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ある性転者の告白 第14章-7

 私の心はすっかり無気力な諦観に占められていました。
「そ、そうなの・・・奈緒美ね、お・・おクチでするの、好きなの・・・。奈緒美のおクチに、オジサマのザーメン、いっぱい、いっぱい、ちょうだい・・・ね、お願い・・・ オジサマぁ・・・」 
 両方の瞼に、涙があふれてくるのがわかりました。私は上を向き、涙がこぼれ落ちないようにしながら、仁王立ちしている男の前に跪いたのです。脈打っているグロテスクな肉塊が目の前に飛び込んできます。
「ヘヘヘ・・・そうか、やっぱりねぇ・・・フェラが好きなんだぁ。こんな可愛い顔して、ホントにスケベな女の子なんだねぇ。いいよ、じゃ、おしゃぶりさせてやるよ。ヘヘヘ・・・」
 男はそう言うと、いきり立った誇張をグイッと突き出してきました。
 私はワインレッドのルージュの上にグロスを乗せて、なまめかしく輝いた唇をその誇張に近づけました。そして一瞬のためらいの後、舌先を小さく出すと、その先端に触れさせました。
 その瞬間、悪寒と吐き気が全身に走り、抑えていた涙がとうとう頬を流れ落ちていきました。
 心の中に言いようもない情けなさと悔しさが満ちあふれてきましたが、とにかく一刻も早く、この屈辱的な行為を終わらせなければなりません。私は男の快感を高めようと、心にもない媚びの表情を浮かべながら、舌先を大きく伸ばすと、いきり立つ誇張を下から上、上から下となぞるように這わせたのです。
「う、うん、じょ、上手だね。自分から・・・おしゃぶりしたいなんて言うだけのことは・・あるねぇ・・・うう・・・気持ちいい・・・」
 私は男のくぐもった声に応えるように、大きく唇を開くと、誇張の先端から喉の奥にゆっくり飲み込んでいったのです。
 男は私の口唇奉仕を味わいながら、右手を胸に伸ばし、荒々しく揉みしだきました。
 その時、私の心に不思議な変化が現れ始めていました。先ほどまでの悪寒と吐き気が徐々に静まってきたのです。いえ、そればかりではありません。男から褒められること、そして男を喜ばせている自分にある種の快感のような不思議な感情が芽生えてきたのです。
 私は本能的に、男の空いた右手をつかむと、もう一方の乳首に誘導しながら唇の動きを速めたのです。
「あう、うっ、いい・・・そんなに、は、激しくされると・・・イ、イっちゃうよっ・・・」
「い・・・いいの、オジサマ、奈緒美のおクチでイって・・・おクチに、ザーメン・・・ちょうだい・・・」
 私は一旦唇から誇張を離すと、媚びを含んだ上目遣いで男の顔を見上げながら言いました。
 そしてもう一度誇張を喉の奥まで一気に飲み込むと、今度は激しくジュルジュルっという音を立てながら、顔を前後に激しく動かしました。
 そして次の瞬間・・・
「ううぅ、イ、イク・・・イクッ・・・」
 男は叫び声をあげると、下半身をグイッと突き出し、喉奥に自らの誇張を押し込んできます。そして全身を痙攣させたかと思うと、喉奥をめがけて、熱い樹液をピューピューと、まるで音を立てるかのように放ちました。
 私はそれを黙って受け止めると、痙攣が収まるのを待ってから、ゆっくりと誇張から唇を引き離しました。そして息づかいの荒い男の目を見上げながら、コクッ、コクッと音を立てて燕下して見せました。
 もちろん、そんな娼婦のような技巧は涼子たちの指導によって、強制的に身につけさせられたものではあります。でも、その時の私の行為がすべてが演技によったものだと断言する自信はありません。なぜか心の隅に、自ら進んで行っている行為のようにも感じられたからです。現に、この後の二人目の痴漢男に対する奉仕は、まるで自分が風俗嬢にでもなったかのような錯覚まで芽生え、躊躇うことなく行うことができました。

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サテンドール

Author:サテンドール
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女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

それとランキングにも参加させていただきますので、
ポチッとクリックいただければ幸いです。

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