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ある性転者の告白 第14章-6

 その後も男の指示は休みなく続きました。その声からは、徐々に興奮が高まっているのがわかります。
 けれども一向に肝心な行為に及んでくれないのです。それは言うまでもなく、男が性欲の高ぶりに抗しきれずに行う自慰行為のことです。
 そうです。私は痴漢男が自慰で果ててくれれば、屈辱的な行為、つまり自らの手や口を使って射精に導くことを避けることができると考えたのです。挑発的で扇情的なポーズは男をそこに導くための苦肉の策でした。それなのに・・・。
 時間がどんどん経過していきます。私の心には焦りばかりが募っていきました。
「ねぇ、オジサマ・・・じっとしてちゃ・・イヤ。 奈緒美のエッチな身体見ながら・・・オ・・・オナニーしてみせて・・・。奈緒美、男の人が・・・オナニーするの見るの・・・好きなのぉ。」
 私はこみ上げてくる羞恥心を必死になって押さえながらも、淫乱な「痴女」を演じるしかなかったのです。
「ほぅ・・・君みたいな可愛い女の子が『オナニーして』なんて言うと、ドキっとするねぇ。 それにしても可愛い顔の割には、ハスキーで色っぽい声してるじゃないか。なんか、ゾクっとしちゃうよ。 へへヘ・・・」
 男だとバレないようにできるだけ押さえた声で話していたことが、男にとっては、かえって魅力的な声に聞こえているようでした。それは、全く予期していなかった効果でしたが、それでも男は一向に自慰行為に及ぶ気配を見せません。
「でもさ、痴女なら痴女らしく、そんな遠回しな言い方じゃなくて、もっとイヤラシイ言い方してくれないと、その気になれないなぁ へへへ・・・。」
 男は口元を崩しながら、わざとらしく言うのです。
 私は男の喜びそうな言葉を思い浮かべてみました。それは思い浮かべるだけでも赤面してしまいそうな言葉ばかりで、すぐには声に出すことはできません。けれども、私にはもう迷っている時間はありませんでした。
(イヤらしい痴女になりきるの。思いっきりイヤらしい言葉で、その気にさせなくちゃ・・・。)
 私は、そう心に言い聞かせると、男の目をすねたように見つめながら言いました。
「ううん、意地悪ね・・・オジサマったら・・・。でも・・・いいわ。オジサマ、奈緒美のタイプだから言ってあげる・・・。ねぇ、オジサマ・・・、奈緒美のパ・・・パンチラ・・・見ながら・・・チ・・・チンポ・・・勃っちゃってるんでしょ? ううん、いいのよ、隠さなくったって、わかるんだから・・・。ねぇ、大きくなった、チンポ・・・奈緒美に・・・見せてぇ。お願い・・・。」
 男は私の卑猥なせりふに満足したのか、ニヤけた表情を浮かべながらズボンのファスナーに手をかけ、すでに大きく誇張した肉塊を窮屈そうに引き出したのです。
 私はそのグロテスクなものに嫌悪感を覚え、反射的に目をそらそうとしましたが、すぐに思い直して、視線をその部分に向けました。痴女なら、きっとそうするだろうと思ったからです。
「ああ、すごぉい・・チンポ、すごく大きくなってる・・・。ねぇ、オジサマ・・・、大きくなった、チンポ・・・奈緒美の目の前で触って・・・ううん、シコシコ・・・して・・・。奈緒美のパンチラ見ながら・・・シコシコしてぇ・・・奈緒美、男の人の・・・オ・・・オカズになりたいのぉ・・・」
 私は悩ましげに腰を揺らしながら、スカートの裾を少しまくり上げ、ピンクのスキャンティを強調して見せました。
  男は右手を誇張に添えると、ゆっくりとさすり始めました。
 私はわずかではありますが、安堵感を抱きました。これで男を満足させることができると思ったからです。
 けれども、そんな私の思いを知ってか知らずか、男は手の動きを早めることはせず、ゆっくりと快感を貪るかのように、時間をかけてさすっているのです。
 私の心に、また時間に追われる焦燥感がわき上がってきました
「ね・・・ねぇ・・・オジサマ・・・どうしたの? もっと・・・もっと激しく・・・シコシコ・・・して・・・。奈緒美・・・オジサマのザーメン・・・早く・・見たいの・・・ねぇ見せて・・・お願い・・。」
「へへへ・・・、いや、こんな可愛い子のパンチラ、ゆっくりと楽しまなきゃ損だからねぇ・・・。それに、どうせならオッパイも見せてみなよ。そうすれば、すぐにでもイっちゃうかもなぁ・・・へへへ・・・。」
 ためらっている余裕などありません。私は純白のボディコンに手をかけると、下からめくりあげるようにして、双乳を男の目に晒しました。
「おお、オッパイもいい形してるねぇ・・・。美乳ってやつだなぁ・・・。なあ、ちょっと、触っていいかなぁ・・・。おじさん、触りながら、センズリするからさぁ・・・」
 男の右手が豊かな胸の膨らみに伸び、荒々しくもてあそび始めました。
「おお、柔らかいねぇ。ボヨヨンってしてるよ。ヘヘヘ・・・たまんないねぇ・・・。それにこの乳首・・・ツンとしてて、可愛いねぇ・・・」
「アン・・・ダ・・・だめ・・・そこは・・・アンっ・・」
 男の指先が、敏感な乳首に触れた瞬間、あの電流のような感覚が全身に走り、私は思わず声を上げてしまったのです。
「ほぅ、乳首が感じるのか・・・。へへへ・・・。じゃ、これはどうかなぁ・・・。」
 男は、私の反応を楽しむかのように、指先でつまんだり、つついたりしながら、顔色をうかがってきます。
「アアン・・・イヤ・・・アアンぅ・・・」
 私は、本能からわき上がってくる性感を振り払おうと、顔を何度も左右に振りました。
 男は乳首への愛撫が、思っていた以上の反応をもたらしたことに気をよくしたのでしょう、誇張から手を離し、両手で豊かな双乳の感触に浸り始めたのです。
「お・・・オジサマ・・・どうしたの? ねぇ、お願い・・・シコシコ・・・してぇ。
 私は胸をまさぐる男の手を振り解いて、哀願するような視線を向けて言いました。けれども、男はニヤつくだけで、手を誇張に触れることはしません。いえ、それだけではなく、とんでもないことを要求してきたのです。
「ねぇ、感じさせてあげたんだからさぁ・・・今度は、おじさんを感じさせてくれなくちゃ。ヘヘヘ・・・。」
 男は恥ずかしげもなく、いきり立った誇張を突き出し、「手コキ」を促したのです。(ああ、もう、どうすることもできない・・・従うしか・・・)
 ワインレッドのマニキュアで施された指先を男の誇張に触れさせました。その瞬間、悪寒にも似た嫌悪感が全身に走りましたが、私には、唇を噛みしめて耐えるしかありませんでした。
「おお、上手だね・・・んんん・・・ううん・・・。」
 男は、私の指先の動きを楽しむかのように目を閉じ、時折くぐもったうめき声を上げました。
 私は男を一刻も早く果てさせようと、指の動きを速めました。
「おお、そ・・・そんなにされると・・・すぐに・・・イっちゃいそうだよ・・・ううん・・・。」
「いいの・・・オジサマ・・ね、早く、イって・・・ザーメン・・・出してぇ・・・」
 私は男の耳元で囁くように言いながら、指先に気持ちを集中させました。
 けれども、男は、そんな懸命な奉仕にも関わらず、私の手を払いのけると、さらに残酷な要求をしてきたのです。
「ねぇ、ホントは、手コキなんかじゃなくて、おしゃぶりしたいんだろう? 隠さなくていいよ。ちゃんとお願いしてみなよ。ほら、早く・・・。ヘヘヘ・・・。」
 私は男の言葉を聞き、吐き気が催すほどの嫌悪感を覚え、全身に震えが走りました。しかし拒否することはできないのです。


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プロフィール

サテンドール

Author:サテンドール
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女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

それとランキングにも参加させていただきますので、
ポチッとクリックいただければ幸いです。

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