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『再会』 その6

 次の瞬間目にした光景に、慶子は我が目を疑った。
 なんと沙也香はソファに座る雅明の太股に、自らの臀部を乗せ、そのまま頭を雅明の逞しい肩に凭せ掛けたのである。超マイクロミニなので、雅明の太股には沙也香のピンクのショーツが直接触れているはずである。
 雅明は、慶子に一瞬視線を送ると、露わになった沙也香の生足の太股を優しくなぞりながら、低い声で言った。
「さあ、じゃ、今日もお勉強始めようね。今日はどういう恥ずかしいことがあったのかな?
さあ、言ってごらん。」
「あの・・・朝、超ミニのワンピースでお散歩しました。途中で長い階段があるから、そこで、下から来る人を待って・・・わざと前屈みになって・・・白いショーツ・・・見てもらいました。」
「うん、それは恥ずかしい思いをしたね。でも言いつけ通り、わざと見せたんだね?自分から恥ずかしい思いをするために?」
「は、はい・・・」
「どうして自分からそんなことするの?」
「あ、あの・・・『恥をかけるだけかけ』・・・だからです。」
「うん、よくできた。じゃ、次の恥ずかしいことは何だった?」
「あの・・・シースルーのブラウスにノーブラで・・・エレベーターに乗りました。鏡に映る他の男の人に、ウインクして・・・舌を出して、胸を突き出して、微笑みました。」
「うん、ちゃんとエロい微笑みをしたんだろうね?」
「は、はい・・」
「なんで、そんな恥ずかしいことをしたの?」
「あの・・・『恥は人を大きくする』・・・だからです。」
「うん、そうだ。よくできた。じゃ次はどんな恥ずかしい思いをした?」
「あの・・・ピザのデリバリーのお兄さんにノーブラのチューブトップとマイクロミニスカート姿を見せました。」
「うん?それだけか?」
「い、いいえ・・・ピザのお金払うときに、わざと落としたふりをして・・ショーツを見てもらいました。それから・・・お兄さんにお金払うときに・・・耳許で、『ありがとう』って言いながら・・・お兄さんのジーパンの前をちょっとだけ・・触りました。」
「お兄さんのペニスは硬くなっていたか?」
「は、はい・・とても・・・」
「そうか、じゃ今度来たときはジーパンの上からではなくて、ジーパンの中に手をいれてやるんだよ。いいね。」
「は、はい・・・」
「それにしても、そんな恥ずかしいことを自分でするなんて、一体どうしてだ?」
「そ、それは・・・・『恥を喜べ』・・・だからです。」
「うん、そうだな、よろしい。 じゃ、次の恥を言いなさい。」
「はい・・・慶子社長様に・・沙也香がエッチで淫乱な女の子だと思って頂くために・・エッチな言葉、たくさん聞いていただきました。」
「ほう、例えば?」
「あの・・・沙也香はエッチな服を着て、男性の視線を浴びると、あそこが・・ジュンってしちゃうって。だから、社長さんの会社のエッチな制服着てお仕事するのが楽しみですって。」
「慶子社長は、沙也香のこと、淫乱な女の子だと思ってくれただろうか?」
「は、はい・・・きっと。」
「せっかくだから、そこにいらっしゃる慶子社長に聞いてみたらいい。」
 雅明の言葉を受け、沙也香は視線を慶子に向けるために顔を上げた。
「しゃ、社長様・・沙也香のこと・・・淫乱で、エッチで、露出狂の変態女だって思っていただきましたよね?」
 沙也香の囁くような問いかけに、慶子は思わず小さく頷いた。
「うむ、どうやら、思ってもらったようだな。では、最後に聞く。何で自分のことをそんな恥ずかしい女だって思わせなくてはいけないんだい?」
「それは・・・『恥辱を自分の宝とせよ』・・だからです。」
「よろしい、今日もよくできたね。」

 慶子は目の前で繰り広げられる信じられない光景をただ黙って眺めていたが、ある重大なことに気づいた。
『恥をかけるだけかけ』『恥は人を大きくする』・・・・は智則の口癖だった言葉だ。
 雅明は智則から受けた「恥」の教育を、沙也香に授けているのだ。
 自分が強制されたように「恥」の告白をさせることによって。
 だが、何のために?
 もしかして口では批判的ではあったが、内心は智則の指導方針を正しいと思っていて、今その指導をおじ代わりの自分が、年少者に授けているということなのだろうか。
 いや、それにしてはおかしい。今沙也香に告白させた「恥」は性的な恥辱ばかりである。 とても若い女の子に告白させるような恥ではない。
 これは性的暴力以外の何物でもない、と慶子は思った。
 なぜ、そんな仕打ちを沙也香にしなければならないのだろう。
 慶子は有希江に視線を送った。しかし有希江は目の前の光景を微笑みながら眺めている。 瞳の奥にはS女性特有の冷たくも射るような鋭い光が宿っている。

「では、よくできた沙也香にご褒美をあげよう。でも、その前にしなくてはいけないことがあるよね。それは何だっけ?」
「あ、あの・・・淫乱で、エッチで、露出狂の沙也香は・・お仕置きをうけなくてはいけません。」
「うん、そうだね。お仕置きはどういう風にするんだっけ?」
「は、はい・・あの・・・おじさまやおばさまに・・お尻を・・・叩いて・・・いただきます。」
「うん、その通りだ。今日は、慶子社長も来ているから、3人に叩いてもらおうね。さあ、まずはおじさまからだ。いつもの姿勢になりなさい。」
 雅明の言葉に沙也香は素直に従った。抵抗などできないことを悟っている目である。
 沙也香は、雅明の太股に上半身を俯せ、マイクロミニのお尻を高く突き出した。
「では、今日は一人5回ずつだ。ただしこのパドルを使ってな。」
 雅明はテーブル下の入れ物から木製の平たい扇状のものを取り出すと、沙也香のピンクのショーツを一気に膝下まで引き下げた。
「あっ」
 沙也香の口から、小さな声が漏れる。恐怖のためか唇が震えているのがわかる。
 パシーッ 
 第一撃の破裂音が、部屋中をこだました。
「あっんん・・っ・・・」
 沙也香の口許が苦痛に歪んだ。
 パシーッ
 第二撃がより強い響きをもたらす。  
「うっっ・・・」
 沙也香の目に涙が溢れてきたのがわかる。
 パシーッ、パシーッ、パシーッ
 続けて3回の破裂音がリズミカルに続く。
「う、う、うっ・・・」
 沙也香の声がいつしか嗚咽に変わっていた。
 だが、沙也香にはそのまま苦しみをやり過ごす余裕は与えられてはいなかった。
 ゆっくり立ち上がると、雅明に向かって、
「おじさま、悪い子の沙也香にお仕置きしてくださって、ありがとうございます。」
 と涙ながらに言うと、雅明の手からパドルを受け取り、それを有希江に手渡したのである。まるで、自ら進んでスパンキングを要求しているかのような行為である。

 その後、有希江も慣れた手つきで5発のスパンキングを沙也香の形のいいヒップに打ち下ろした。
 スパンキングパドルは、沙也香の手を経て、慶子の手に渡った。
 パドルの柄は汗でじっとり湿っていた。恐らく興奮した有希江の手の汗だろう。 
 その汗の量から、有希江がどれだけ性的興奮を得ていたか伝わってくるようだった。
 慶子は、自ら閉じた太股に横たわってきた沙也香をしっかりと引き寄せると、前2人のやり方を真似て、パドルを露出したヒップに打ち下ろした。
 パシュゥ~ 間の抜けた音だった。遠慮がちに振り下ろしたことが伝わってきた。
 2発目、3発目、徐々に澄んだ破裂音に近づいていく。
「うっ、くっ、くっう・・・」
 沙也香の苦痛の声が高くなっていく。頬から涙が流れ落ちるのが見えた。
 慶子は思った。なぜ自分はこの娘を叩いているのだろう?
 沙也香の悲しげな顔を見ているととても叩くことなどできないはずなのに、手の動きを止めることができない。自分はもしかしたら、有希江以上のサディストなのでないかという気さえしてくるのだ。
 5発目のスパンキングは、最も甲高い響きを部屋中に残した。
 慶子は手がじっとり汗ばんでいるのがわかった。同時に、自身のヴァギナにも熱い湿りを感じていた。
 
 沙也香は慶子の手から、パドルを受け取ると、
「社長様、今日は、悪い娘の沙也香のお仕置きをしてくださって、ありがとうございます。」 と俯きながら言い、深いお辞儀を残して、慶子の前を離れた。
 ピンク色のショーツはすでに有希江の時に足首から抜き取れている。
 後ろだけ完全に捲れ上がったマイクロミニの裾からは、腫れ上がったヒップが露わになっている。
 慶子は沙也香の後ろ姿に目をやった。
 痛々しいまでに鮮やかな赤色がヒップの頂点を中心に広がっている。
 恐らく、スパンキングは日常的に行われているのだろう。
 右側のヒップには、いつのものなのか、紫とピンクの色鮮やかな痣が残っている。
 その痣はまるで筆で画いた絵画のようにさえ見える。
 
 絵画のように?
 いや、それは紛れもなく絵画だった。
 紫色の花とピンク色の花を人工的に画いた絵画であった。
(いやだ、この子、こんな所にタトゥーしてるんだわ。)
 慶子は更に神経を集中して凝視した。
 紫色の花はラベンダーだった。そしてピンク色はオトメユリを画いていた。
 二つの花が絡まり合った美しいタトゥーだった。
 きっと相当な腕のタトゥーアーティストの手になるものだろう。
 慶子は一枚のキャンパスを見るように沙也香のヒップを見つめていた。

 その時だった。慶子の背筋を味わったことのない電流が走った。
 『ラベンダー』と『オトメユリ』・・・・『ラベンダー』と『リリー』・・・
 右のヒップへのタトゥー・・・

「ええ? ええっ?」
 慶子の口から意味不明の言葉が漏れる。悲鳴とも喘ぎとも何とも言えない声だった。
 慶子は有希江の顔を見た。その顔には満足げな笑みが浮かんでいた。
 そのまま視線を雅明に向けた。やはり同じような笑みだった。
 
「フフフ・・・やっと気づいたみたいね。そうよ。慶子が思っている通り。」
 有希江の冷静な口ぶりは、目の前の事実が現実のものであることを証明しているかのようだった。
「ここにいる、『沙也香』こそ『リリー』なのよ。ううん、もっと言えば、私の元夫『坂下智則』、そして私たちの元上司『坂下部長』 まさに劇的な『再会』でしょ?びっくりした? フフフ・・・」
 慶子の耳には有希江の言葉と共に、自らの激しい鼓動が聞こえていた。あまりの衝撃に口を開いても言葉は出てこなかった。

「あんまりびっくりしたので、言葉も出ないって感じかしら?無理もないわ。もし私が慶子だったとして、今この場にいたらきっと同じ反応だと思うから。でも、夢でも幻でも作り話でも何でもないわ。目の前に見えてるのはすべて現実よ。」
「で、でも・・・有希江、あなた、『リリー』とは別れたって言ったじゃない?」
「フフフ・・確かに言ったわ。『リリー』とは別れたって。でも、ここにいるのは『リリー』ではないわ。新しく生まれ変わった『沙也香』という女の子。」
「『生まれ変わった』って・・・おかしいじゃない。だってこの子、本当の・・・」
「んん? 本当の・・・女の子だって言いたいの?」
 慶子は黙って頷いた。その視線は震えながらじっと立っている沙也香の無毛の股間に向けられていた。そこには男性を示す一点の証すら見えなかった。
「フフフ・・・沙也香、よかったわね、あなたのこと、本当の女の子だって認めてくれたわよ。でも、社長さんに嘘をついたままではいけないわね。ほら、あなたの秘密、社長さんに見てもらいなさい。」
 有希江はそう言うと、嫌がる沙也香の右足を力ずくで持ち上げると、そのままガラステーブルの上に乗せた。
 慶子の目前に沙也香の股間の深部が露わになった。そこには医療用のテープで巧みに固定されたペニスらしきものがあった。
「ホルモンの影響ですっかり小さくなっているけど、確かにペニスでしょ?もっとも、今ではエレクトすることもないから、本当にクリトリスみたいなものだけどね。」
 有希江の言葉に、慶子はゴクリと生唾を飲んだ。疑いが一つ氷解したことで、また一歩信じがたい現実を直視しなければならなくなったのだ。
 
「それにしても・・・・」
 慶子の心に最大の疑念が浮かんだ。
「この子の顔、あの『リリー』の写真と全然違うじゃない。第一この子、どう見ても20代前半にしか見えないわ。そんなのメイクで何とかなるわけないし、普通に整形したってここまで変われるわけないじゃない。 フフフ・・・やっぱり別人なのね? もう~ 有希江も人が悪いわねぇ。 どこかのニューハーフの子なんでしょ?」
 慶子の言葉に有希江は、フッと小さく微笑むと、ゆっくりとした口調で話し始めた。
「そう思うのは無理もないわね。確かに普通の整形でここまで変わるわけないわ。もし技術的にできたとしても危険だし、医者だってオーケーはしないでしょう。それに費用だって莫大だわ。でも私には洋順病院院長という強いサポーターがいるのは話したわよね?」
「ええ?つまり・・・整形で変わったってこと?」
「ええ。でも、院長もさすがに最初は拒否したわ。ここまで変えるには骨格も相当いじる必要があって、命の危険もある。だからどうしてもというなら、万一のことがあってもすべて自己責任であるという本人の同意書と誓約書を提出するようにと言われたわ。」
「ひ、費用は? だって・・さっき、費用は莫大だって・・・」
「ええ、費用は普通の整形手術費用とは、それこそ桁が二つ違ったわ。」
「どうしたの?有希江が払ったの?」
「フフフ・・・そんなことしないわよ。まず、『坂下智則』名義の預金、証券、不動産をすべて処分させた。それから、退職金も全額ね。つまり手術のために全財産を投げ出したってことね。だから今、残っている財産は、このアイドル並みの可愛い顔とモデル並みの魅力的な身体、それだけ。これからはそれを使って生きていくしかないの。ね、そうよね?沙也香?」
 有希江の問いかけに、沙也香は何も答えなかった。ただ、小さく一つ頷いて見せるだけだった。
「でもそこまでして作った費用なんだけど、残念ながらそれだけでは足らなかったのよ。手術前のいろいろな準備とか手術後の諸々とかもあってね。で、ある人に援助をお願いしたってわけ。その人はね、ある条件を満たしたら援助してもいいって言ってきたの。」
「条件って?」
「それは3年後、帰国したら一緒に暮らすこと。それも自分たちの娘としてね。」
「帰国? 娘? あっ・・・」
「フフフ・・・そう。私の姉夫婦のことよ。姉たちには子供がいないの。だから、沙也香を養女とすることを条件に援助に同意してくれた。それに、姉夫婦ってちょっと変わってるのよ。実は・・・姉はレズだし、義兄はゲイなのよね。まあ、世間体のための偽装結婚みたいなものね。だから子供もいないんだけどね。だから、そんな姉夫婦の所に沙也香が養女として暮らすってことは、どういうことか、慶子にもわかるでしょ?フフフ・・・」
「うん?どういうこと?」
「もう~、鈍いわねぇ。 男でも女でもない沙也香は、姉にとっても義兄にとっても、単なる娘ではないってこと。」
「あ、ああ・・・そういうこと・・・」
 慶子は目の前で肩を震わせながら、じっと会話の行方を聞いている沙也香の表情を見上げた。
 頬に赤みが差し唇をキュッと結んで、じっと恥辱に耐えているのがわかる。
 時折、頬を流れる涙が、細い顎を伝って、ブラウスの胸元に落ちていくのが見えた。

 〔続く〕

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プロフィール

サテンドール

Author:サテンドール
=============================================
女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

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