明彦くんも幸せなの? 自分の話したいことを話せなくても? 近所の男の子達に苛められたり、バカにされたりしても?」
「シアーセ・・アキナ・・・シアーセ・・・ウレシイ・・」
「今日みたいに運転手さんにお礼する時も? 本当は男なのに、他の男のペニスをフェラチオする時も? お顔にいっぱいザーメンをかけられても、それでも明彦くんは幸せ?」
「シアーセ・・アキナ・・・ウレシイ・・シアーセ」
 明菜の様子に微妙な変化が現れてきた。言葉つきは変わらない。表情も相変わらずだ。
 ところが、瞳をよく見てみると、うっすらと涙が浮かんできたのがわかった。
「本当は男なのに、娘としてパパに甘えたり、パパの好きなエッチな服を着せられたり、ベッドでパパのお相手をする時も、明彦くんは幸せ?」
「アキナ・・・シアーセ・・ウレシイ・・・シアーセ・・」
 明菜の瞳の涙は大粒の固まりとなって頬を伝って落ちた。
 美穂はそれを指先で拭うと、明菜の頭を優しく撫でてから再びソファに腰を下ろした。 その瞬間、明菜の細い顎先から次の涙の滴が落ちた。

 怪訝そうな顔を浮かべる学園長に美穂は微笑みかけた。
「先生、ご覧になった通りです。 明菜の心には今も『明彦』が残っているのです。言葉や表情には表せませんが、『明彦』としての屈辱感や恥辱感を涙で伝えてきます。特に今のように『明彦くん』と呼びかけながらの時ははっきり現れます。」
 学園長は、明菜の顔をのぞき込んだ。
 虚ろな視線、無理矢理作った笑み、そして今なお流れ落ちている涙の筋。
 もしも美穂の言うことが正しいのであれば、心の中の「明彦」の屈辱はまだ続いているということだ。
「こ、これは、君たちが意図して行ったことなのか・・・? つまり・・・・手術後も『明彦』の心を残したままにするということは?」
「フフフ・・・当然ですわ。 こちらの意図を、お医者様と相談しながら進めた結果です。」
「そ、それでは、いくらなんでもひどすぎるではないか? だってそうだろう? いついかなる時も、表面上は『知恵遅れのハーフ娘』であり続け、内面でそれを屈辱と思っても、表情すら変えられず、たった一つの表現方法が涙だけ。もしもこれを意図してやったのだとしたら・・・・君たちはそんなに明菜のことを恨んでいたのか?」
「恨み? 先生、それは誤解ですわ。私たちは明菜に恨みなんてまったく持っていません。
だって、卒業式の時だって、明菜が私たちを騙そうとしたわけではありません。すべて学校側が仕組んだことでしょう? 私たちに明菜を恨む理由なんて一つもありません。」
「で、では、なぜここまでの仕打ちをするのかね? 元親友である明菜を苦しめる理由が私にはわからない。」
「理由・・・ですか? それは簡単です。明菜の涙が見たいから・・・それだけです。」
良介が美穂に変わって言った。口元には含みのある笑みが浮かんでいた。
「どういうことだ、それは・・・?」
「先生、実は私には父親譲りの性癖、つまり強度のS性があったようです。それを学園の指導によってすっかり開花させられたってことです。先ほどお話しした新しいビジネス、『特殊会員制クラブ』なんていうのを思いついたのは、そんな性癖に気づいたからなんですよ。とにかく常に誰かを征服したい、屈服させたい、陵辱したいという気持ちがあって、弱者が見せる苦悶や悲しみや恥辱の表情は私の性的興奮をおさえようもないほど高めてくれます。特に明菜のような儚げなか弱さを持っている者なら尚更です。その上、元親友の女性化した姿だと知ったら、もう抑えることができませんでした。明菜の悲しむ顔、苦悶に歪む顔、恥辱に赤くなる顔、それはすべて私にとって魅力的なものです。明菜の涙はそんな私の陵辱欲を十二分にかき立ててくれるものなのです。」
「つまり、君は自分のS性を満足させるためだけに明菜を苦しめているということなのか?」
「ええ、まあ、そういうことになるでしょうね。」
 良介は事も無げに言った。自分がS性を持ったのは学園にも責任があるのですよ、とでも言いたげな表情だった。

「うむ、百歩譲って、君のS性を引き出したのが学園の指導のせいであり、それによって明菜をこのような境遇に導いたということは認めるとしても、村瀬くんの場合はどうなのかね? 君に明菜をかわいそうだと思う気持ちはないのかね? 仮にも君の元恋人ではないか?」
 学園長は美穂の目を見て言った。
 だが、美穂はちょっと照れくさそうに口元に笑みを浮かべるだけで言葉を発しはしなかった。彼女に代わって口を開いたのは良介だった。
「う~ん、先生はまた誤解していますね。私と美穂とそして私の父の3名の中で、明菜の涙、つまり『明彦』の心の涙ですが、それを最も見たがっているのは誰だと思いますか?・・・実は美穂なのです。美穂は事ある毎に『明彦くん』と呼びかけながらいろいろな行為をします。その度に明菜はぎこちない笑みを浮かべ、ボロボロと涙を流します。それを見ると美穂はたまらなくなるみたいで、ますますエスカレートしてしまうようです。要するに美穂が我が家で一番S性が強いってことかもしれませんよ。ハハハ・・」

「信じられんな、そんな話・・・。」
 学園長はポツリと呟くように言うと、美穂の方に視線を送った。
 確かに美穂は長身だし、知的だし、姉御肌でもあり、一見するとS女性に見えなくもない。ただ、それはあくまで外見から受ける印象であって、彼女のこれまでの性格から言って、弱い者を苛めることに性的興奮を得るような女性には思えなかったのだ。
「いえ、良介の話は本当ですわ。確かに私が一番S性が強いのかもしれません。明菜の涙を見てるともっと苛めたくなって、興奮が止まらなくなることもありますから。それに仕事中も時々明菜の涙を思い出して、一人で慰めてしまうことだってありますからね。そんな時はノートPCに入れてあるお気に入りの動画で・・・・・・あ、そうだわ。先生、もしよかったらご覧になります?」
 美穂はそう言うと、学園長の返事も待たずに、傍らに置いたバックを手元に引き寄せ、中から小型のノートPCを取り出した。
 学園長は呆然と美穂の様子を見ていた。美穂自身の口からS性の話や、オナニーの話が出るなどとは予想もしていなかった。性的に大胆になったのは良介とつき合うようになったからなのか、明菜を「妹」として迎えるようになったからなのか、それとも隠れた本性だったのか、その答えはわからないが、いずれにせよ美穂が自分の思い描いていたような知的で美しく、真面目で性的に奥手というイメージの女性でないことだけは確かだった。

 映像が始まった瞬間、学園長は「あっ」と一声上げると、目をこれ以上ないほど見開いた。
 チャコールグレーのパンツスーツを颯爽と着こなしている美穂と、アメリカのカトリックスクールの制服を模したような白ブラウスとタータンチャックのプリーツミニスカート姿の明菜が映しだされていた。明菜のハーフのような外見が制服のイメージにとてもマッチしている。
「明菜、お姉様にお礼なさい。」
 仁王立ちになった美穂が、そばに立っている明菜に声をかける。
「オネエサマ・・・アキナ・・・オレイ・・・スキ・・・オレイ・・・スキ」
 明菜は美穂の足許に跪くと美穂のパンツに手をかけ、ゆっくり脱がしていく。
 次の瞬間、映像は美穂の股間に本来あってはならないものを捉える。
 ディルドゥ・・・それも色といい形といい男性の巨根を完璧にコピーしたようなものだ。
 明菜は美穂の指示を待つことなく、その巨根に丁寧な奉仕を始める。
 舌と唇を巧みに操り、時折夢見心地の笑みを浮かべながら行う姿は、まさに天性の淫乱性をさらけ出しているように見える。
 ジュルジュルという猥褻な音が映像から間断なく漏れてくる。
 しばらくして、美穂の声がする。
「さあ、明菜、今度はお姉様がご褒美を上げるわ。ベッドで四つんばいになりなさい。」
「ハイ・・オネエサマ」
 明菜はそう言うと、ベッドに乗り、言われるまま四つんばいの姿勢をとる。
 マイクロミニのプリーツスカートの裾が捲れあがり、ピンクのショーツが露わになる。 美穂は明菜の背後に回ると、ショーツをゆっくりと脱がし、膝まで達した後は一気に抜き去った。
 そして、跪いてディルドウの先端を明菜のアナルに向けると、
「さあ、ご褒美の時間よ。明菜はご褒美好き?」
「オネエサマ・・・アキナ・・・スキ・・・ゴホービ・・・スキ」
 明菜はそう言いながら、自らの形のいいヒップをディルドウに近づけるかのように動かしていった。
「フフフ・・・相変わらず、淫乱なのね、明菜は・・・。」
「アキナ・・・ゴホービ・・・スキ・・・アキナ・・・インラン・・・・スキ」
 明菜はさらにディルドウの先端を求めて身体を動かすが、美穂はわざと身体をずらし、その動きをかわす。
 美穂は口元にサディスティックな笑みを浮かべて言った。
「明彦くんはどうなの? 好きなの? お姉様に犯されるの好きなの?」
 その言葉に明菜は一瞬ピクっと反応したが、すぐに
「スキ・・・アキナ・・・スキ・・・ゴホービ・・・スキ」
 美穂はもう一度態勢を整えて、ディルドウの先端をアナルに合わせると、今度は焦らすことなく、一気に腰を前に押し込んだ。
「アアッッ・・・」
 明菜の口から小さな悲鳴が漏れた。      
「ほら、明彦くん、あなた今、昔の恋人に犯されてるのよ。男なのに、女として犯されてるの。どんな気分?」
「スキ・・・ゴホービ・・・アキナ・・・・ゴホービ・・・スキ」
 明菜の目が微かに潤み始めたのを映像は捉えている。
 美穂の腰の動きが少しずつ早まっていく。
「アアン・・・アア・・」
 明菜の声が徐々に高くなっていく。教え込まれたものではない本能の声だ。
「明彦くん、あなたは男として私を犯したくはないの? それとも女として私に犯されたいの?」
「アアン・・・アキナ・・・スキ・・・・ダイスキ   アンンン・・・アキヒコ・・キライ・・ダイキライ・・・アア」
 明菜の言葉に喘ぎ声が混じっていった。同時に潤んだ瞳から一筋の涙が右頬を流れ落ちた。
「フフフ・・・可愛いわよ、その涙。お姉様にもっとみせてちょうだい。その泣きボクロにとっても似合うわ。」
「アアアンン・・・アアン・・・・」
 明菜の喘ぎのオクターブがさらに上がっていった。
「フフフ・・・もう、イキそうなのね。いいわよ、イッチャなさい。明彦くん、女になってイッチャいなさい。明彦くん!」
「アアアアアンンン・・・アアア・・・イク・・・イクゥ・・・・」
 瞼を閉じた明彦の目尻から、涙の筋が幾重にも重なって落ちた。
 固定カメラなので、アップでは捉え切れていないが、かろうじて映し出された明菜の股間には、小指の先ほどの「クリトリス」の先端から白濁とはほど遠い透明の樹液が滴り落ちていた。


「先生・・・先生!」
 映像に釘付けになっている学園長を美穂が呼んだ。 
「あ、うん、す、すまん・・・」
 学園長は映像の終わったモニターにまだ視線を残したまま答えた。
「いかがでした?先生。私のお気に入り映像です。明菜の可愛くて弱そうな所がそそられません?」
「あ、ああ、なかなかの映像だな。」
「でしょ?先生のご趣味にも合うんじゃありません?フフフ・・・」
 美穂は意味深な物言いをすると、PCをバックにしまった。  

 確かに美穂の言う通りだと思った。元カノの美穂に女として犯される屈辱を明菜の涙はすべて表していた。
 学園長はソファに座りながら体勢を整えた。ズボンの前が異様に膨らんでいる様を隠すためだ。
 学園長にとってその映像は9年越しに手に入れたようなものである。
 9年前のあの卒業式の夜、明菜と良介のいる部屋に美穂が押しかけてきた時、明菜が元カノ美穂に犯されるシーンを期待した。できればディルドウでも使ってくれたらと内心ドキドキしながらテレビモニターを睨み付けていた。
 冷静に考えてみれば、一般の女子高生がそんなものを持っているわけはなく、ただの妄想に過ぎなかったわけだが、9年の歳月を経た今現実にそのシーンを目にすることができた。
 できれば、今この目の前で再現してもらいたいと言い出しそうな自分を、学園長は何とか抑えて、できるだけ冷静を装った。
 だが、そう思えば思うほどかえって、興奮が抑えられなくなってしまう。
 もし、この場に明菜と二人きりなら、もうとっくに襲いかかっているにちがいない。
美穂の物言いは、そんな学園長のS性をすっかり見抜いているかのようだった。

 (続く)

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プロフィール

サテンドール

Author:サテンドール
=============================================
女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

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