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ある性転者の告白 第13章-6

 ビデオカメラがセットされる間に、私の右耳には、涼子からの指示を受けるための、例のイヤホンが押し込められました。もちろん、その間も私のペニスを刺激する涼子の指の動きが止むことはなく、性感の高まりは、まさに頂点の一歩手前まで引き上げられていたのです。
『いい?じゃ、始めるわよ。フフフ・・・。あなたの目の前に写真集があるでしょ? うん、そうよ、それ・・・。あなたもオナニーするのになんか欲しいでしょ?だから、用意してあげたの。』
 私はイヤホン越しに聞こえてくる涼子の声を耳にし、性欲の高ぶりを抑えながらも、目の前に置かれている写真集に目を落としました。
 それは私のよく知っている某セクシーアイドルの写真集で、販売時にはかなり話題にもなったものでした。実は、私はそのアイドルの大ファンで、その写真集自体も持っています。しかも、恥を忍んでお話しすると、それを使ってオナニーした経験も一度や二度ではありません。きっと涼子は、そのことを知った上で写真集を用意したのでしょう。
『フフフ・・・驚いた?知ってるのよ、ファンだってこと。じゃあ、そのアイドルとエッチしていることでも想像しながら、オナニーをして見せてよ。あなたのそれが、クリちゃんなんかじゃなくて、りっぱなオチンチンだってこと、見せてみてよ。フフフ・・・・』
 私は写真集を手に取りページを開きました。
 実は、私には、その写真集の中にかなり気に入った作品があり、オナニーの時には決まってそれを使っていました。そこには憂いを含む思わせぶりな表情でこちらを見つめながら、抜群のプロポーションを誇示するかのように大胆なポーズをとっているセクシーアイドルの姿がありました。
 私は、そのページを見つめながら、右手をペニスにのばすと先ほどまで涼子がしていたように、人差し指と親指で「つまむ」ように、次に来るはずの性感の高まりをを待ったのです。
 私は指の動きを速めながら、そのアイドルとの行為を想像しようと目をつぶりました。
 ところが、不思議なことに、そんな想像のシーンが全く頭に浮かんでこないのです。いえ、そればかりではありません。催淫剤と涼子の指の刺激とで、頂点の一歩手前まで高められていた性欲の波が逆にどんどん小さくなっていくのがわかりました。
 私は焦りました。今まで、そのアイドルを思い浮かべながらのオナニーが途中で萎えることなどなかったからです。私は、もっと卑猥なシーンを想像しようと頭を巡らせながら指に力を入れました。でも、やはりダメでした。私が彼女を犯しているというエロチックなシーンそのものが、いえ、自分が女性を犯すという行為自体が全く想像できないのです。
 私は、離れたソファに座って指示を送る涼子に視線を向けると、小さく首を横に振りました。
『うん?どうしたの? せっかく男としてのオナニーをさせてあげようと思ったのに、できないの? おかしいわねぇ。フフフ・・・。あら? また、ちっちゃくなっちゃったじゃない? あなたのオチンチン。変ねぇ・・・ファンだったんでしょ?』
 指示された内容以外の言葉を発することの許されていない私は、首を横に振ることしかできません。
『しょうがないわねぇ。じゃ、もう一冊の方で試してみましょうか? たぶん無理だと思うけど。あなたの後ろ、うん、そう、袋があるでしょ? その中に写真集が入っているから、取り出してみて・・・・。』
 私は後ろを振り向くと、置かれていた茶色の袋に手を伸ばしました。
(うん?これって・・・・もしかして・・・)
 そうです。その袋は、私が4日前に新宿のアダルトショップでいくつかの商品を購入した際に、手渡された袋だったのです。私は震える手で袋を取り上げると、中をのぞき込みました。
(ああ、やっぱり・・・あの時の・・・)
 想像は当たっていました。袋の中には、あの男性ヌード写真集とグロテスクに黒光りしているバイブ、そして、目を覆いたくなるような卑猥なデザインのパンティが入っていました。
『男のあなたが、そんな写真集見ても感じるわけはないけど、まあ、ものは試しだから、やってみましょうよ。フフフ・・ じゃ、最初に写真集を開いてみて・・・うん、そう・・・どう? なんか感じる・・・?』
 私は涼子に言われるまま写真集を開き、ゆっくりとページを繰っていきました。どのページも、たくましい若い男性のヌード写真が載っていて、中には、全裸で太く逞しい男性自身を露わにしたものあります。
 私は、とっさにページを閉じようとしましたが、なぜか心の中に引っかかるものがあって、その手を止めてしまいました。
『あら? もしかして、興味あるの・・・? 男のくせに男の逞しいヌード写真に興味があるんだぁ・・・フフフ・・・。 じゃあね、これから私が言うように想像してみなさい、いい?今、あなたはその写真の男の子と二人きりでホテルの部屋にいるの。もちろん、二人とも裸・・・。彼はあなたの肩を優しく抱きしめて、唇を寄せてくるの・・・。あなたは目を閉じながら、そっと唇を開いて、彼の舌が入ってくるのを待っている・・・・。』
 私は大きく首を振ると、目をつぶり写真集から自分の視線を遮ろうとしました。
 そうでもしなければ、涼子の誘導する想像の世界に脚を踏み入れてしまいそうに思えたからです。けれども、このまま写真集をずっと見つめていたいという無意識の本能が、私の閉じた目をかすかに開かせてしまうのです。そして、涼子の声に従うように唇が少しずつ開いていくのを止めることができないのです。
『うん、そう・・・色っぽい顔になってきた。フフフ・・。そして彼の左手が、肩から滑り落ちるように、あなたの背中から腰へと流れていって、そのまま、お尻をなで回すように愛撫してくるの・・・。やがて彼はあなたを抱き上げると、そのままそっとベッドに降ろして、また熱い口づけを求めてくる。彼の右手はあなたのオッパイにのびてきて、包み込むようにそっとなで回したり、揉みしだいたりしてくるの・・・。そして、あなたの唇から離れた彼の顔がオッパイに近づいて、あなたの敏感な乳首に唇を近づけ、軽く吸ったり、舌で優しく転がしたり・・・』
「アアン・・・」
 私の開いた唇から、無意識の内にかすかな声がこぼれてしまいました。いくら拒絶しようとしても、涼子の導く想像の世界から抜け出せなくなってしまっていたのです。
 私の右手はいつしか自分の乳房に伸び、ツンと突き出た敏感な乳首に指を這わしていたのです。
『フフフ・・・だいぶ感じてきたみたいね・・・。やっぱり、あなたは心まで完全に女の子になっちゃったみたいね。フフフ・・。ほら、さっきまであんなにちっちゃくなってたオチンチン・・・ううん、クリちゃんが、また固くなってきたみたいじゃない?』
 私はその言葉を否定しようと、激しく首を振りました。
 しかし確かに涼子の言うように、セクシーアイドルの写真集を見つめていた時には、小さくなっていたペニスが、再びピンと固くなっていたのは事実です。同時に萎えかけていた性欲の高まりが、抑えようもないほどに大きな波になり始めているのがわかりました。
『フフフ・・・そんな否定しようとしたってダメよ。ちゃんとわかるんだから・・・。あなたは女の子として感じてるの。逞しい男の人に抱かれることを想像して感じちゃったのよ。あなたのオチンチンは、もう女を喜ばせるためのオチンチンじゃないのよ。男の人に愛撫されるのを待っているクリちゃんになっちゃったってことなの。あなたにはもう、男としてのオナニーをすることもできないのよ。だから、これから女の子のオナニーの仕方、教えてあげる。フフフ・・・。』
(そんなはず・・・そんなはず・・・あるわけない・・・)
 私は心の中で、自分に言い聞かせるように何度も何度も呟きましたが、他の男性を異性として感じ、それを求める欲望の高まりは衰えるどころが、激しさを増す一方でした。
『まずは、彼にお礼をしてあげなくちゃね・・・、彼の逞しいオチンチンをさわってあげるの・・・。そこにバイブがあるでしょ?それ、持ってみて・・・そう、そうよ。』
 私は涼子に指示されるまま、茶色の袋からわずかに姿を現していた、黒々と光るグロテスクなものに手を伸ばしました。
 すると、それに触れた瞬間、ビクンとした電流が身体全体に流れたかと思うと、まるで、ずっと待ち望んでいたものを、ようやく手にした喜びのような感情が心の中を支配していったのです。
 私はグロテスクで巨大なバイブを手にすると、涼子の指示も待たずに、優しく愛撫するようにさすり始めていたのです。
(ああ、どうして? どうして、こんなこと・・・してるの? ああ・・・どうして・・・?)
 心の中にかすかに残った理性の声が聞こえてきます。けれども、どうしてもバイブから手を離すことができないのです。 
いえ、そればかりではありません。黒光りをしているバイブを撫でさすっていると、それが、目の前の写真に写っている若く逞しい男性のもので、自分がそれを優しく愛撫している錯覚を覚えてしまうのです。私は全身が一気に熱くなり、うつろな表情に変わっていくのがわかりました。
『フフフ・・・そう、そんなにいいの。バイブが気に入っちゃったのね? とってもいい顔してるわよ。感じてるのがよくわかる。フフフ・・・。 じゃ、彼に言葉をかけてあげないと・・・。そうよ。カメラに顔を向けてね・・・そうよ。』
「・・・アア・・・あなたの、オチンチン、逞しくて・・・素敵・・・アア・・触ってるだけで・・・奈緒美・・・感じてきちゃう・・・アアア・・・」
 私はもはや理性の力で本能を抑えることができなくなっていました。 
 自分がカメラの前で晒している行為が、涼子の指示によるものなのか、本能に導かれて、自らが進んで行っているものなのかの区別さえつかなくなっていたのです。
『あらあら、自分からそんなこと言い出すなんて、よっぽど感じちゃってるのねぇ。フフフ・・。いいわよ、あなたの好きなようにして。愛する彼のオチンチンだもの、心を込めたご奉仕しなくちゃね。彼に喜んでもらえるようにね・・・フフフ』
 私は小さく頷くと、カメラの方に媚びを含んだ愁いのある視線を投げかけながら言いました。
「ね・・・ねぇ、あなたの・・・オチンチン・・・奈緒美のお口に・・・ちょうだい・・・お願い・・・奈緒美に・・・ご奉仕させて・・・」
私はバイブを顔に近づけると、その先端に舌を這わせていきました。
 そして小刻みに震える右手で、激しい鼓動に波打っている豊かな乳房を揉みしだいたのです。
「まあ・・今度はフェラまでして、ホント、はしたない子。フフフ・・・。でも、教えてもいないのに、女の子のオナニーが自然にできるなんて思わなかったわ。きっと、男に生まれたことが間違いだったのよ。あなたの心は生まれたときから女の子だったのよ。」
(生まれた時から心は女の子・・・ううん、そんなこと・・・絶対にない・・・アア・・でも・・・この抑えられない気持ちは・・・何?アアア・・オチンチンが・・・オチンチンが欲しい。犯されたい・・・)
 私は、口を大きく開き、バイブの先端を喉の奥まで飲み込むと、ゆっくりと顔を前後に動かしました。
『あらあら、そんな激しいフェラしたら、彼、我慢できないって言ってるわよ。フフフ・・・ あなたの身体の中に精液ぶちまけたいって言ってるわよぉ。どうするの?
女の子なら、彼の要求に応えてあげなくちゃね。 でも、男のあなたには彼に犯してもらうオ○ンコがないんだものねぇ? 一体どうしたらいいのかしらねぇ・・・フフフ・・・。』
 私は涼子の意地の悪い問いかけに導かれるように、バイブを唇から離すと、唾液に濡れ一層、黒光りをましたその先端を、お尻の谷間に滑らせたのです。
『フフフ・・・そう・・? お尻に入れてもらいたいの?。ホント、イヤらしい子。フフフ・・・。じゃ、いいわ。入れてもらいなさい。 そう、もっと奥までよ・・・そう、そうよ』 
 私はバイブの先端をアヌスに触れさせると、そのままゆっくりと沈めていったのです。
「アン・・・アアンン・・・アア・・・」
 全身に快感の波が走り、大きなうねりになって襲ってきました。
 あれほど、苦痛を感じていた肛交なのに、太く長いバイブを飲み込んでも、痛みは全く感じないのです。それどころか、もっと奥まで貫かれたいという欲望が抑えきれないほどにふくれあがってくるのです。
 私はバイブを握る手に力を入れ、ぐっと奥まで挿入しました。
「アアン、・・・アアア・・・」
『すごい感じ方ねぇ。切なそうな声出しちゃって。フフフ・・・ あら?あなたのクリちゃん、すっかり固くなったみたいじゃない。ねぇ、そろそろ、イきたいんじゃない?いいのよ、遠慮しないで。彼に犯されながら、イっちゃいなさい。ザーメン出しちゃいなさいッ』
 忘れかけていたペニスへの意識が、涼子の言葉で再び呼び起こされました。
 私は乳房を愛撫する右手を離すと、そのままペニスに触れさせたのです。
 しかしその瞬間、叱りつけるような涼子の言葉が耳に届きました。
『ダメよッ、クリちゃんに触っちゃダメ。手を胸に戻して・・・そう、そうよ。バイブの・・・いいえ、彼のオチンチンに犯されながら、イっちゃいなさい。 ほら、彼の動きがどんどん激しくなっきたわよ。 あなたももっともっと、感じちゃいなさい・・・。』
 私は右手をペニスから離すと、再び乳房への愛撫を始めました。
 そしてそれに合わせるかのように、バイブを持つ左手に握りしめ、身体の奥へと導いたのです。
 その瞬間、全身を流れていた電流が一気に脳を直撃し、つぶったまぶたの裏にいくつもの星が瞬きました。
「アア・・・ か・・感じる・・・アアン・・・アア~ンンン・・・」
『そうよ、そのまま、イっちゃいなさい・・・。男の犯されてザーメン、出しちゃいなさいっ』
「ああ・・、イ・・・イク・・・・奈緒美・・・イ・・・イッチャウゥぅ・・・」
 涼子の言葉が終わらない内に、太股がプルプルっと痙攣したかと思うと、小指ほどのペニスの先端から、何かが放出(いえ、こぼれ出すといった方が適切かもしれませんが)するのがわかりました。
 それは射精というにはあまりにも情けなく弱々しいもので、その液体も精液などと呼べるものではなく、精子を含まない透明な粘液にしかすぎません。けれども、それは間違いなく、私自身の性欲が頂点に達したことの証だったのです。

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サテンドール

Author:サテンドール
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女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

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