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ある性転者の告白 第14章-5

 私は二人の内の少し太った方の男に近づくと、その耳元に唇を近づけ、そっと囁いたのです。
「ねぇ、オジサマ・・・ここで、奈緒美、サービスしてあげる。ね、だから、入って、お願い・・。」
 私の心は不安と恐怖でいっぱいでした。けれども引き返すことは許されません。
 私は震える脚が絡まりそうになりながら、ようやくトイレの個室にたどり着くことができました。
「ホントにサービスしてくれるの?どういうサービスしてくれるのかなぁ? へへへ・・」
 男はそう言うと目の前に立ち、Dカップの双乳が作る深い谷間をニヤニヤしながら、のぞき込んできました。私はその視線に気づき、とっさに右手で胸を隠すと、上半身を屈めて男の視界を遮ろうとしました。
「おお、いいねぇ・・今度はパンチラかい? ずいぶん色っぽいパンツはいてるんだねぇ・・・ヘヘヘ。」
 私はハッとしました。身体を斜めにして屈む姿勢をとったことで、純白の超マイクロミニの裾から、ピンクのスキャンティが露わになってしまったのです。
 男の無遠慮な熱い視線がそこに集中しているのがわかり、とっさに屈んだ姿勢を戻すと、スカートの裾を押さえました。
「そんな、今更隠したって。見られたくて、そんな格好してるんだろう? ヘヘヘ・・・。それにしても、そんな可愛い顔して痴女だったなんて信じられないよ。『サービスしてあげる』なんて色っぽい顔で言うんだもんなぁ。早く、やってよ、そのサービスっていうのさぁ。ヒヒヒ・・・」
 男は下卑た笑みを満面に浮かべながら言うと、私の全身になめ回すような視線を注ぐのでした。
(こ・・・こんなことって・・・一体、どうすれば・・・・どうすればいいの?)
 私が逡巡していた、その時です。涼子からの指示が耳に聞こえてきました。
もちろんそこは個室ですから、涼子からは見えるはずはありませんが、きっと私が逡巡してるということが想像できたのでしょう。その指示はまるでこの様子をどこからか見ているかのように的確でした。
『フフフ・・・どうせ、奈緒美ちゃんのことだから、もじもじして何もしてないんでしょう? 見えなくたってわかるんだから。 いい? これから、痴漢男たちにサービスしてあげるの。わかるでしょ?言ってる意味が・・・。イかせてあげるのよ。奈緒美ちゃんがお勉強したテクを使ってね。フフフ・・・。ただし、制限時間は一人二十分よ。その間にイかせることができたら、合格。それからね・・・・・・・・』
 涼子の指示が突然途絶えました。男がイヤホンに気づき、引き抜いてしまったのです。「何これ? なんか音楽かなんか聞いてるの?」
 男はイヤホンを自分の耳に押し込みました。
「だ、だめ・・・返してっ・・・・」
 私は男からイヤホンを奪い返そうとしましたが、男は身体をよじり私の手を避けました。
「なんだ、何にも聞こえないじゃないか。」
 どうやら涼子からの指示は終わっていたようです。男はイヤホンを耳から外すと、棚に乗せたバッグの上に無造作に置きました。
 私は激しい不安感の中で、指示の続きがどういうものだったのかを考えようとしました。しかし、そうしている内にも制限時間の二十分は過ぎていってしまいます。
(とにかく二十分の間に、イかせなくちゃいけない。でも、どうやって・・・?)
 私は焦燥感に襲われながらも、ある考えが頭の中に浮かびました。それはあまりに恥辱的な行為ではありましたが、うまくいけば見ず知らずの、しかも、痴漢行為を働くような卑劣な男の身体に触れることなく、目的を果たすことができるかもしれないのです。
(仕方がない・・・やるしかない。)
 私は意を決して、一度大きく首を振ると男の目を見つめながら小さな声で言ったのです。
「ねぇ、オジサマ・・・奈緒美・・・今から・・・オジサマのお気に入りのポーズ・・・してあげる。だから・・・何でも言って・・・ね・・・」
 男はそのセリフに一瞬驚きの表情を浮かべましたが、すぐに目尻を下げ、ニヤケた表情を浮かべました。
「へー、そうか。それがサービスってことなんだね? やっぱり露出狂ってやつかぁ。ヘヘへ・・・」
 私は抑えきれない羞恥心に、顔が熱く上気しているのに気づきましたが、ここでためらうゆとりなどありません。男をその気にさせ、早く満足させなければならないのです。そのためには男の望む露出狂の痴女を演じるより他に方法はありません。
「そ・・・そうなの。 奈緒美、男の人のイヤらしくて熱い視線が・・・好きなの。ね、だから、お願い、オジサマ・・・遠慮しないで・・・言って。」
 私はわざと媚びを含んだ目で男を見つめると、背筋を伸ばして大きな胸を突き出して見せたのです。服の上からでもバストの形と乳首が浮き出ているのがわかります。
「おお、いいオッパイしてるねぇ。ヘヘヘ・・・。でもね、オジサン、実は脚フェチなんだよ。特に君みたいに可愛い顔してて、すらっとした綺麗な脚してる子を見ると、たまんないんだよね。 じゃあさ、さっきみたいに、ちょっと身体を斜めにして前屈みになってみてよ。」
 私は小さく頷くと、口元に微笑みを浮かべながら、男の言う通りに、少し前屈みになってお尻を突き出してみせたのです。
「おお、また顔を出したねぇ、ピンクのパンツが・・・。ヘヘヘ・・・ それにしてもホレボレするくらい綺麗な脚してるね。お尻もプリンとしてて、本当に色っぽいねぇ。ヘヘヘ・・」


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プロフィール

サテンドール

Author:サテンドール
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女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

それとランキングにも参加させていただきますので、
ポチッとクリックいただければ幸いです。

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