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ある性転者の告白 第15章-7

 その後、手術は約九時間もの時間をかけて行われました。
 完全に男性器を切除された下半身には、巧みな技術で本物と寸分違わぬ女性器が形成され、胸にはDカップの「豊乳」バストを形作っていたシリコンから、新たにHカップの「爆乳」に造りかえるための生理食塩水パックに入れ替えられました。そして、それまででも十分にグラマラスなラインを作っていたヒップ全体にも、新たに脂肪が注入され、より大きく豊満なラインを作り出したのです。
 また女性的な高い声が出るように声帯を細くする手術まで施したのです。そして胃の約半分を切除し、その空いたスペースに新たに一年間は十分に機能し続ける、高濃度の女性ホルモンの入った小型の容器が埋め込まれました。これにより食が極端に細くなり、女性ホルモンの大量投与による肥満などの副作用を抑え、人為的に作った体型をずっと維持し続けるのが可能になったのです。
 これだけでも私にとっては衝撃という言葉では言い表すことのできないほどの変化だったのですが、悪魔の所業とも言うべき彼らの人体改造はそれだけではありません。
 なんと下腹部には、病死した若い女性の子宮と卵巣が移植されたのです。このことは、つまり女性が味わう生理の煩わしさと妊娠の恐怖を、男である私に与えたことに他なりません。さらに巧みな医術で形成された女性器の付近には、ボタン電池大の小さな電磁波を送るためのリモコンの受信機が埋め込まれ、陰核の皮膚の除去も施されたのです。
 私は当初、受信機の存在と陰核皮膚除去という手術が行われたことを知らされていませんでした。それがわかったのは、退院後のことです。電磁波の送信機のリモコンは、村井たちの手中にあり、そのスイッチを押すことで新たに形成された女性器を電磁波が刺激されると、言うまでもなく激しい性欲に襲われことになったのです。しかも陰核皮膚の除去により、敏感になった女性器はわずかな刺激にも反応し、自分の身体を自分でコントロールできないほどの性欲の高まりを強制的に与えられることになったのです。
 
 そしてだめ押しとも言うべき人体改造が、なんと結花の提案により加えられたでした。
 手術後、意識を回復した私の前には、それまで一度も見せたこともない冷淡な表情を浮かべながら立っている結花がいました。
 結花はしきりにくぐもったうめき声を上げる私に向かって淡々とした口調で言ったのです。
「あなたは、もう完全に奈緒美ちゃんになったのよ。でもね、私にとっては、好きだった直樹さんの面影が残った顔を見るのはつらいの。だから、先生に頼んで、整形手術をしてもらったわ。あなたの顔、腫れが引いて、包帯をとったら、きっと、驚くでしょうね。でもね、それがあなたにとっても、私にとっても、一番いいと思うのよ。あなたも望み通りに女の子に生まれ変わったんだから、人生をやり直す意味でも、全く別人になった方がいいでしょ。」
(結花、ちがうんだ、君は誤解してるんだっ・・・)
 私はありったけの大声で叫ぼうとしましたが、顔全体を拘束する包帯がそれを許しませんでした。結花の言う「顔の整形手術」が果たしてどのようなものなのか、抑えようもない恐怖心が沸き上がってきました。

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サテンドール

Author:サテンドール
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女性化小説なら国内・海外を問わず大好きです。

特に屈辱系・羞恥系・強制系・寝取られ系・立場逆転系・年齢退行系・SISSY系などなど・・・。

happy よりは、unhappy ending が好み。
(ちょっと、性格がゆがんでるのかも^^)

私事ですが、以前某サイトに 
「高野奈緒美」のペンネームで
『ある性転者の告白』という拙い小説を掲載させて頂いておりました。事情があって途中で掲載を止めましたが、その完結編も当ブログでご紹介できればと思っています。

それとランキングにも参加させていただきますので、
ポチッとクリックいただければ幸いです。

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