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ある性転者の告白 第14章-8

 二人の見ず知らずの男の性欲を受け止めた後、私は乱れた服を整え、公衆トイレを後にしました。トイレの入り口付近には、涼子と村井の二人が何やらコソコソと話をしながら立っていました。
「フフフ・・・お疲れ様。あの痴漢男たち、満足そうな顔してたわよ。ちょっと時間オーバーだったけど、まあ、いいわ、許してあげる。ところで、どんなサービスしてあげたの?教えてよ。フフフ・・・。」
 私はその言葉を聞いて、全身が熱くなってきました。トイレの中で自分が行った行為がどんなに恥辱的なものだったかを改めて思い出させられたからです。
「あらっ? ルージュが落ちてるじゃない? まさか、お口を使ったの? 信じられないわぁ・・・見ず知らずの男にそんなことよくできるわねぇ・・・。サービスしろとは言ったけど、まさか、そこまでするとは思わなかったわ。あきれたわ。もう、すっかり淫乱女になっちゃったのねぇ。奈緒美ちゃんは・・・。ハハハ・・・」
 涼子は村井に聞こえるような声で言いました。村井はそれををただニヤニヤしながら聞いています。
 そばを行き交う人々が、涼子の声に気づき、何事かという顔をこちらに向けました。。けれども、その怪訝そうな表情は、ほんの一瞬だけで別の表情に変化します。
 それは、過激なまでに露出度の高い服を着ている私の存在が目に入ったからに違いありません。口元に下卑た笑みを浮かべる男たち、そして蔑むような視線をあからさまにぶつけてくる女たちの中で、私はいたたまれたいほどの恥辱に耐えるしかありませんでした。
 
 しばらくして涼子と村井は、じっと俯きながら立ちつくしている私を残して、再び離れていきました。涼子からのイヤホン越しの指示が再開されました。
 私はまるで夢遊病者のような覚束ない足取りで、ホームに向かいました。もちろんその間も、男たちからの好色な視線と女たちからの蔑みの視線はやむことはありませんでしたが、そんなことは大して気にもならなくなっていました。心の中では、トイレでの恥辱的な行為への後悔の念の方が、遙かに大きくなっていたからです。
 私は指示されるまま、ホームで待っている電車に乗りました。昼下がりの車内は比較的空いていて立っている人もほとんどいませんでした。
 私は、ドア付近の空いている席に腰掛けました。向かいの座席には、数名の男女が座っていました。気がつくと、彼らの視線は皆一様に私に向けられています。昼下がりの電車には似つかわしくない、大胆な服装に何とも言えない表情が浮かんでいます。
 電車が小さな振動を残して動き出すと、私はそっと目をつぶりました。もちろん、眠るたまなどではありません。目をつぶることも涼子からの指示による行動です。
 電車は規則的な振動を繰り返しながら、スピードを上げていきました。そして、その振動に合わせるかのように、私は閉じ合わせた両脚の力を緩め、少しずつ広げていったのです。
『そう、いいわよ・・・奈緒美ちゃん。前の男たちが、じっと、奈緒美ちゃんのスカートの奥、見つめてるわ。あら?高校生の男の子、モジモジし始めたわよ。フフフ・・・』
 私は薄目を開けて、前に座る高校生の様子を探りました。確かに涼子の言う通り、落ち着かない様子でモジモジとしています。さらによく見てみると、その高校生は、ポケットに手を入れて、血走った視線を向けながら、制服のズボンの前を何やら、動かしているのです。
『あら? もしかして、オナニーしてるんじゃない、その子? フフフ・・・。ねぇ、奈緒美ちゃん、もっと、見せてあげなさいよ。 男の子のオカズになってあげるのよ。フフフ・・・。』
 私は涼子に言われまま、両脚を広げ、時折ゆっくりと角度を変えながら、薄目を開けて、高校生の反応を見つめました。もちろん、羞恥心がないわけではありません。けれども、なぜかその時心の中に芽生えていた、男の視線を浴びていたいという女としての本能のような感情が、それを打ち消してしまっていたのです。
 私は、まるで少年の心を弄ぶ年上の痴女にでもなったような気持ちになり、さらに大胆に脚を動かしたのです。その動きに反応するかのように、少年はズボンの前を手を、ポケット越しにでもそれとわかるほど、激しく動かし始めました。
 私ははっきりと目を開け、口元に小さな笑みを浮かべながら、高校生に挑発的な視線を送りました。すると彼は一瞬気恥ずかしそうな表情を浮かべて目を逸らしましたが、次の瞬間、「うっ・・・」と小さな一言を発し、目を閉じました。
 それは、若い男の性欲が絶頂に達したことを示す証であることは私にもわかりました。
『あらあら、どうやら、イッちゃったみたいよ。奈緒美ちゃんもいけない子ねぇ、年下の男の子、挑発しちゃって・・。でも、よかったじゃない? 男の子のオカズになれて。きっと、しばらくの間は、奈緒美ちゃんを思い出しながら、オナニーすることになるわね、きっと。フフフ・・・』
 私はそんな涼子の言葉で現実に引き戻され、激しい羞恥心と後悔の念に襲われたのでした。

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プロフィール

サテンドール

Author:サテンドール
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女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

それとランキングにも参加させていただきますので、
ポチッとクリックいただければ幸いです。

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